ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2015年7月26日(日)  風切山(かざきりやま 愛知県新城市 356.4m)

2015年07月28日 | Weblog

愛知H会7月例会で風切山に登る。豊橋で名鉄からJR飯田線本長篠行の普通に乗換る。駅で確認したら豊川より先はmanacaが使えないとのことなので、いったん改札口をでて東新町まで往復切符を買う。10:01東新町駅から歩き出す。予想以上に暑い。家の影などを選んで歩く。街中を歩いている人は他にいない。11:00ようやく登山口の老人福祉センターに着いた。11:10ストレッチの後センター裏の登山口から山道に入る。等間隔で古い石仏が置いてある。12:05山頂に到着。見晴らしがきくのは吉祥山から本宮山にかけての西の方だけ。眼下に先ほど歩いた街並みが見える。豊川を渡った赤い弁天橋も見える。ベンチに座って昼飯にする。体長15cmほどの大きなオニヤンマが目の前をゆっくりと横切っていった。12:50下山開始。東登山道を下る。北登山道より距離が長いのか行けども行けども林道に出ない。13:35ようやく登山口の林道に出た。ここからは田んぼの農道を歩く。日吉神社で休憩。樹齢何千年かの大きな樟の大木あり。ここまでは割と涼しい道のりであったが再び暑い自動車道を歩く。14:35東新町駅に到着。14:40をのがすと次の列車まで2時間近く待つことになるので、最後の方は速足になった。喉カラカラで冷たいビールを飲みたいが家まで辛抱する。


2015年7月24日(金)  大山三鈷峰(鳥取県大山町 1516m)

2015年07月25日 | Weblog

大阪S会7月特別例会で鳥取の大山に登る。案内してくれるのは広島在の友人Kさん、前に広島宮島の弥山を案内してもらったこともある。昨日に大山、今日は蒜山の予定であったが台風の影響か昨日は雨のため出雲観光(出雲大社、足立美術館)を楽しんだ。今日は朝から雲もとれて絶好の山日和となった。蒜山国民休暇村を朝食もとらず6:30に出発し大山寺山門前の駐車場に7:30に着いた。軽く準備運動をして出発する。谷川を渡渉して大神山神社の長い石畳参道を歩く。誰もいない森閑とした神社本殿に安全祈願をお祈りする。神社裏の登山口か山道に入る。鬱蒼とした杉、ブナの大木が多くて太古からの古い歴史を感じる。いきなりの急登で苦しい登りが続く。8:40ようやく宝珠尾根に出た。目の前にこれから登る三鈷峰と剣ヶ峰、弥山へと続く荒々しい大山北壁が連なっている。北アルプスの穂高連峰を思い出す。尾根歩きといっても決して平たんでなく何度もアップダウンを繰り返す。何か所か崖崩れで危険な個所もある。10:40ユートピアに到着。ここに荷物をおいて三鈷峰へ往復する。周りはまさにお花畑。オニユリ、クガイソウ、シモツケソウ、ヤマウドなどが咲き誇っている。尖った尾根を強風に煽られないよう気を付けて登る。11:00三鈷峰1516mに到着。大山のピークはここから西へ剣ヶ峰(1729m)、弥山(1711m)と続く。昔は縦走可能だったが今は崩落が進んで渡ることはできない。いったんユートピアに戻り避難小屋前で昼飯にする。12:10下山開始。2箇所ほどロープなしでは降りれないところもあり慎重に下る。途中から砂すべりで元谷へ降りる予定であったが入り口に危険通行禁止のロープが張ってあったで来た道を降りる。15:00大神山神社に着く。本殿にお礼参りをすませ、湧き水(延命水)をペットボトルに汲む。なかなか体力的にきつい登山であったが、前に登った弥山への夏登山道とは趣の違った感動的な登山であった。


2015年7月19日(日) 生駒山(奈良県生駒市 642m)

2015年07月20日 | Weblog

大阪S会の7月例会で生駒山に登る。9:00に近鉄石切駅北出口に集合。昨夜泊まった京都から地下鉄、近鉄経由して向かう。軽く準備運動して出発する。今日の参加者は10名。急坂の住宅地を抜け宮川谷コースに入る。9:30最初の休憩。Kさんから氷ぜんざいの差し入れあり。小豆も自分で炊いて、ダンゴも自家製の本格的なもの。冷たくて美味しかった。宮川谷を更に登ると崖が崩れていて進めない。一週間前の下見のときは何ともなかったとのこと。一昨日からの雨で崩れたのか。仕方ないので途中まで戻り尾根道に登る。谷川道との合流点で2回目の休憩。Tさんから冷たいマスカットの差し入れ。更に3回目休憩ではMさんから冷凍スイカの差し入れ。今日は食べてばっかり。12:00それでも歩いていればお腹もすくもので大阪市街を見下ろす展望地に着いた時にはすっかり空腹になっていた。ここからくさか園地を目指す。道の両側には紫陽花が満開。いろんな種類の紫陽花が目を楽しませてれる。2句「紫陽花の 色とりどりの 七変化」「紫陽花に 心うばわる 山路かな」

真っ赤なベニテングダケを発見。いかにもどぎつい赤で見るからに毒キノコといった感じがする。生駒山縦走コースを歩く予定であったが疲れたので予定変更して生駒ふれあいセンターからバスで近鉄生駒駅へ。予定より1時間早く、生駒駅前の「味楽座」で反省会。乾いたのどに冷たいビールが美味い。


2015年7月15日(水) 志賀山(長野県下高井郡志賀高原 2036m)

2015年07月16日 | Weblog

梅雨の晴れ間をねらって昨日から志賀高原に来ている。一昨日まで完全な梅雨天気であったが幸い昨日から梅雨が明けたみたいに暑くなった。中野市街から湯田中渋温泉郷を抜けると道は一気に高度を上げていく。このまま進めば白根山の峠を越えて草津温泉へ行くことができる。熊の湯温泉の前山リフトで駐車する。リフト(往復610円)に5分乗って前山山頂に着く。ここから志賀山に向かって歩く。渋池で休憩。浮島の池と横手山を背景にした景色が素晴らしい。30分ばかり歩いて志賀山と四十八池の分岐に出る。志賀山に登り四十八池を経て帰ることにして志賀山方面に進む。木道をしばらく歩き登りに入る。急な岩道を途中まできたが奥さんがギブアップ。一人置いておくわけにもいかないので、ここで引き返す。分岐まで戻り四十八池に向かう。約30分平坦な林道を歩く。ウグイス、コマドリ、その他いろんな鳥が鳴いている。林道を抜けると目の前に広々とした緑の湿原広がっている。コバイケイソウ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメなど咲き競う中、木道を歩く。まさに天上の楽園といった感じ。500mほどの木道の端まで歩き、コーヒータイムにする。素晴らしい環境なので今日のコーヒーも格段の味がする。ゆっくしていたら急に曇ってきて雨がポツポツときたので引き返すことにした。来た道を前山リフトまで戻る。また天気も回復したのでこのまま立ち去りがたく、リフト前のベンチでお茶する。目の端に何か黒いものが動いたのでよく見ると100mばかり先に熊がいた。近くを歩いている人たちに大声で注意したら熊も気づいて笹の茂みに入って行った。リフトの係の人に熊が出たと言ったら慣れたものでここらへんよく出没するとのこと。


2015年7月12日(日)  箕作山(みつくりやま 滋賀県近江八幡市 372m)

2015年07月16日 | Weblog

天候不順や諸々の用事が重なって久しぶりの山歩きである。今日は少し足を延ばして滋賀県の近江八幡市にある箕作山に登る。JR米原経由で近江八幡へ行き近江鉄道八日市線に乗り換える。2輌編成のローカル線で走る音ものんびりしてて心和む。無人駅の市辺(いちのべ)駅で下車。国道を西へ歩き阿賀神社に入る。お参りを済ませて社殿横の登山口から船岡山に取り付く。山頂に「茜さす紫野ゆきしめのゆき野守は見ずや君が袖振る」で有名な額田王と大海人皇子の相聞歌を刻んだ石碑が立っている。ここ船岡山の高台から万葉の昔に額田王が彼氏と野守の目を気にしながら愛を確かめ合ったのだろうか。一旦船岡山から下って田の畦道を歩いて次の岩戸山へ向かう。登山口から山頂まで石仏が並び石段が続く。山頂には聖徳太子が爪で刻んだといわれる石仏が祀ってある。裏に回り岩をよじ登って山頂に出る。琵琶湖がすぐ目の前に広がり素晴らしい景色だ。小脇山山頂で昼飯を食べて尾根道を歩く。小脇山は織田信長に対抗した六角氏の居城跡で今でも石垣だけが残っている。13:00箕作山に到着。ここは周りの木も少なくて見晴らしがよい。ここから太郎坊山を経由して太郎坊宮に出る。予想以上に大きな神社である。下を見たら目がくらみそうな急な石段を下る。下るのも大変なので逆にこちから登らなくてよかった。参道から振り返ると太郎坊山が富士山のようにきれいな形をしている。太郎坊宮駅から近江鉄道に乗って帰る。