豊前善三のつれづれ日記

　(　Vol 2790 )　　最低賃金を上げても　安心安全な生活は　保証ができない　そこには　利益の分配における　適正な分配が行われていないからである

最低賃金を上げても　物価が上がっては　実質的には　最低賃金は上がらず　下がったことになる

賃金を上げる　ことは　生活基準が上がる　という現象を生じさせる

これが　いままでの　場当たり的な　貧困層への対応である

なぜ　貧困層が生じるのか

このことについて　深掘りしていない


ここには　国民すべてが　中流　という　配慮がない

日本のジニ係数の推移をみても　

所得の上昇とともに　係数は上昇している

これからもわかるように　

単純に　最低賃金を上げても　根本的な　貧富の格差は解消できない


解消するには　利益の分配の　見直しである


すべてが中流階層　を目指す　ことである


安心安全とは　平均ということが　必要になるのではないか

現代社会は　この中流階層が　減少している

このことが　問題である


中間の中流階層がいなくなり　貧困層と富裕層　の二極化が　大きな問題を引き起こしている


二極化ではなく　中間である　中流階層　を増やすことを考えるべきである