豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2020年05月07日 13時30分27秒 | 日記
  ( Vol 2559 ) 西村大臣の 大阪府知事の解除に関連する 批判は 大臣自身の 無能さゆえの 苛立ちゆえの 言動に映る

報道によると

「西村大臣は緊急事態宣言の対象区域の指定や解除が国の責任であり、飲食店などへの休業要請の解除の基準を示すのは自治体の責任。緊急事態の解除の基準は国の責任。
だと主張し、休業要請の解除などの基準を国が示すべきとの吉村知事の考えを批判しました。」

と報道されている

これは 論理的には 正しい

しかし 本質をみるならば どうか

国の介入が 現実にある


安倍政権の非常事態宣言を受けて 各自治体の首長は 行動した

ここには 安倍政権の データとしての 判断基準があったはずである

しかし その判断データも示さず 自治体へ丸投げ状態にした 

ここに 国民としても 苛立ち 不満が出ている

この点において 経済再生相としての 西村大臣の 地方自治体への配慮のなさが 招いた


大阪府知事は
報道によると
「吉村知事は「西村大臣、仰るとおり、休業要請の解除は知事権限です。休業要請の解除基準を国に示して欲しいという思いも意図もありません。ただ、緊急事態宣言(基本的対処方針含む)が全ての土台なので、延長するなら出口戦略も示して頂きたかったという思いです。今後は発信を気をつけます。ご迷惑おかけしました」と謝罪した。」

西村大臣は 非常事態の解除については その解除の基準について 近く明確に示す方針 であると示した


そのような 悠長な対応で良いのか

非常事態 という 状況において 迅速な対応が求められている中での言動が 不信 不安 を誘発している


この不安を誘発している ということを無視して 大阪府知事の発言を批難するのは 相手の揚げ足とり である


このことからも 安倍政権 の焦り 苛立ち が浮かび上がっているように映る


相手を批判する前に自分の至らなさを 反省する こころを もってもらいたい


どれだけ 国民は 不安を抱かされているのか 

その国民の 思いを察するならば そのような批判論法はでないはずである

新型インフルエンザ等対策特別措置法
第三条 国は、新型インフルエンザ等から国民の生命及び健康を保護し、並びに新型インフルエンザ等が国民生活及び国民経済に及ぼす影響が最小となるようにするため、新型インフルエンザ等が発生したときは、自ら新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施し、並びに地方公共団体及び指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に支援することにより、国全体として万全の態勢を整備する責務を有する。

6 国、地方公共団体並びに指定公共機関及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等対策を実施するに当たっては、相互に連携協力し、その的確かつ迅速な実施に万全を期さなければならない。

と記されている

このことからも 国と地方自治体との 関係は 切れているわけではない

国が丸投げしても 国は 不満であれば 口を出す

今回も 国が 大臣が 口を出した ということになる

大臣の面子 というところである

大阪府知事の謝罪は 国との力関係からの 配慮 といえる


何をなすべきか それが分かっていない

元官僚の癖が出ているともいえる

相互連携が 欠けている ということである


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