ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2013年2月23日(土)  中之倉峠(山梨県下部町 1080m)

2013年02月24日 | Weblog
冬の富士山写真撮影に来た広島在住のKさんに便乗して今日も富士五湖を巡る。珍しいというか晴れ男ヨシ坊の面目躍如というか快晴の天気が3日続いている。本日のメインは本栖湖で1000円札のモデルとなった富士を写真家岡田紅陽氏が撮影したという中之倉峠へ登る。その前に昨日行った三ツ峠へKさんが忘れたストックを取りに行く。宿泊所から本栖湖へ行く同じ方向なのでさほど時間ロスがなくてすんだ。河口湖、西湖、精進湖と回って本栖湖に着いた。本栖みちトンネル手前を左に入りキャンプ場に駐車する。トイレ横に中之倉峠への標識があった。10:10登山道に入る。コナラ、ミズナラの林の急な坂道を登る。葉がすっかり落ちていて日が通るので暖かい。登るほどに木の間越しに本栖湖がよく見えるようになった。10:40中之倉峠に着。少し先にアルミ柵が着いた展望台あり。1000円札を出して見比べてみると目の前の景色は全く一緒。ここは風がないが湖面は風があるのか期待した逆さ富士は見えない。写真撮影に熱中するKさんの横でスケッチする。逆さ富士を写真にはできなくても絵に画きこむことは可能。写真も絵も一段落したところでコーヒーをいれる。絶景の富士山を見ながら飲む熱いコーヒーはまた格別な味がする。下山は急な下りを20分で降りた。次の撮影ポイント田貫湖へ向かう。

2013年2月22日(金)  三ツ峠山(山梨県都留市 1785m)

2013年02月24日 | Weblog
鎌倉、浜松、名古屋、広島の悪友4人が誘い合って三ツ峠山に登る。広島のセミプロ写真家Kさんが冬の富士山撮影にはるばる車で来て、他の三人はそれに便乗ということになった。さすがに撮影ポイントがよく下調べしてあって、我々素人ではなかなか見ることのできない富士山をあちこち見せてもらった。本日はヨシ坊が過去に2回登っている三ツ峠山へ案内することにした。昨晩は鎌倉のAさん紹介の箱根保養所にお世話になった。河口湖大橋を渡り137号線を登り、新御坂トンネルの手前で御坂みちに入る。三ツ峠登山口から細い林道に入ると完全な雪道となる。四輪駆動の実力を発揮して終点登山口へ着いた。9:25アイゼンを装着して出発。快晴の上に風がないのですぐに暑くなり上着を脱ぐ。雪道ではあるが幅の広い林道で山上の小屋へ作業車が通っているので歩きやすい。10:50展望台に着。ドーンと目の前にまるで絵に描いたような富士山が広がっていて素晴らしい眺めである。荷物を置いて山頂を目指す。三ツ峠山荘の前を通り、山荘のワンちゃんのけたたましい歓迎を受ける。11:10三ツ峠山山頂に到着。富士山はもちろん北から八ヶ岳連峰、南アルプス連峰がくっきりと見える。先着のおじさんに詳しく山名を教えてもらった。
12:00再び展望台に戻り昼飯にする。突然Kさんが大声を出したので何事かと思ったら車の中にコンビニで買った弁当を忘れたとのこと。みんなで少しづつ分けて食べる。12:30下山開始。下りになってこれから登る人達に何組か出会った。13:30登山口に到着。アイゼンを外したのでトイレから戻ったKさんがトイレの前でスッテンコロリン。今日はKさんの話題が多い。ここから車で保養所へ戻ったが、実は翌日朝Kさんのストックがないのに気づき、もう一度三ツ峠登山口まで行ったら何と運よく雪に突き刺したままで残っていた。今回いろいろとKさんの印象が強い。

2013年2月9日(土)  金剛山(大阪府河内長野 1125m)

2013年02月10日 | Weblog
大阪S会2月例会で金剛山に登る。8:50南海難波駅に集合。南海電車と登山口までのバス往復がセットになったハイキングチケット1670円を買う。400円くらい得するらしい。本日のメンバーは12名。9:02橋本行急行に乗る。河内長野駅前から金剛山ロープウェイ乗場までのバスに乗る。大阪府民人気の山だけあってバス乗り場は行列状態。臨時バスも出ているのでそんなに待たず乗ることができた。10:00登山口で下車。トイレのある駐車場で準備をして出発する。10:20高畑谷登山口。ここから林道を外れ狭い山道を登る。思ったほど雪は多くない。谷川にできた氷柱がキラキラと日に輝いて美しい。歩いている分には暖かいが止まると寒い。顔の表面がピリピリする。岩場は氷っているので慎重に登る。ロープがなければちょっと怖い。12:00金剛山山頂に到着。山頂広場は多くの人達で賑わっている。青空をバックにした樹氷が美しい。人懐こいヤマガラが飛んできた。誰か手の平にピーナツを乗せたらすぐ飛んできて食べた。13:30下山開始。下りは瀬戸谷コースを下る。下りは用心してアイゼン着用する。15:30登山口着。

2013年2月8日(金) 大文字山(京都市 466m)

2013年02月10日 | Weblog
明日の大阪S会2月例会を控えて関西へ向かう。今日はJRで途中米原から北陸線に乗り換え小谷山に登る予定であったが、関ケ原あたりから雪がひどくなり米原では視界真っ白の猛吹雪となる。北陸線は諦めてそのまま京都へ向かい山科で下車する。11:45粉雪の中、JR山科駅を出発。毘沙門天、山科聖天から大文字山に登り銀閣寺へ降りるコースを歩く。琵琶湖疏水を渡り、紅葉の名所毘沙門天にお参りをすませ山科聖天の先からいよいよ山道に入る。雪は表面にうっすらと積もっている程度なのでアイゼンなしで十分歩ける。鬱蒼と茂った杉林の中を黙々と登る。日が当たらないのでじっとしてたら寒い。歩いていてもそう汗をかかない。杉林を登りつめて尾根道に出る。木々の間から京都市街が見える。13:30鹿ヶ谷の分岐。13:35大文字山山頂に到着。西側の木が切られて何年か前に来た時より視界が広くなった。木のベンチも用意されている。小休止して大文字の火床へ進む。13:50滑りやすい道を下って火床に着。邪魔するものが何にもなくて素晴らしい眺めだ。大の字のてっぺんに位置する火床に座って休む。毎年8月16日の夜に点火される五山送り火。これだけ視界が広いので京都市内どこからでも見れるはずだ。ここへ来るまで会う人は少なかったがここまで来ると観光で上がってくる人も多い。道は整備されていて歩きやすい。14:30銀閣寺裏の登山口着。この後銀閣寺前から今出川通りをまっすぐ西へ進み京都御所を歩き丸太町から地下鉄に乗る。晴れ間はあったが寒い一日であった。京都の冬は寒い。