ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2008年4月29日 御在所岳(三重県 1212m)

2008年04月29日 | Weblog
GWの今頃はアカヤシオを期待して御在所岳に登ることに決めている。年によってアカヤシオの開花が早くなったり遅くなったりと変動するので会えるかどうか運次第である。天気予報は晴れ晴れマークーがついてるので嬉しい。今年はアカヤシオに会えるような気がする。コースは中道→御在所岳→国見峠→国見岳→国見尾根下りをとる。9:20湯の山温泉バス停出発。休日でもありポピュラーな中道は人が多くて中々進めない。休憩ポイントに予定していた場所も先客が多く、結局頂上まで休みなしで登ってしまった。このコースは「おばれ石」「地蔵石」など自然の石オブジェを見るのが楽しい。自然に出来た芸術品である。アカヤシオは期待どおりであった。国見尾根新道の「ハルリンドウ」が素晴らしい。あたり一面咲いているので
足の置き場に気を使う。下山後はグリーンホテルの露天風呂に入る。ツツジ、石楠花に囲まれた露天風呂で手足を伸ばし思いっきりリフレッシュする。湯上りに缶ビールでカンパイ。いい休日だ。

2008年4月27日 リトル比良、岩阿沙利山(いわじゃり山 滋賀県)

2008年04月27日 | Weblog
昨日は甲子園へ巨人戦を見に行った。6-2で大勝。球場で盛り上がり、梅田の居酒屋で初対面阪神ファンと盛り上がり宿泊先の京都のOさんちへ帰るのが遅くなってしまった。睡眠不足で頭が重たいが、7:30にOさんちを出る。朝早くから正しい朝食を準備してもらってすみません。お世話になりました。
京都から湖西線の新快速に乗り近江高島下車9:00。リトル比良縦走は15年振りである。9:30大炊神社/本日の安全をお祈りする。水場の水が冷たくて美味しい。ポットにも水を汲んでいざ出発。10:20岳観音/神社の横から林道を登る。15年前と変わっているのでとまどう。途中から標識に従い山道に入り記憶が戻ってきた。ミツバツツジが満開の中気持ちがいい。ツツピー、ツツピーと「しじゅうから」が鳴いている。ヨシ坊の財布も「しじゅう空」。岳観音のお堂が完全に崩れていて時の流れを感じた。12:15岩阿沙利山/686.4m 何度もアップダウンを繰り返してようやくたどり着く。昼食休憩後、まだまだ先は長いので寒風峠目指して出発。日曜なのにめったに人に会わない。珍しく「ツツドリ」の鳴き声を聞く。13:30寒風峠/休憩中の先客あり。久し振りに人に会えた。聞けば坊村から武奈ヶ岳から釈迦岳経由でここまできたとのこと。見かけは弱そうだけどすごい健脚だ。一緒に歩き出したけどすぐ置いてきぼりを食った。湿原を抜け涼峠から楊梅(やまもも)の滝経由で北小松へ出る。冷たいビールが欲しかったが店がない。仕方ないので駅のホームで琵琶湖を肴に滝で汲んだ冷たい水でカンパイ。15年ぶりのリトル比良。目一杯体をいじめた感じで気持ちよい。

2008年4月19日 神石山(愛知県豊橋市 324m)

2008年04月19日 | Weblog
天気予報では曇りになっていたが、朝からいい天気だ。さすが晴れ男。今日は会社の仲間と神石山から座談山、葦毛湿原へと歩く。JR新所原駅出発9:40/駅を背にしてまっすぐ山に向かって歩く。街路樹のハナミズキが満開で美しい。山は新緑の木々がモコモコとした感じで全体に同じ緑色でなく、濃い緑・淡い緑・茶っぽい緑と複雑に絡んだ自然の配色が素晴らしい。11:30仏岩/ここまで来て振り返ると視界が広がっていい眺めだ。浜名湖と遠州灘がキラキラと日に照り輝いている。
12:00神石山山頂/既に12,3人の人達が思い思いの場所に座って昼飯中。開いているスペースに座らせてもらってこちらも昼飯にする。登山口で大きな大福を食べたが
もうお腹がペコペコになっている。美味しい空気を吸って歩くとお腹がすくのも早い。食後しばらく休憩して普門寺峠から座談山に向かって尾根道を歩く。新緑の臭いをいっぱい含んだ風が心地よい。カタクリの花を期待してたが既に散った後であった。14:00座談山/ここで遠州灘を見ながらのコーヒータイムにする。知らないおじさんがこちらが望んだわけでもないのに急に話しかけてきてこれまで登った100名山、200名山の話を始めた。単なる自慢話にしか聞こえない。「これからどちらへ行くのか」と聞いてくるので、葦毛湿原へ下ると言ったら、「今頃行っても何も花が咲いてないので二川方面へ行った方がいい。自分も行くので連れていってあげる。」とおっしゃる。我々は最初の計画通り行きたいのでほっといて欲しい。しつこい人は嫌いだ。葦毛湿原ではおっさんの言に反して「ハルリンドウ」が所狭しと咲き誇っていた。岩崎のバス停からバスに乗って豊橋駅へ向かう。豊橋駅前の銭湯で汗を流したあと冷たいビールで反省会をして解散した。天気に恵まれ楽しい春の一日であった。

2008年4月13日 吉野山(奈良県 455m)

2008年04月14日 | Weblog
大阪S会の4月例会は女性陣企画の吉野山桜巡りである。8:00近鉄阿倍野橋集合/今日の参加者は10名。8:20の吉野行き急行に乗る。運良く全員座れたが車内は満員状態となる。
9:50大和上市下車/宮滝までバスの予定であったが既に長い列が出来ているのでタクシーで行く。10:20宮滝出発/出発前にFさんから大福餅が配られた。いつも美味しい大福有難う。柴橋で見事な渓谷美を見ながら吉野川を渡り、桜木神社で安全登山、家内安全、世界平和をお祈りしたあと象(きさ)の小川を遡る。天気予報に反していい天気でよかった。みんなの足取りも軽い。冗談も飛び交って口も軽い。無名の滝で一服する。Mさんからイチゴ、Kさんからミカンといろいろご馳走になる。お返しに知多のえびせんべいを出す。上千本と如意輪寺の分岐でどちらに行くか迷ったがリーダーの判断で帰りの時間を考慮して如意輪寺へ向かう。参拝を済ませてしばらく下るといっぺんに視界が開ける。一目千本と言われるように山全体桜が満開で素晴らしい眺めだ。乏しい表現力ではうまく言い表せない。感動して瞬間鳥肌がたった。山の斜面のお墓の前で(勝手に場所を借りてごめんなさい)昼飯にする。Sさん自家製の梅酒を花見酒としてみんなで回し飲みする。
帰りは蔵王堂まで下ると思うように歩けないほどの人が連なっている。電車は一本乗り過ごして何とか座って帰ることができた。桜で有名な吉野であり、この時期混むのは覚悟していたがそれにしてもすごい人出である。桜と梅酒にも酔ったが人にも酔った。大阪に着いて難波「若狭」にて反省会。Mさんのご主人(通称マスター)が反省会のみ参加。大いに盛りあがる。
鯖へしこスパゲッティが美味しかった。蓬莱豚まんを買って近鉄アーバンライナーで名古屋へ帰る。


2008年4月12日 繖山(きぬがさやま 滋賀県 433m)

2008年04月14日 | Weblog
名古屋から新幹線で大阪へ向かう時、米原を過ぎて近江平野をしばらく走り愛知川を渡ると右側に迫る山がある。これが在来線と新幹線に挟まれて存在する繖(きぬがさ)山である。平成13年に山火事になったことは残念であるが、木が無い分稜線からの琵琶湖の眺めは素晴らしい。大阪S会4月例会を明日に控え大阪へ向かう途中、能登川で下車し繖山を越えて安土へと歩く。10:00JR能登川駅出発/ 駅の売店でチョコとアンパンを購入する。
花見弁当にしては少し貧弱かな? 猪子観音の鳥居をくぐった先に階段があったので迷わずそちらから取り付く。ミツバツツジが満開、ウグイスの合唱まさに春爛漫といったところ。10:40猪子山山頂着/ ここまで来ると尾根道なので随分歩きやすい。天気はいいし、気分よくつい鼻歌が出てくる。雨宮龍神社まで来ると目の前に全体的に茶色く地肌も痛々しい繖山が迫る。山火事から復帰するのにはたして何年かかることか。一旦下って地獄越峠から登る。地獄越とは何とおどろおどろしい名前だ。途中ポツポツと目に付くワラビを採りながら登ってたらいつの間にかかなりの束になった。まだ早いと思ってたが予期せぬお土産ができた。12:00繖山山頂/豪華なアンパン定食で昼飯にする。眼下には白くて細い新幹線がまっすぐ音もなく滑るように走っている。あんな小さい物体に1500人以上の人が入って空間移動しているのかと思うと不思議な気がする。
下山は前に桑実寺の方に下りて通行税をとられて腹がたったことがあるので、風土記の丘公園を目指して下る。公園内の桜も満開で素晴らしい。芝生のあちこちで家族連れで花見している。時間があるので安土城経由で安土駅まで歩く。今夜の泊まりは生駒の姉のとこ。
ワラビのお土産ができたので特に何も買わない。