十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

六年生の学芸会の俳句 続き

2008-12-07 | ジュニア俳句


昨日、東川小学校で、深川北部7校のフットサルの大会があった。この大会は、PTAが主催し、3年生を対象学年として毎年行われる。


今年の幹事校は、八名川小学校。本当は、うちの学校の校庭で行えばよいのだが、二面サッカーコートが取れる広さがないので、会場は東川小学校となった。


運営は、見事なもので、本校のPTAの本部の能力の高さに舌をまいた。


3年生の保護者が中心になり、朝練習も週二回行って、「優勝するつもり」で臨んだ大会だった。戦績は、4勝1敗だったが、第1試合で優勝した扇橋小学校に負けてしまったので、残念ながら入賞ならず。(この試合が、事実上の優勝決定戦だったかな?)


中心になっていた子達は、わんわん泣いた。


思い切り練習し、精一杯の力を出して、そして負けた。


こうした経験が子ども達を成長させる。


一年生の時は、ひ弱かったA君が、果敢なタックルを見せ、相手と競ってボールに食らいついている姿に感動した。子どもは変わるし、成長すると実感させられた。


来週は、PTAのソフトボールの大会と子ども達のスーパードッチボールの大会がある。


中学生句会もある。


さて、六年生の俳句の続きだ。


心臓がドキドキとまらぬ学芸会


学芸会さわがしくなるぶたい裏


学芸会緊張の中母探す


幕閉まりほっとため息学芸会


学芸会自分をすてるのむずかしい


学芸会きんちょうマックス一番目


学芸会おわりよければすべてよし


秋の劇最後の最後でニノと言う


幕しまるやっと心がほっとする


舞台裏劇を見守る役者達


大成功くいののこらぬ学芸会


学芸会きんちょうピーク顔まっか


忘れずにそう思ってたら本当にできた


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最後の句について一言。


「俳句じゃないじゃないか」と思われる方も多いだろう。


確かにそれは当たっていないわけではない。


季語もないし、17音にもなっていない。


しかし、ここには、素直な子どもの感動がある。


この事に価値がある。


自由律の俳人 尾崎放哉龍腓鮓㎠譴个修譴♢錣㎠襦/P>

あらしがすつかり青空にしてしまつた


淋しい寝る本がない


爪切つたゆびが十本ある


寒ン空シヤツポがほしいな


せきをしてもひとり


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