十分間俳句

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第19回伊藤園お~いお茶新俳句大賞

2008-09-22 | ジュニア俳句

伊藤園新俳句大賞で佳作に入選した一輝君が「自由語り」第19回伊藤園お~いお茶新俳句大賞入選作品集 をもってきてくれた。
この伊藤園お~いお茶新俳句大賞は、今や日本で最大級の俳句大会である。
応募総数が、百六十三万五千四百六十句というから恐れ入る。
この作品集に収められているのは、そのうちの七千句である。


文部大臣賞は、百歳の石本イトさん。


 百才の笑みこぼしつつ星祭る


小学生の部の大賞は、


 満月を抱えて父が帰宅した   志賀彩那(11歳)


中学生の部は、


 三日月に腰かけたがる秋の虫  新谷千徳(14歳)


高校生の部は、


 卑弥呼でも私でも吐く白い息  青沼 綾(17歳)


一般の部A(40歳未満)


 夏雲に負けぬ白さにシャツ乾く 吉田恵子(37歳)


一般の部B(40歳以上)


 一筆のこけしの口の寒さかな  畠山 猛(84歳)


一般の部が二つに分かれているのがおかしいが、今の俳句界の現状を反映しているというべきか。


五句以上入選した学校が学校賞として表彰されている。
そうした学校には、指導して成果を挙げた教員がいると見るのが普通だ。
東京では、足立区の伊興小学校がそれにあたる。
こうした先生方と連絡を取り、連絡組織を作っていくことも意味があり、今後実現に向けて考えていきたいと思う。


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