学校俳句交流会の定例の勉強句会が行われた。
これは、指導者自身が俳句実作の力量をつけること、評価の仕方を学ぶこと、句会を体験することなどを目標として行われている。また、実践上の問題点などを話し合ったりもする。
学校俳句交流会のない月の第1木曜日が原則だが、春休みや大型連休などが挟まると、第2週に行われる。継続は力だ。始まってから約一年、交流会通信が定期的に出されるようにもなり、長足の進歩をとげた。
学校俳句普及の核となる集まりである。
14日の夜、江東区の八名川小で行われた。
現代俳句協会ジュニア研修部長の田付賢一さん、副部長の金子嵩さんも出席され、丁寧な指導をしていただけた。
金子さんの句
ぼくがだけがはみ出している盆踊り
は、光村図書の教科書にも掲載されている。
この日、最高得票だったのは、
教え子と背比べする離任式
この「離任式」を季語として取り扱って良いかどうかについても話し合われた。
私は、それぞれの学校における季語を作ればよいという考えである。
季感は、地域やグループによって違う。今更中央集権でなくてもよいだろうと思う。
5月の勉強句会は、5月12日(木)である。