ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

杉村くん(自民)

2005-09-21 | ささやき
9月21日(水)晴れ

「料亭行きたいっすねー!」「JRでの移動は全部グリーン車なんですよ!」「棚からぼたもちは僕のためにあるような言葉」「これがまさにジャパンドリームですよ」「これだけの上げ幅を記録した人間はいないっすよ、まさに天変地異ですよ」「給料が2500万円になったんですよ」「BMW乗るのが夢だった。議員の給料ならそれが買えるんですよ」などなど。これ全て、今回の衆院議員選で自民党比例南関東ブロック35位で初当選した杉村太蔵というネットヲタの26歳、新国会議員の言葉だという。呆れてモノも言えなくなる。ネットでもコイツの話題でかなり盛り上がってる。賛否両論あって、もちろん否定派が多いんだけど少数の賛成派は「庶民感覚」とか「本当のことを言ってるだけ」という見方をしている。いずれにせよ、今までにはいない議員さまだ。
ただ、コイツは自民党の公募を通り比例名簿に名前を載せてもらっているので『個人の資質』よりも『自民党の人選』も問題だ、と言える。
ほっじすは前から感じていることなんだけど、いつからかテレビでも何でも芸能人やスポーツ選手が自分の境遇を堂々と自慢するようになった。「お金なら持ってる」とか「車○台持ってる」とか。杉村議員もそんな気持ちなのかも知れない。
昔の有名人は、自分の稼ぎとか日常生活をあまり口にしなかったと思うんだよね。今でもそういう人いるけど。それが日本人の文化だったと思うんだけど、バブルの辺りから変わってきたように思う。当然、それだけの生活を出来ない人の僻みもあるだろう。自慢するご本人達も自分の努力で勝ち得たものだから、あれこれ言われる筋合いも無いのかも知れない。でも杉村議員の発言が、大ヒンシュクを買ってるところを見るとやっぱり日本人の心奥底には馴染まないんだろうと思う。要は自分のバランス感覚の問題だよね。言っていいところと悪いところを弁える、みたいな。
杉村議員は党本部から怒られたみたいだから、批判はこれぐらいにしておくか。

実感:GMの実家のトイレに貼ってあった『親父の小言』を思い出した。あれこそ日本人の文化だな。