ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

海ザル

2010-11-12 | ささやき
11月12日(金)

賛否両論ありましょうが。

海保職員が中国漁船衝突の映像をユーチューブで閲覧できるように持ち出した事件。


よくやったグッジョブと思う?


世論を聞いてると、中国への嫌悪感も手伝ってなのか、そう思っている人が多いように感じる。

マスコミもどちらかと言うと「これを罪に問えるのか?」的な論調も多く。


確かに、政府が先に公開すればよかった内容の映像だと思うし、命を懸けて沿岸警備をしている海保職員の憤りも理解出来ないではない。


でもなぁ…



ほっじすは、この海保職員をヒーロー扱いして「寛大な措置を」とか、第5管区海上保安本部に電話しちゃったりする、そしてこれを善い事のように報道するのは違うと感じるんだよ。

それじゃぁ中国漁船の船長をヒーロー扱いした中国人と同じなんじゃない?



どんな正義があり、大義名分があるにせよ、こんな事を例外的に認めるのは、組織をガタガタにしてしまう原因になると思う。

善悪の線引きを曖昧にするのは一番危ないでしょ?

まして、そこそこ武器を持ってる組織なんだから、キチンとコントロールしてもらわないと、後々国民がツケを払う気がしてならない。

きっと、過去の戦争だって「いっせいのせっ!」で始めたワケではなく、一部の燻ぶっているところから火が上がって大きくなったのだろう。


ハッキリ言っておくけど、ほっじすも日本国民としては「あり」だと思う。中国の対応はムカついたし。

だけど社会とか組織を考えた時に、ってことでね。


もちろん、それが内部告発を抑え込むものであってはならないとも思う。


結論:超久しぶりにカタ~い話題にしてみました