さっき、一般電話に男性から電話があった。
懐かしそうに、”数年前に電話した後輩の〇〇です!”
全く聞き覚えのない名前でした。同級生ならともかく後輩とかに縁がない。
どうして我が家の電話番号を知っているのか?
同窓生名簿で知ったそう。やはりね。冷やかしで聞くと30代だそう。
同じ高校の卒業生というよしみで訪問したいと。なんのために?
はあ~?と思った。そしてピンときた。新手の詐欺、または訪問販売だ。
名刺を配るノルマがあるとか。 知らんよ! ポストに投函すれば済むこと。
”うちに来られてもコロナが怖くて一歩も出ません。買い物もネットですから”
最近は詐欺にひっかかる高齢者が多い。周りが気づいて未遂に終わることも。
自分に限ってと思わないが、私はかなり用心深い方。
親しげな優しい男性の声に、もしかして知り合いと思ったほど。
しかし息子たちよりずっと下の<後輩>とやらに違和感があった。
親しく声をかけると高齢者はなびくと思っているのか? なめちゃいかんよ!
今は携帯で用は足りるから一般電話は解約したいが、必要なときもあります。
先日は30年ぶりに従弟からかかってきて叔母の様子など聞いた。
10年前の東北大地震のときは、イギリスのホストファミリーから安否の確認。
なので困るのは迷惑な勧誘だけです。ほとんど留守電にしていますが。
さっきの電話、さも親しげに話して知り合いのふりをして上がり込むつもりか。
そして何か売りつけるか、お金を用立ててというか?
そうはいかない。疑い深いシニア女子、その手には乗らないのだ。
ともあれ撃退した。数年前は息子の卒業生名簿で詐欺電話があった。
今の時代、同窓会名簿というものは必要なし。個人情報をばらまかないでほしい。