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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

まやかしの犯罪検挙統計

2014年05月01日 05時13分13秒 | 治安
またまた発覚した、警察の犯罪検挙統計処理の不正。
滋賀県警大津北署の活躍である・・・。

昨年10月に逮捕した被疑者に全く関係のない事件。
それをあたかも、余罪として検挙したように計上・・・。
検挙していないのに、検挙したように見せかけるウルトラCだ。

覚醒剤事件で逮捕した被疑者の余罪である窃盗事件。
それを立件しようとしたら、既に三重県警の警察署が・・・。
別の被疑者の余罪として検挙済みの扱いにしていた・・・。

そのため、両警察署が話し合って・・・。
別の未解決の窃盗事件、それを大津北署が検挙した。
なんともややこやしくて、手の混んだ犯罪検挙の統計処理。

そんな虚偽の検挙実績で喜びに浸る警察・・・。
これが、ジャパンアズナンバー1だ!
犯罪検挙の実績が世界一、と言われる日本警察。
そのまやかしの姿がここにあるのだ・・・。

滋賀県警では当時、窃盗事件の取締まり強化月間中だったという。
しかしこれは、全国一斉の月間じゃないだろうか?
検挙を競う月間に、またかしが罷り通る現実・・・。

捜査の実力もないのに背伸びしたがる田舎県警。
実に情けない、捜査機関の真の姿がそこにある・・・。
そして発覚で慌てた県警は、上を下への大騒ぎ。

公電磁的記録不正作出・同供用容疑。
そんな彌縫策で、立件送致を視野に捜査中だと取り繕う。

一連の不正操作は、捜査の効率化のため不送致終結。
署長の決裁で、余罪全てを検察庁に送致しなくても・・・。
犯罪統計上、検挙扱いにできる「不送致終結余罪」の手続き。

そんな甘い仕組みを裏手にとった警察の悪知恵である・・・。
いつになったら、国民のために真剣に仕事をするのだろうか。
今の警察には、無理な注文かも知れない・・・。
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同僚をあやめたらしい警視庁巡査

2014年04月13日 03時08分16秒 | 治安
何と言う警察の不祥事だ?警視総監もビックリのはず?

12日の午前5時過ぎ、埼玉県狭山市内のマンション敷地内。
男性が倒れている、と付近の住民から110番通報。
そして現場には、パトカー約20台が駆け付ける異常な事態。

署員が現場に駆けつけたところ、警視庁巡査が倒れて死亡。
そして同巡査の部屋からは、女性巡査の遺体を発見。
それも、上半身に刺し傷がある状態・・・。

2人は幼なじみで、現在交際中だったらしいが、驚く展開。
埼玉県警では、男性巡査が女性巡査を刺殺した後・・・。
飛び降り自殺をしたと見て捜査中。

男性巡査は、警視庁の新人採用試験に絡む問題で監察が調査。
受験申込書に、出身大学の後輩の名前を勝手に書いて受験申請。
そんな疑いを持たれる受験申し込みをしていたらしい。

そして今月9日からは、休暇を取得していたが・・・。
11日になって、上司が話を聞いたところ、落ち着いた様子を見せる。
と言うことで、親に引き渡していたと言うが・・・。

奥歯にモノが挟まったような、何か違和感を覚えるこのニュース。
人をあやめる背景には、何があったのか?
真相を知りたいところではある・・・。
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おれおれ詐欺の上を行く主婦

2014年04月01日 05時41分38秒 | 治安
凄い勇敢な女性もいるもんだ、と感心しきり・・・。

オレオレ詐欺の電話を受けた横浜市の60代の主婦。
なんと機転を利かせて、騙されたふりをして容疑者を翻弄。
そのやりとりは、こんな塩梅・・・。

3月28日正午ごろ、女性宅に息子を装う男から電話・・・。
病院に小切手入りの鞄を忘れた、との内容。
女性は、男が夫の名を使ったので不審に思い・・・。
こらしめてやろうと考えて、騙されたふりをすることを決意。

今日中に400万円が必要と要求する男に・・・。
200万円までなら用意できる、と嘘の約束で男を引きつける。
そして、息子役と上司役の2人の男と電話やりとり10数回。

男を7時間以上も誘導し続けて、逮捕に貢献!
捜査員が引き揚げた後も、1人で男を公園に迎えに行ったり・・・。
自宅で証文を書かせたりと、八面六臂の捜査員顔負けの大活躍。

その結果、警察は男(33歳)を詐欺未遂の現行犯で逮捕。
粘りに粘って、とうとう犯人逮捕まで漕ぎつける活躍に脱帽。
こりゃ、神奈川県警本部長から感謝状ものである・・・。

この女性、女性警察官になった方が良かったかもね。
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ストーカーの被害件数に思う

2014年03月26日 05時38分50秒 | 治安
全国の警察が2013年に把握したストーカー被害・・・。
警察庁のまとめでは、21,089件にのぼったそうな。
それなのに、ストーカー被害者をきちんと守れない警察。

2000年にこのストーカー規制法が施行された・・・。
爾来、最多となった2012年から1,169件も増えているらしい。
そして、2年連続で最多を更新したそうな・・・。

初めて2万件を突破したと警察庁は驚く?が・・・。
不祥事だらけで、仕事をきちんとできない日本の警察。
そんな姿からすれば、この数字は頷けなくもない・・・。

ストーカー行為がエスカレートして、人をあやめる重大犯罪に発展。
そんな忌まわしい事件が多発している・・・。
そして、警察の現場の力量が落ちているものの・・・。
被害者の相談先は警察しかない悲しい現実。

そうであればなおさらのこと、警察はしっかりしなければなるまい。
被害者の立場に寄り添って、親身になって取り組むべきだ。
そんな真摯な仕事の積み重ねが、信頼回復に繋がるのだ・・・。

同法では、加害者への警告や禁止命令という厳しい措置も可能。
ストーカー被害の相談に腰を引いていては、話にならない。

ついでに言うが、道警の裏金を実名で告発した団塊オヤジ。
その私に、10年経った今でもストーカーまがいの道警。
やれやれ、おやおやと言わざるを得ない景色もあるのだ・・・。

警察庁のストーカー被害の件数にひと言。
私も道警からのストーカー行為の被害者なのだが・・・。
私へのストーカー件数が、計上されていないのはなぜだろう?
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通信傍受で危うさを増す美しい国

2014年02月28日 05時53分44秒 | 治安
捜査当局のウルトラC・・・通信傍受の話題。
これは、憲法が保障する通信の秘密との兼ね合いで・・・。
大きな問題が、底流に渦巻いている・・・。

警察に乱用されるおそれが強いこの通信傍受は・・・。
1999年に反対の声を尻目に法制化された。
そして現在は、限定的に認められて、ほぼ定着化しているようだ。

本人が知らないうちに捜査当局が、こっそりと電話の内容を聞いている。
場合によっては、その内容が証拠にもなる・・・。
裁判所の令状が必要なものの、事前に本人に示す必要はない。

ところが驚くなかれ、この手法を更に拡大する動きが出てきた。
捜査や公判を改革する法制審議会でその案が議論されているのだとか。
現行は、薬物や銃器にかかわる犯罪、集団密航、組織的殺人。
この4種類に限定して運用されている・・・。

ところが、今度の法務省案は、こんな塩梅である・・・。
対象を窃盗、詐欺、恐喝等の一般的な犯罪に拡大する。
当局は、振り込め詐欺等や集団窃盗への対応だと言って憚らない。

現金を受領する末端の者を捕まえても、首謀者に辿り着くのが難しい。
グループ間の通信をつかめば、捜査に役立つとも主張する。

でもねぇ~、振り込め詐欺の拠点は、中国とも伝え聞く・・・。
それなのに通信傍受をしても、本当に首謀者に迫れるのか。
窃盗だって、犯罪全体の半分を占めるほどに広い・・・。

これまでの通信傍受は、通信会社で実施して社員が立ち会い。
しかし今度の案では、対象となる通信を暗号化して・・・。
それを警察施設に送信させる捜査手法のようだ。

警察は通信会社に出向かず、立会人もなしで傍受ができる。
そんな仕組みをただいま思案中・・・。
そして別件のガサならぬ、別件での通信傍受・・・それも可能だ。

今の日本警察は、これくらいは朝飯前、できないことはあるまい。
電話の会話、メールといった個人の生活に土足で入り込む。
そんな捜査手法を、腐敗した警察に簡単に与えるとは・・・おやおや。

特定秘密保護法と同様、怖い方向に駆け足で急ぐ美しい国。
警察・検察・裁判所の裏金は、庶民の税金。
むしり取った税金?を裏金で散財する官公庁・・・。
これも、言うなれば国営版の振り込め詐欺のたぐい。

通信の傍受する先を間違っていやしまいか・・・。
それにしてもヤバいねぇ~、怖い時代になったねぇ~。
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取調べの全面可視化が、ぐっと後退

2014年02月20日 06時48分06秒 | 治安
刑事事件における取調べの録音・録画・・・いわゆる可視化問題。
日本弁護士連合会が、奇抜な案を示した・・・。
警察の取調べ可視化を暫定的に外して、検察の取調べ可視化を先行。

検察だけの取調べ可視化案を示した背景には・・・。
捜査機関側の慎重姿勢で、法制化が前に進まない。
そんな危機感が背景にあるのだとか・・・。

そんな日弁連の腰砕け対応は、警察を喜ばせるだけでないのか。
これまでの冤罪事件の背景を見れば、明らかだ。
警察の乱暴過ぎる取調べが、数多くの冤罪を生んできた。

取調べの全面可視化は、容疑者にすれば最後の砦・防波堤。
被疑者取調べという経験のない弁護士さんは・・・。
取調室での息詰まる被疑者との対峙場面。
そんなことを理解しているのか、いささか疑問である・・・。

せいぜい、テレビドラマの域じゃないだろうか。
関係者の名誉・心情が、著しく害されるおそれがある場合云々。
そんな言い訳で、例外を求める捜査機関・・・。

でも、一定の例外を認めれば、なし崩し的に突っ走る。
それが捜査当局のこれまでの姿でなかったのか。

そんな恣意的な解釈に振り回されて、例外の幅を広げる。
それが一番危ないし、骨抜きにされる懸念も高まる。
だからこそ、そんな彌縫策と妥協すべきではないと思う。

取調べは、全過程を可視化するべきじゃないのか。
捜査経済云々とか、捜査の効率化を図るためと言うのは・・・。
あくまでも、警察や検察の捜査する側の言い分。

大阪地検特捜部の証拠改ざん事件は、私たちの記憶に新しい。
ごくごく最近でも、こんな馬鹿げたふざけ過ぎの捜査。
それを平気でやっているのが、日本の警察であり、検察である。

私たちは、そのことを忘れてはならないとつくづく思う・・・。
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警視庁の大失態を税金で賠償

2014年01月18日 09時14分54秒 | 治安
警視庁公安部が作成したとみられる国際テロ関連資料。
それが、インターネット上に流出して大騒ぎ・・・。

2010年10月、テロ対策のためとかで集めた資料。
日本在住のイスラム教徒や捜査員の個人情報等など。
そんな大変なデータ多数が、流出した・・・。

いわゆる、ファイル交換ソフト「ウィニー」等を通じてのものだ。
その結果、20を超える国・地域で1万件以上ダウンロードされた。

国際テロ情報を収集する警視庁公安部外事3課・・・。
同課が作成したであろう114点の公文書。
そんなものが、一気に流出・・・。

警視庁は、内部資料の蓋然性が高いとして鋭意捜査。
しかし、匿名化システムが利用される等して追跡できず。
結果的には、流出元の特定ができずじまい・・・。

そして事件は、昨年10月29日に犯人不明のまま時効が完成。
そう、偽計業務妨害罪の公訴時効を迎えた・・・。

そんな警察の失態をよそに、裁判ではこんな展開。
信教の自由を侵害した等の理由で・・・。
国と東京都に計1億8,00万円の損害賠償を求める裁判に発展。

判決では、データをこう判断・・・。
プライバシー侵害や名誉毀損の程度は甚大として・・・。
東京都に約9,00万円の支払いを命じた・・・。

警視庁外事3の資料であり、警察職員が外部記録媒体で持ち出した。
ネットに流出、不特定多数に伝わる・・・。
原告らに多大な被害を与える恐れがあったことは十分予見できた。

警視総監は、徹底した漏洩対策を行うべき・・・。
情報管理上の注意義務を怠った過失がある。
判決では、こうまで言い切ったのだが・・・。

こんな大失態でも賠償金は、税金で支払われる不思議さ。
おまけに、警視庁の訟務課長はこんなコメント。
主張が認められなかったことは残念・・・。
今後の対応は、判決内容を検討して決める・・・。

緊張感のない、なんとも長閑なお話であることか・・・。
また、重要な情報が漏れるような気がしてならない。
何とも困った警視庁ではある・・・。
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証人テストも全面可視化にならないのか?

2014年01月08日 05時42分03秒 | 治安
取調べの可視化問題で捜査する側、される側の攻防で・・・。
全面可視化は、ぐっと後退しているような冬景色。
そんな最中に検察側が、証人に裁判証言指示の疑惑が浮上。

証人が法廷に出る前に、事前に検事と打ち合わせする「証人テスト」。
そのやりとりをICレコーダーに録音、それをメディアが入手した。
事件はこんな内容のようである・・・。

アユ養殖業の男性が、亡父の遺産が約35億円。
約2億円を申告したが、相続税約15億円の脱税容疑で・・・。
母親や姉とともに逮捕された・・・。

争点は、養殖業の事業主が父母のどちらなのか?
母が事業主であれば、そもそも遺産には該当しない事件。
そんな事件で証言の誘導や証人への圧力・・・という展開。
そのやりとりの生々しい言葉には、ただただ驚く・・・。

裁判を有利に展開したい、八百長まがいの事前擦り合わせ。
男性は結局、証人テスト通りではなく「事業主は母」と証言。
無理やり父とする調書が作られたと訴えるが・・・。
判決は、調書と異なる証言を信用できない、と退ける。

結果、事業主は父と調書通り認定されて母と姉は有罪。
そしてこの判決は確定・・・トホホなこった・・・。
男性は、起訴猶予をちらつかされて、容疑を認めたので起訴猶予?

ここでようやく、母や姉を有罪にするため利用されただけと気づく。
そして、司法取引を地で行くような捜査が、今も行われている現実。
くだんの検事は、現在、京都地検に勤務中・・・。
取材には、「対応できない」と回答して逃げ回っている?風情。

ところで、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が発覚したのは2010年。
それを機に、捜査や公判を巡る検察改革が叫ばれたが・・・。
捜査の姿は、何も変わっていないことを改めて思い知らされた。

このままでは、捜査当局の暴走に歯止めがかかるのは期待薄。
やはり必要なのは、取調べ+証人テスト=すべて可視化。
冤罪事件を防ぐには、すべからく録画・録音が必要でないだろうか。

おそらくこの先も検察や警察は、あの手この手で全面可視化に反対。
そんな姑息な思惑が、見え隠れするのだが・・・。
「証人テスト」というウルトラC・・・これも特定秘密になるのだろうか。

それにしても日本の治安は、どうなりますことやら・・・。
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宝くじ悪用の詐欺事件

2014年01月02日 05時00分48秒 | 治安
大晦日に年末ジャンボ宝くじの抽選、それを元旦の新聞で確認。
30枚買ったが、うち1枚は3,000円が当たった・・・。
後は、残念賞の300円の当たりのみ、夢をかったと納得。

ところで、こんな悪さも流行っているらしく、わびしい世の中を感じる。
ロト6などの数字選択式宝くじの当選番号。
それを悪用した、なんとも卑怯な詐欺事件・・・。

ロト6等の宝くじの抽選は、毎週月曜から金曜日まで・・・。
18時45分から行われ、インターネットで生中継。
そして抽選結果は、翌朝の新聞に掲載されるのが一般的。

その時間差を悪用して、高齢者等を騙す手口の詐欺。
当たる番号を事前に教える口実で、高額な情報料や預託金を要求。
金をゲットしたら、連絡不通にしてドロンしてしまう・・・。

抽選結果は、抽選後すぐにインターネットに掲載される。
だから誰でも確認できるが、ワルは、そのことを知らない者にアタック。
あたかも未発表の当選番号が、事前に入手できる。
そう思い込ませて、金を騙し取る・・・。

インターネットを使わない高齢者を中心に被害が増えているらしい。
被害の例は、こんな塩梅である・・・。

新聞に当選番号が発表される前夜に、電話で当選番号を教えた。
全て当たっており、大手銀行のグループ会社と言われた。
と言うことで、すっかり信用してしまった。

情報料を払えば、2等の当選番号を教えると言われ・・・。
1か月分の情報料375万円を友人や親戚に借金。
現金を2回に分けて、「書籍」として宅配便で業者に送った。

その後業者からは、2度情報提供を受けたが・・・。
1度目は、当選番号が盗まれたという理由で教えてくれない。
2度目は、当選番号とは全く関係ない数字。

翌日お金を送った業者の住所を訪ねたが、私書箱となっているだけ。
ここで初めて、騙されていたことに気づいた・・・。
やはり、うまい話はご用心のようである・・・。
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後手後手のストーカー対策

2013年12月12日 06時58分19秒 | 治安
市民を守るはずの警察は、相変わらずスローモー。
全国各地で発生した数々のストーカー事件では・・・。
被害者が、凶悪事件に巻き込まれるケースが相次いだ。

警察庁は、これを受けてやっと重い腰を上げた・・・。
各都道府県警察本部に専門チーム等を作るよう指示。
何を今更・・・の感がする景色である・・・。

警察の対応は、まずこんな調子だった・・・。
これまでは、相談窓口の生活安全と事件捜査担当の刑事。
それらの部門が、個々に分かれて対応・・・。

加害者に対してストーカー規制法に基づく「警告」。
そんなチンチンタラタラのお仕事だった・・・。

それを改めて大きく転換?・・・本当かなぁ?・・・。
相談の段階から刑事部門の捜査員も聴取に加わる。
そして加害者の逮捕、被害者の保護を最優先することにした・・・。
専門チームは、それを一本化して警察署で把握した情報を集約。

凶悪事件に発展する危険性や切迫性があると判断した場合・・・。
捜査第一課の特殊班も積極投入して対応。
いわゆる誘拐や人質立てこもり事件などを担当する刑事の出番。

警察庁の狙いは、加害者の早期逮捕を目指すと鼻息も荒い。
おまけに被害者には、安全な場所に避難するよう強く促す。
避難できない場合は、警察官が自宅周辺などを警戒する・・・。

でもねぇ~、考えれば警察はどこまで本気で対応してくれる?
要はストーカー対策は、個々の警察官のヤル気の問題。
本気度・真剣度が、結果を左右する・・・。

被害者の立場を真摯に考えていなければ、同じ被害の繰り返し。
専門チームの対応も、後手後手にならなければ良いのだが・・・。
まずは、警察のお手並みを拝見・・・頑ってくださいナ!
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恐れ入る資格取得詐欺

2013年12月03日 05時30分37秒 | 治安
まだ、こんな馬鹿げた事件を起こす者がいたのか・・・。
大阪市のNPO法人「全国8080(ハレバレ)運動推進協議会」。
同法人が、国の求職者支援金を詐取していた事件。

検査機関である独立行政法人「高齢・障害・求職者雇用支援機構」。
そこの元男性嘱託職員(62歳)が懲戒解雇・・・。
NPO法人に抜き打ち検査日を漏らして、その見返りに現金を受領。

この元職員は、大阪職業訓練支援センターに勤務。
と言うことで身分は、いわゆる「みなす公務員」である。
それが、2012年秋頃から今年7月にかけて・・・。

抜き打ち検査日をこのNPO法人に漏らす等など。
いろんな便宜を図った見返りとして、月々6万円ずつゲット。
合計約60万円を報酬として受け取った疑いだ・・・。

元職員は、職場のパソコンで容易に検査日を把握できた。
これを基に支援機構は、架空の職業訓練講座にサクラを動員。
見事に検査をかわしていたというから恐れ入る・・・。

架空の講座のため、事前に抜き打ち検査をどう掴むか。
併せて検査日には、受講生のサクラをかき集める必要がある。
しかし元職員は、検査日の情報が詐欺のためとは知らなかった。

そんなノー天気な供述だと言うから、二重に恐れ入る。
こんなことで求職者を支援するNPO法人って、何だ?・・・。
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取調べ可視化問題のその後

2013年11月21日 04時32分15秒 | 治安
刑事司法改革が、さっぱり音沙汰がないと思ったら・・・。
取調べの可視化は、こんな案が浮上しているらしい。
言い方を変えれば、あ~だ・こ~だの道草であろうか?

裁判員裁判の対象事件は、取調べの全過程を対象。
しかし録音・録画をするが、一定の例外を認める・・・。
その例外は、関係者の名誉・心情が著しく害される恐れがある。
あるいは、捜査に著しい支障が生じるおそれがある場合等など。

いつも権力は、「等など」をうまく駆使して安全圏に逃げ込む感じ。
今回も「・・・害されるおそれがある場合など」は例外規定となる。
その結果、捜査当局の解釈次第で例外が拡大するという冬景色。

しかし裁判員裁判の対象事件は、殺人や強盗致死等など。
刑事裁判の約2%程度に過ぎないと言うじゃないか。
98%は、可視化の対象にならない?・・・なに、これ?

可視化の必要が問題となったこれまでの忌まわしい事件の数々。
最近では、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が記憶に新しい。
それを忘れたのだろうか?忘れてもらっては困る!

それにしても法務大臣の諮問機関である法制審議会。
「新時代の刑事司法制度特別部会」なるものをぶち上げたが・・・。
この部会長は、NHK経営委員にも新任される予定のお方とか。
おやおや、あらまぁ~・・・である・・・。

それはさておいて、過去の捜査を振り返れば・・・。
密室での取調べが数多くの冤罪を生んできた。
強引過ぎる乱暴な捜査が、その根っこにある。

そんな過去を直視しないで、捜査官の恣意的な裁量を是認?
と言うことで、法制審議会のセンセイにひと言・・・。
明日は我が身と言うこともある、それを忘れないで欲しい・・・。

権力機関の常軌を逸した捜査から我が身を守る!
そのためには、全ての取調べ過程をすべからく可視化するべき。
権力におもねるばかりが、法制審議会の仕事ではあるまいに・・・。
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怖いなぁ~、秘密保護法案

2013年10月26日 06時45分35秒 | 治安
国の安全保障上、秘密情報が必要なのは分かる・・・。
しかし、沖縄返還等に絡む米国との密約は、ひた隠し・・・。
その他、これまで情報公開には、極めて消極的な政府の姿勢。

それがいきなり、安全保障に関わる秘密漏洩への罰則強化。
特定秘密保護法案の成立を目指す話題が、いま盛り上がる・・・。
しかし政府の原案に対しては、言論界や法曹界から批判が集中。

公明党もそれに追随して、国民の知る権利を制約すると主張・・・。
その結果、政府と与党は、「知る権利」や「取材の自由」を明記するとした。
そんな彌縫策の修正で合意・・・フムフム。
そしてとうとう内閣は、閣議決定のうえ国会に法案を提出。

しかし、メディアも目覚めたのだろうか?・・・。
このまま国会に提出することには反対である・・・。
そんな論調が目立っていた昨今・・・。

誰がチェックするわけでもなく、秘かに特定の情報が秘密にされる。
ましてや、後々の検証も保証されない法案のようである・・・。
そんな法案の底流に渦巻く不安を指摘したメディア。
眠れるマスコミの快挙は、久しぶりに喜ばしい限りだが・・・。
法案が提出された今では、既に時遅しか?・・・。

さて、法案の中身は、こんな塩梅らしい・・・。
防衛、外交、スパイ活動の防止、テロ防止の4分野で・・・。
漏れれば国の安全保障に支障をきたすおそれがある情報。

それを閣僚らが、「特定秘密」に指定する・・・。
漏らした公務員や民間の関係者は、最高で懲役10年。
罰則も極めて厳しいものである・・・。

振り返れば、9年前に道警の裏金不正を暴露した団塊オヤジ。
当時、この法律があったら、私は摘発されていた?
考えただけでゾッとする・・・。

秘密指定の有効期間は、5年が上限。
しかし、何度でも延長が可能というウルトラC・・・。
これでは、恣意的に永久の秘密とすることもできる。

政府は、知る権利や報道、取材の自由に・・・。
「十分に配慮しなければならない」と条文に明記するらしい。
秘密指定の基準をつくる際には、有識者の意見を聞くことを義務づけ。
30年を超えて秘密指定を続けるには、内閣の承認が必要とした。

至れり尽くせりのリップサービスで飾られる「秘密保護法案」。
由らしむべし知らしむべからず・・・それを地で行くような法案。
消費税増税、秘密保護法案か・・・そして次は憲法改正?・・・。

美しい国は、凄いことになって来た!・・・怖いなぁ~・・・。
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痛ましいストーカー事件

2013年10月13日 06時47分16秒 | 治安
知人の男につきまとわれていた女子高校生の痛ましい事件。
警視庁管下の2警察署の連携のまずさが表面化。

事件の4日前、生徒に話を聞いた教師が、学校近くの杉並警察署に電話相談。
対応の警察官は、生徒宅近くの三鷹警察署へ相談するよう勧めた。
そして生徒の名前や住所を聞かず、三鷹警察署への連絡もなし。

今月3日、改正ストーカー規制法が施行されたばかり。
長崎や神奈川県下で相次いだストーカーの凶悪事件。
県警間で被害者の相談が、たらい回しにされていた。
そのために、惨事を防げなかったのだ・・・。

その反省から、相談受理警察署が積極的に動くよう法律を改正。
付きまといに苦しんでいる人の保護策を進め・・・。
凶悪事件を未然に防ぐことを目指したはず。

これまでは加害者へ警告等をできるのは、被害者の住所を管轄する警察署長。
そんな法の不備を改めて、つきまといの現場や加害者の自宅。
それを管轄する警察署長らも、警告が出せれるようになった。

それを怠って、前述の杉並警察署は、こんな塩梅だったらしい。
来てくれれば、杉並署でも三鷹署でも対応する。
・・・と教師に伝えただけのようだ。

男は関西方面から上京して数日前からつきまとい・・・。
あやめるという内容のメールもしていたという。
警察官は、どんな気持ちで相談電話を受けたのだろうか。
危険が迫っていることを理解できなかったのだろうか。

事件当日には、相談を受けた三鷹警察署も・・・。
男に架電を試みただけで、生徒宅の巡回もしなかった。
法律が改正されても、現場の警察官がこんな姿勢ではねぇ。

事件発展性の筋読みと危機意識がなければ・・・。
ストーカー被害者は、いつも泣かされるだけ。
そして、そんな不幸な事件を隅に追いやるようにこんな記事。

危険業務従事者叙勲のニュースである・・・。
今秋も警察官等、全国で3,619人が秋の叙勲。
キミたち、本当に危険業務に従事しているという感覚はあるのか?

市民を危険におとしめる行状には、本当に腹が立つ・・・。
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手荷物検査、5秒でOK

2013年10月11日 06時18分42秒 | 治安
日立製作所が、新技術を開発した。
手荷物に爆発物の成分がついているかどうか・・・。
それを最短5秒で検知できる機器開発である。

空港や官公庁、公共施設等入り口で行われている保安検査。
手荷物検査はいま、X線検査が中心・・・。
疑わしい荷物には係員が、特殊な布で表面を拭き取って分析する。
そんな方法のため、時間と手間がかかり過ぎだそうな。

それが、ここに来て一挙に解決。
効率化・スピードアップができることに期待は大きい。
公開された試作機は、こんな塩梅らしい。

荷物をベルトコンベヤーに乗せて箱形の装置に入れる。
横から強い風を吹きつけてる・・・。
そして荷物表面に付いた粒子状の成分を飛ばす。
回収した成分は、瞬時に500分の1に濃縮して調べる・・・。

成分が0・001ミリグラムあれば検知できるそうな。
塩1粒の100分の1程度で爆発物の原料となる成分。
これらは、ほぼ見極めできるらしい・・・凄過ぎるねぇ~。

カバンからパスケースなどの小物まで・・・。
荷物の大きさに関係なく、成分を回収することが可能。
早く実用化を図って欲しいものである・・・。
コメント
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