( Vol 3354 ) 金のかかる政治をやっていくのなら 政党助成金を廃止すべきである
政党助成金は 金のかからない政治を 目指したもの
いざ 施行してみると 金のかからない政治活動は 一向に実現できない
むしろ 政党助成金を金蔓として 政治活動の足しにしている
これは 本末転倒
政治活動は 政党助成金が導入される前とは 一向に変わらない
政治活動の金満体質は変わっていない
このような ことならば 国民の税金を 無意味なものにしているので 政党助成金は 廃止すべきである
政治活動は 日に日に 過激になっている
選挙に勝つには 種を巻かなければならない
という考え方から 事前の選挙活動は 活発になっている
他候補に勝つには 地固めが重要
支持を得るには 選挙の公示による選挙活動だけでは ムリである
事前活動が大事である
という考え方が蔓延
選挙が行われるときの選挙活動は 支持者だけではなく 浮動票といわれる支持をする候補者が決まっていない という有権者にも 訴える機会でもある
しかし 選挙に勝つには 現実は 支持の組織力の強化である
選挙には 金がかかる という根底には
競争原理から どうしても 金がものをいう ことになる
金がなくては 選挙ができない
というのが 現実
ということであれば
政党助成金は あっても なくても 金がかかり 金集めをしているのであれば 政党助成金は 廃止してもいいのではないか
政党助成金の廃止 とともに
政治家の活動の 金の動きを透明化すべきである
今の 政治資金規正法は ざる状態
あってもないようなもの
政治活動の 金の使途については 金額の免除規制は撤廃して すべて掲載する ということも必要である
政治を クリーンな政治にするには 政治家の良心に訴えるだけでは ダメである
それは 政治家は 性善説でなく 性悪説の行動思考をもっているからである
政治活動について どんな規制の法律をつくっても
その法律を つくるのは 政治家
これは 自分の首を自分で絞める ことになるので どうしても ザルになる
抜け道をつくる
人は ずる賢い
これは すべての人に言える
性善説で対処できるならば 問題は起きない
問題が起きるのは 性悪説の行動があるからである
特に 政治には 性悪説の行動が蔓延している
このような状況では 政党助成金は廃止すべきである