自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

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4・5・6日目(20・21・22日):富士山から八ヶ岳へ

2010-10-02 16:55:52 | 旅行記

20日富士吉田YHを7時半ごろ出て駅に向かいます。駅の手前で月江寺の案内看板、近くのようなので早速。かなりの名刹のようですが、周りの石造関係は中国物?以前その関係に居たので何となく・・・(こだわるほうが可笑しいのかも)。

今回少しでも軽くとカメラもデジカメでなく、携帯があるのでそれで済まそうと(画素数も1280*960で丁度良し、SDカードはギガまであります)。よって歪んでいたり、ボケています。

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街には湧水が豊富?!また町全体が富士の裾野でかなりの勾配を持っています。

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8:26の電車で大月へ。大月で朝食、うどんとお稲荷さん。駅に併設のお店ですが美味しいのには驚き!近辺のうどんは自慢らしいです。380円値段も納得!

9:39特急あずさ 10:58茅野到着。ここで富士登山用のサブザック、運動靴、余分な衣類をコインロッカーへ。向かいのビルの周りがバスの停留所。切符を買いに行くとすぐに美濃戸口行きがあるそうですが、バーナーのガスを探さないといけないので(空港で没収!)パス。

お店の人に聞くと20分ほどの所にホームセンターがあります。お店に行く途中での様子!御柱祭という行事はこの地方の生活なのですね。。

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お店にはダブルのボンベしかありません、カップめんのお湯沸かすだけなので、携燃にします。ならバーナーは要らないので少しでも軽くとロッカーの300円を無駄にしますが、戻ります。なんとロッカーには鍵が付いたまま!!お金を入れて、荷物入れて、戸を閉めて・・・。取られる物でもないのですが・・・(ついてるな~)。

そこで奮発とこれからの馬力付けに駅前のうなぎやさん!!ここも美味!

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バス待ちの間、バスセンター内の牧場牛乳も!これも美味!で13:45の諏訪バスで美濃戸口へ。乗客は3名?1時間ほどですが、最後までは私一人でした。

美濃戸口はロッジ兼レストランがあり折り返しの便には帰りの登山客がそこそこ居ますし、レストラン(休憩所代わりにしている人のほうが多いのでは?)で八ヶ岳のルートマップを貰って(中国と違って日本にはただの物が多いです!!)。さて今夜の宿美濃戸山荘まで3キロ1時間15分ほどの林道歩き。

登山口の美濃戸山荘です。手前には2軒の同じくらいのロッジもあります。やはり内地の登山人口は半端でないよう。でも平日からかシーズン終わったからか、宿泊客は2名、広い部屋の端々で。なかなかな山人のようで、若いころは北海道にも来ていたそうです。さかんにまた来たいと、是非にとお誘いしてきました。それにしてもおいしい夕食(山菜、キノコ、岩魚etc)。

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翌朝(21日)には件の彼の見送りを受けて(このことでこの後・・・)6:35出発。林道を行きます、が行者小屋への分岐がありません。どうも見落としたようです(その覚えもないのですが)、地形は完全に赤岳鉱泉ですが、このまま進みます。

途中の砂防ダムからは登山道、よく整備されています。

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北の沢沿いで、8:47赤岳鉱泉。温泉も楽しめそうです。内地の山小屋の規模にはどこでもびっくりします。

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サイト地にはテントもありました。わが姿をガラスに映して。

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そこからの峠越え、ガスの中です、登りは楽ですが~。

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峠越えで9:35行者小屋。ここも鉱泉に劣らず大きな山小屋、こんなに人が来るんでしょうか?ここまで出会った人はいませんが。さてここからは、予定では赤岳越えで展望荘ですが明日の縦走を考え少しでも体力温存で、地蔵の頭・展望荘へと舵を切ります。

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結果的には大正解!樹林帯抜け尾根までわずかの鎖場からガスの中強い風を受けます。尾根に出たところではまともに立って居れません!赤岳には登れたか?頭からはすぐ赤岳展望荘。10:52到着、宿泊申し込むと、降りたほうがいいんじゃないかと親父さん。2日の予備日があるのでともかく1日はと(北海道から来てるんでっせ!!)。

諦め、談話室で本でも読んで・・・。なんと、2時ごろになってガスが急に上がり風も収まります。なんと目の前に赤岳山頂が!

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談話室で同年輩の方と挨拶、フム?熊本のイントネーション。熊本からの方です、すっかり話し込みます。この方と山頂へ(足腰の確かな方、すっかり遅れを取りますがマイペースで)、14:28山頂。

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ここは一等三角点。でも浮いていました!登っていた若い子に三角点のいわれなんかを少し・・・(おじさん!しかしなんぼ近いといっても、この状況で空身での行動は、反省!!)

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赤岳頂上山荘。今年の営業は終了のようでした。それにしても、富士山といい、ここといいすごい設備の山小屋がどこにでもあるといった感じです。

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横岳、硫黄山の縦走路です。

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下には行者小屋?

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山小屋にはそこそこ宿泊客(20人以上?)になっています。食事はバイキング、ハハハ、そしてお風呂まで(大きな五右衛門の芋の子洗いですが、それでもお風呂!)。私の山感覚が石器時代なのか・・・。。

10人ブースに4名?かでゆったりと就寝(マット、寝袋付き、ホテル並みの料金だとここまで~)。

残念ながら翌日(22日)は強風、ガスの中。6時の食事時、山小屋の親父の勧告!今の風はまだ大丈夫(歩けるからだそう)、しかし8時までに頭から降りて樹林帯に入ること。縦走は無理、連泊なら3日を予定の事、天候の回復は土曜日になります。ハハハ、それでは飛行機に間に合いません。

熊本の彼と、すぐ下山(何かの時のために一緒に下山を頼みます)6:20。やはり尾根は踏ん張っての行動。

樹林帯に入ると嘘のようです。帰りは行者小屋から南沢のコースです。いかにも登山道、いい山です。

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上がってくる人に話すと、引き返す人もいます。が、途中で止めました、青空が見え出したのです・・・。。

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9:43美濃戸山荘。なんと登る時のヨーイドンでこの位置に同宿した人が見送ってくれたのです。人影に入った?(解ります?暗い奥に登山道表記)、フム~。

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10:50美濃戸口、ここで熊本の彼とはお別れ(樹林帯に入って、ペースが違うので先行をお願いしましたが、待っててくれた?)。お互いにブログの交換(典型的なシニア?)、現在コンタクト取れました。とんでもない経歴の持ち主!これだから旅は面白い!!

さて11:25のバスで茅野に戻ります。コインロッカーザック回収、昼食はお蕎麦、信州はどこでも?お蕎麦のおいしい所?。今夜の宿にとピックアップしていた諏訪湖YHへ電話予約。駅前ショッピングモールのインターネットコーナーでこれからの予定の確認(これは助かりました!1時間100円!!札幌にはないな~、一歩遅れてる?)。おいしい牧場牛乳飲んで!。

14:31長野行き普通、上諏訪までは2駅か?すぐです。上諏訪は諏訪神社と温泉とエプソンの街。YHまでは下諏訪方向へ2キロ強。諏訪の通りは御柱祭で飾り付け。それにしても紙垂(しで)にスズランテープとは・・・、ごみを下げてるよう(地元の人に怒られる?)。ここまでするならビニールでもいいから紙垂を作ること薦めますが・・・。。

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15:15諏訪湖YH到着。突き当りが宿泊棟になります。

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枕木のロッジ、シーズンには談話室になるようです。ペアレントの手作りとか。

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枕木小屋の向かいにある浴室。温泉です。これが絶品!ご利用になればわかります!!ここに入るだけでも来た甲斐があるかも。

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4時チェックインとかで表で待機。やがて雨が降り始めます、この時間までもてるのだったら、縦走は・・・(それを言ってはだめですね)。

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すべてにある意味完璧!まるでヨーロッパのYH!!(いえ、行ったことはありません)。ドミで申し込んでいましたので、あとから若者が来ました。バイクで回っているそう。雨になったのでつらそうでしたが、どうなったでしょうか?

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夕食は近くのドライブイン(ステーキハウス)でジョッキに150gビーフ。温泉に一人ゆっくり浸かり、ビールを堪能、ステーキを食べて・・・。とんだ縦走になった今日も終わります。雨は降り続いています。

20日に使ったお金:交通費(920+3670+900=)5490、食事他(440+1800+230+168=)2638、携燃397、コインロッカー300、宿泊8500、合計17,325円

21日に使ったお金:宿泊 9,500円(ジョッキ500)

22日に使ったお金:交通費(900+190=)1090、食事ほか(1200+230+1780=)3210、コインロッカー600、インターネット100、宿泊4140、合計9,140

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