ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年11月27日 宮路山(みやじやま 愛知県豊橋市音羽町 361m)

2011年11月28日 | Weblog
愛知H会の11月例会で遠見山、宮路山ルートを歩く。今月はヨシ坊が案内役を仰せつかった。有難いことに本日も絶好の山日和である。10:00名鉄国府駅を出発。国道1号線を渡り目の前の山並みに向かい真直ぐ歩く。春は桜が咲き乱れる音羽川を渡り西部中学校を過ぎる。登山道入り口の標識はないが細い山道にとりかかる。薄暗い竹藪を過ぎたところで初めてコース標識に出会う。スダジイ、ツブラジイ、ツバキなどの原生林の中を歩く。踏まれた道は一本なので迷う心配はない。やがて明るい尾根に出る。ミツバツツジが群生していて春はさぞかし美しいことだろう。忘れなければ来年の春にまた来たい。11:00遠見山山頂。よく手入れされた公園になっている。三河湾のパノラマが素晴らしい。展望台で休憩する。山頂から広い道を下り、宮路山方面への標識からまた山道に入る。急な傾斜のアップダウンを数回繰り返し大いに汗をかく。子供の頃よく採って食べた椎の実が沢山落ちている。12:30宮路山山頂。日曜日なので山頂は家族連れで賑わっている。何とか紅葉の木の下に場所を確保して昼飯にする。木製テーブルのベンチは荷物があるだけで占領されている。みんなで使えるよう休憩が終わったら譲ってもらいたい。最近目に付く公共心の欠如をここでも出くわした。13:10下山開始。下りはドウダンツツジ群生の斜面を下る。少しピークは過ぎているがそれでも全体に燃えるように赤い。駐車場に着いたら「もみじまつり」とかで大いに賑わっている。長い行列が出来てたので何か聞いたら、ここで突いたきなこ餅が無料でもらえるそうだ。見たらまだ餅つきの準備中で時間かかりそうなので諦めた。産直のテント売店を冷かして帰る。花の森、野鳥の森を通って下山する。14:00登山道入り口に着。14:30八幡神社。本日の無事安全な登山に感謝して夫婦円満と合わせてお参りする。ここの樹齢1000年以上の大くすの木は見事だ。この大木を見てると日頃の細かいことでくよくよするのが実にばからしく思えてくる。

2011年11月26日 弥勒山(みろくやま 愛知県春日井市 437m)

2011年11月28日 | Weblog
会社の仲間と愛知岐阜県境の道樹山、弥勒山に登る。ここんとこ土日があいにくの天気であったが今日は朝から雲一つない上天気である。気持ち良い山歩きが期待できて嬉しくなる。9:40JR中央線定光寺駅着。何故か快速が臨時停車すると思ったら狭いホームにあふれんばかりの人でびっくり。改札を出たら「愛岐トンネル群公開日」とある。そういえば新聞に載っていた。我々は人の群れから離れ東海自然歩道を内津峠方面へ進む。10:00玉野園地。幽霊屋敷みたいな廃館となった旅館の前を通り庄内川へ流れる沢を登り玉野園地へ出る。思いがけない紅葉が日に映えて素晴らしい。今年一番の紅葉見物ができた。
12:10桧峠。玉野園地から雑木林の尾根道をゆっくり登っていく。自然樹林の中なので景色は望めないが、いろんな野鳥のさえずりが聴いていて楽しい。12:30道樹山(429m)山頂。昼時ではあるがここは見晴が全然なのでもう少し頑張って弥勒山まで我慢することにした。12:45大谷山。今日の行程で初めて眺望が開ける大谷山に着く。明治村の入鹿池が見える。先客がガスを使って昼飯の料理中であった。美味しそうな匂いだけ戴いて先へ進む。13:10弥勒山。お腹ペコペコでやっと到着した。空腹で最後の登りはきつかった。昼のピークは過ぎていると思うが、ここも座る場所がないくらいに混雑している。少し下った場所で何とか位置を確保する。隣の韓国系の女性から美味しいキムチをもらう。何もないがお返しにクッキーをお渡しする。13:40下山開始。山頂下から植物園へのルートをとる。14:40植物園着。日当たりのよい芝生のベンチでコーヒータイムとする。予想通り気持ちの良い山歩きが出来てヨシ坊は満足である。

2011年11月21日  弥山(広島県廿日市市宮島町 535m)

2011年11月23日 | Weblog
大阪S会の11月例会として広島宮島の弥山に登る。去年の同時期に広島在のKさんに案内してもらい景色、紅葉が素晴らしかったので再度S会の例会として計画した。今回もKさんに案内をお願いしたら快く受けていただいた。昨日20日の昼前に広島に着き早速駅構内のお好み焼きの店で広島焼きを食べた。午後半日をかけて縮景園、平和公園を回り広島市内のホテルに泊まる。今日21日は6:00に起きてまだ暗い中平和公園まで散歩する。公園の噴水を囲んで土地の人と一緒にラジオ体操をする。10:00宮島口からJRフェリーに乗って宮島へ。10:30厳島神社に参拝。本殿では丁度神前結婚式が執り行われている。高そうな旅館
「岩惣」の前を通ってモミジ谷公園へ。今年は紅葉が遅くてまだ青葉が多いがここら辺は完全に紅葉している。日が当たる箇所は一段と素晴らしい。11:10包ヶ浦コース入口。ここからいよいよ山道に入る。ここまで来るとあれだけいた人が全くいなくなる。博奕尾根に上がると両サイドに瀬戸内の景色が広がり疲れが吹っ飛んでしまう。島々がどこまでも重なる景色は今回が三回目であるが何度でも見たくなる景色である。12:30大きな岩場で昼食。今回もわざわざ持ってきてもらったSさんの梅酒を食前酒として皆で一口づつ回し飲みする。14:20弥山山頂に到達。今回の弥山登山を楽しみにしながら7日に急逝されたTさんに心の中で山頂到達を報告する。Tさんがいない現実は辛くて寂しいがこれからもTさんはS会みんなの心の中に生き続けていくと確信する。15:20山頂から一旦谷を下り向かい側の駒ヶ林に到達。こちらは誰もいなくて我々だけで山頂を独占する。大きな一枚岩の上で寛ぐ。ここもまた素晴らしい景色である。ここから一気に多宝塔まで尾根を下る。16:40何本か倒れた木々をくぐりながら多宝塔に出る。「弥山がこんだけ登りがいのある山とは思わなかった。しかし景色は最高だった。」というのが皆さんの感想である。薄暗くなりかけた宮島の街中をそぞろ歩きながらフェリー乗り場へと向かう。海の中に立つ大鳥居がライトアップされていて美しかった。

2011年11月10日  二子山(香川県高松市東植田町 180.4m)

2011年11月11日 | Weblog
昨日に続いて高松市近辺の山に登る。ただし時間の余裕が午前中しかないので、高松市中心部から車で30分以内に絞って検索する。高松市南部にある公渕森林公園の中に手頃な山を探す。10:00公渕森林公園駐車場を出発。公園の中は菊花展の開催中でゆっくり大輪の菊など見ながら歩く。憩の家から坂を下ると大きな城池に出る。溜め池のある風景は讃岐の典型的な眺めである。城池の向こうに見えるのがこれから登る二子山。城池をぐるっと回って登山口に向かう。二子山は別に相撲の二子山とは関係なく、見たところ瓢箪みたいな山なのでそのまんま名前が付けられたのだと思う。10:15登山口駐車場。時間が限られているので小走りに登る。10:30山頂に到着。汗びっしょりになった。讃岐平野と瀬戸内海が広く見渡せられて素晴らしい眺めである。記載帳があったので記録する。もっとゆっくりしたかったがお茶を一口飲んで下山する。11:00駐車場に帰着。山も含めて香川県は素晴らしい。印象に残る三日間であった。本場で食べる讃岐うどんはやっぱり美味かった。

2011年11月9日  大滝山(香川県高松市塩江 946m)

2011年11月11日 | Weblog
家内の用事にくっついて昨日から高松市に来ている。昼間は一人で暇なので、香川県の山に登る。高松市中心部から車で一時間ほどの山を検索し、徳島県との県境にある大滝山(標高946m)に決める。国道193号線を塩江方面に向かい、大滝山県民いこいの森を目指す。県道7号から大滝寺につながる道路は車1台やっと通れるほどの狭い道で対向車が来ないことを祈りながら走る。10:40キャンプ場に到着。平日なので駐車場はガラガラで他に1台だけ。ここから大滝寺に続く車道を歩く。一人のお遍路さんに追いつき、しばらく話ながら歩く。滋賀県から来た人でリストラをきっかけに遍路を始めたそうだ。10:55苫尾口。ここでお互いの無事を祈ってお遍路さんと別れる。いよいよ山道になる。崩れかかった難路を這い登り尾根に出る。11:35苫尾峠。尾根道は阿讃山脈縦走路の標識あり。多少アップダウンはあるが落ち葉の積もった道は快適な歩きである。12:25三本松、大生峠などの休憩ポイントを過ぎて山頂の城ヶ丸(943m)に着く。ほんとの頂上は更に歩いた先になっいるが見つからず西照神社に出てしまった。神社の境内で昼飯にする。12:40下山開始。ブナの原生林が見事に茂っている。針葉樹林と違い、ブナの林は茂ってても全体に明るい。大生峠から一気に県道に下る。13:35大生口に着。舗装された県道を駐車場まで歩く。14:00キャンプ場。帰りに奥の湯温泉に入る。高松市民は350円、その他470円で正直なヨシ坊は嘘がつけずちゃんと470円払った。無色透明で少しぬるっとした感じの温泉で
程よい温度の湯は疲れがすーっと抜けていき快適そのもの。車運転のため湯上りの一杯がないのが残念。

2011年11月7日  親愛なるTさんの死を悼む

2011年11月07日 | Weblog
今朝大阪S会のMさんから、昨夜Tさんが亡くなったと連絡があった。突然のことで
未だに信じられない。ついこないだ10月30日の10月例会で一緒に三田市の有馬富士に登ったのに。いつもあんなに元気なTさんが亡くなるなんてとても信じられない。
そういえば有馬富士の山頂で飯食っているとき、Tさんが昔の皆若かりし頃の写真を何枚か持ってきていて皆で「このころみんな髪の毛があったんだねー」なんて言いながら見せてもらった。最近暇で昔の写真を整理していると言っていたTさん。何かあったんだろうか。
24年前、大阪S会に入れてもらって以来何かと面倒見てもらったことは忘れない。初めて3000m級の山に登ったのもTさんと知り合ってからだ。毎年北アルプス、中央アルプス、南アルプスと連れ出してもらい山の素晴らしさを教えてもらったTさん。
大阪S会の中で一番いびきの大きかったTさん、飲み会では最初から最後までビールで通したTさん、大阪らしいギャグを飛ばして皆を笑わせてたTさん・・・もう会えないのですか。
昨年心臓の大手術が見事に成功して、前より顔色もよくなり以前と同じく美味しそうにビールを飲むのを見てすっかり安心していた。
あの元気なTさんがもう現実にいくなってしまったなんてほんとに信じられない。
Tさんのことだから、あの世でも仲間を作って歩き回ることでしょうが、安らかにお休みください。ほんとにいろいろお世話になりました。有難うございました。

2011年11月6日 奈良若草山(奈良市 342m)

2011年11月07日 | Weblog
OB会三日目は奈良市在住のメンバーIさんの案内で奈良公園から若草山に登る。9:50近鉄奈良駅でIさんと合流する。最終日まで残ったのは5人となった。Iさんから本日の詳しい予定表をもらう。几帳面な性格のIさんらしい予定表だ。大雑把なヨシ坊も見習わなければならない。10:00興福寺。中金堂が大々的な工事であった。奈良公園に入ったがまだ時間が早いせいか鹿がいない。鹿せんべい屋さんがまだ店開きしてないからか。10:20東大寺南大門。ここは観光の名所なので人も鹿も多い。さすがに外人が多い。東大寺の中は入らず南大門から眺める。10:40二月堂。ここは無料なのでお堂の上まで上がってお参りする。11:00ようやく若草山ゲートに至る。150円の入山料を払って入る。なだらかな草山を登るにつれて奈良市内の景色が素晴らしい。畝傍山、耳成山などがぼんやりと見える。まさに大和は国のまほろば・・・。11:50若草山山頂に到着。ここで昼飯にする。Iさんから冷たい缶ビールの差し入れあり皆感激する。12:20下山開始。春日山原始林の遊歩道を歩く。このあと春日大社から中禰宜の道を通り、新薬師寺に至る。十二神将像とご対面する。何度拝んでも素晴らしい。いつも元気をもらって帰る。14:40近鉄奈良駅に帰着。近くの食堂で反省会。遠くから来た人のために30分ほどで切り上げる予定であったが、話が弾んで2時間も居座ってしまった。この三日間愉快な皆さんと楽しくすごさせてもらった。それにしても毎日よく飲んで食べて胃が驚いている。お疲れ様でした。

2011年11月5日 京都一周トレイル(京都市 将軍塚から蹴上)

2011年11月07日 | Weblog
OB会二日目は京都へ移動して、京都一周トレイルを歩く。といっても皆さんが健脚というわけではないので、3時間ほどの歩行時間とする。円山公園から東山に上がり、蹴上に降りたら南禅寺から法然院まで歩く予定とした。雨は時々ぱらつくが何とか夕方までもって欲しい。9:40阪急河原町駅を出発。ここでヨシ坊の失敗。地上に出て四条通りを東へ八坂神社に向かっているつもりが正面に東山が見えない。おかしいと思って振り返ったら東山があった。逆方向に歩いていた。早く気付いてよかった。10:15八坂神社で参拝。結婚式、七五三で賑わっている。10:30知恩院の大鐘から山道に取りつく。11:00途中2回の休憩を入れて将軍塚展望台に到着。京都市内の展望は霞んでてはっきりは見えない。東寺の塔がやっと見える程度であった。再びトレイル道を北へ進み粟田口に向かう。途中70名ほどの団体さんとすれ違う。元気な高齢者集団で一人のおばさんに年を聞いたら、72歳とのこと。元気が何よりですね。12:00蹴上疏水公園で昼食。雨がぱらつきだしたので大木の根本のベンチで休憩する。12:30再び歩き出す。ここからは山道ではない。南禅寺、永観堂、法然院と哲学の道を歩く。紅葉はまだまだであるが、それなりに美しい。法然院から白川通りに出て、タクシーで河原町へ出る。一日いい汗かいてビアホールで冷たい生ビールで乾杯する。お疲れ様でした。

2011年11月4日 箕面の滝(大阪府箕面市)

2011年11月07日 | Weblog
さる業界のOB有志(山歩きと酒が好き)で毎年どこかで集まっている。今年はヨシ坊が世話役となり大阪に集合した。本日はちょっとまだ紅葉に早いが箕面の滝を案内する。
13:00 JR新大阪駅三階の千成瓢箪(改造中)に集合する。地下鉄御堂筋線と阪急電車を乗り継いで箕面へ向かう。14:00阪急箕面駅。並んだお土産屋さんの前を通る。どの店先でも「もみじのてんぷら」を揚げている。それも必ずおばさんが二人。二人でいる理由が気になったが気が弱いので聞けない。単なるおしゃべり相手かもしれない。14:50箕面の滝に到着。昔来たときは猿が沢山いたけど、今日は全然見ない。人に危害を与えるので餌付けをやめて山奥へ追いやったのだろう。帰りは来たときと反対側の川沿いの遊歩道を歩く。やっぱり紅葉はまだまだだった。ところどころ葉が枯れているのは暑さのせいか。16:00阪急箕面の駅に帰着。歩行時間は約2時間の適度な運動になった。この後、梅田へ出て新しいJR大阪駅を見学する。14階の天空の農園へ登る。12階から上は設計上エスカレーターがなく、歩いて登るしかない。大都会の真ん中の天空に大根、白菜などの野菜が栽培してあるのが面白かった。17:00より歩きに参加しなかったメンバーも加わり、懐かしいOB会で大いに飲んで楽しんだ。

2011年11月3日 金華山(岐阜県岐阜市 328m)

2011年11月03日 | Weblog
愛知H会の11月例会で金華山に登る。今回はヨシ坊に企画を任されたので、いろんなコースがある中から気に入っているコースを設定した。多分皆さんにも気にいってもらえるだろう。10:00名鉄岐阜駅を出発。柳ヶ瀬に向かうアーケード通りを歩く。天井からぶら下がったアートフラッグを見ながら歩く。6㎡くらいの大きな布に自由闊達に画きこんだ絵は素晴らしい。美殿町の古い商店街を抜けて梅林公園へと向かう。10:30梅林公園。ここから山道になるので足回りを固める。クヌギ、コナラの茂った自然林の中を歩く。ドングリがたくさん落ちている。11:45唐釜コース入口。ここは七曲りコースになっているので家族連れの登山者で賑わっている。唐釜コースはいつもはめったに人に会わないけど、今日はやけに対向者が多い、聞いたら岐阜放送主催の自然ウォーキングのコースになっているそうだ。会う人ごとに挨拶するのが面倒くさくなった。12:10東坂コースに合流。ここから山頂めざして一気の登りとなる。12:50山頂展望台に到着。展望台のベンチで昼食にする。13:40下山開始。下りは「瞑想の小路」コースで下りる。いつも思うが、この道はかなり岩がゴツゴツと露出していてとても瞑想しながら歩くことはできない。14時すぎてもまだ登ってくる人々がいる。今から登ってもまだ明るいうちに帰れるとおもうけど、日が短くなったので大丈夫かなと心配になる。14:25馬の背コースと合流。ここまで山頂から一気に降りてきたので、ここで休憩する。14:40岐阜公園に到着。公園は菊花展の最中で全体にほのかに菊の香が漂っている。見事な大輪の大作が並んでいる。これらは決して一朝一夕にはできないであろう。丹精込めた作者の苦労がうかがえる。折角なので愛知H会の皆さんに岐阜大仏を案内する。バスで名鉄岐阜駅へ帰る。