ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2004年11月28日 笙ヶ岳(909m)

2004年11月28日 | Weblog
8:50,近鉄養老線に乗り養老駅で下車。駅ホーム天井を飾る沢山の瓢箪にびっくり。
タクシーで養老の滝まで行く手もあるがウォーミングアップを兼ねて歩く。
ゆるやかな勾配を登り養老公園の中を通る。まだ早いので人も車もいない。
9:30,養老の滝到着。天気予報では晴れだったがどんよりと曇って今にも雨が降りそうだ。
天気予報はあてにならない。
10:40,三方山到着。標高730mで標高差600ぐらいなんだがここまでの登りは結構きつい。
三方山に着くと目の前に視界が開けて疲れが吹っ飛んでしまう。今日はかすんでて遠くの山は見えない。風が強くじっとしてると寒いので休憩もそこそこに歩き出す。木の葉は殆ど散ってしまった。その分視界は良いが風がストレートに吹いてくる。道は木の葉の絨毯で、カサコソカサコソと
リズミカルな音が何ともいえない。
11:40,あせび平着。ここの広場は風もなく暖かい。ちょっと遅くなるが笙ヶ岳の帰りにここで昼食にしよう。ここから一旦谷に下りて笙ヶ岳を目指す。かなり道が険しくなった。谷下に一頭の鹿を発見する。よく見れば回りに鹿に木の皮をはがれた木が何本もある。そのうち枯れてしまうだろう。
12:30,笙ヶ岳山頂着。狭い頂上は10数人のパーティで占領されていて座る所がない。三角点にタッチして記念写真を撮ってすぐ下山する。占領してすまないとパーティの人にキャンディを3個もらった。
13:20,あせび平着。のんびりと遅めの昼食をとる。カップラーメンとカロリーメイトとミカン。
30分程休憩して出発。ここからは林道をダラダラと降りる。
14:50,養老の滝。朝と違ってすごい人出だ。老若男女、人人人・・・。
養老駅に着いてタイミングよく大垣行きの電車に飛び乗る。大垣駅前の御菓子屋「金蝶園」で
栗きんとん、金つばをお土産に買って帰る。

2004年11月22日 油日岳(693m)

2004年11月22日 | Weblog
鈴鹿山系の一番南になる油日岳に登る。草津から草津線に乗り換え柘植方面へ。
貴生川行きに乗ったので貴生川駅で20分待ち。
10:00 油日駅で帰りの時刻を確認して出発。朝はどんよりと曇っていたけどいい天気になった。
10:40(登山道入り口着)油日神社を目指して歩き出すが迷ってしまった。農家のおばちゃんに聞いて何とか迷子にならずにすんだ。自動車道から未舗装の林道になって歩きやすい。しばらく歩くがなかなか油日岳が近づいてくれない。500mくらい松林を歩くがほとんど虫にやられて枯れているのが痛々しい。
12:20(山頂到着)林道が尽きた所からいきなり急な登りになった。何箇所かロープがあったが使わずに登る。急な傾斜で足がズルズルとすべる。頂上には岳大明神の祠があった。ここは油日小学校6年生の卒業登山になっているのか、毎年の記念標識が残っている。山頂からの見晴らしは西の方だけだが素晴らしい眺めだ。すぐ下に草津線を通る電車の音が聞こえる。
12:50(山頂出発)今日は平日なので誰にも会わないし、誰も登ってこない。静かなもんだ。下りは一気に降りる。麓の油日神社に無事下山の御礼参りをする。門前の紅葉が素晴らしくてつい見とれてしまった。予定の電車を次の電車にしてスケッチを一枚。
15:10(油日駅着)電車の時間まで約50分あるので近くの酒屋で缶ビールとおつまみを買って駅前のベンチで乾杯。つまみのスルメを狙って野良猫が寄ってきた。あげないもんね。

2004年11月21日赤目の四十八滝

2004年11月22日 | Weblog
何年振りかな。久し振りに三重県の赤目四十八滝へ行く。近鉄名張駅下車し、9:00発のバスに乗る。予想どおりバスはすし詰めのギュウギュウ。30分辛抱して落合下車。杉林の中を登り峠を越して出合到着10:30。ここから赤目渓谷に入り四十八滝を下りながら紅葉を楽しむ予定である。
売店のおばちゃんに入場料300円を払う。前は要らなかったのに、聞いたら維持費とのこと。
期待が大きすぎて紅葉はいまいちであった。そして予想はしてたけどすごい人で、滝沿いの狭い道が渋滞してなかなか前に進めない。滝の入り口の駐車場には観光バスが10台以上とまっていた。
15:00に滝を出て近鉄赤目口へ向かって歩き出したが、まだ延々と車が渋滞して来ている。今から行っても暗くなるのではと他人事ながら心配になる。赤目口まで約1時間歩く。途中の紅葉の方が
よっぽどきれかった。

2004年11月14日 宇連山(929m)愛知県民の森

2004年11月14日 | Weblog
9:40(南尾根登山口)JR飯田線の三河槙原下車。愛知県民の森に入ってすぐ、登山口の標識に従って
山道に入る。森閑とした杉林で、熊が出そうな雰囲気だったのでクマ除けの鈴を取り出す。
10:20(南尾根展望台)南尾根に登り付いて約20分で展望台に到着。曇り空ではあるが見晴らしはよい。奥三河の山々がかなり遠くまで見える。一汗かいたとこで、お茶とみかんタイム。
12:00(北尾根分岐)4,5回のかなり険しいアップダウンを繰り返しようやく北尾根分岐に着く。愛知県民の森を取り囲む形で尾根道が回っている。いつかぐるっと回ってみたい。
12:30~13:15(宇連山山頂)先客は一人。目の前で堂々としているのは「明神山1016m」、一昨年登った時きつかったのを覚えている。宇連ダムは空が曇っているので全然目立たない。スケッチ1枚。
14:20(亀石の滝)登りは徐々に登ったけど、下りのコースは一気に降りる。膝が笑い出して、笑いすぎて痛くなった。滝の紅葉はひときわ目立って素晴らしい。日が射せばさらに素晴らしいだろう。県民の森の紅葉も期待どおりであった。何も人が多い京都嵐山や足助香嵐渓へわざわざ行く必要はない。ここは紅葉、黄葉のもみじがあって色のバランスが良い。
県民の森のモリトピアで一風呂浴びて帰ろうかと思ったけど、今日は止めて早く帰ることにした。
列車が来るまで、三河槙原駅(無人駅)ホームで大の字になって休む。天空をトンビが横切って飛んでいった。
15:51豊橋行きに乗る。






2004年10月24日 御在所岳と国見岳

2004年11月05日 | Weblog
毎年恒例となっている春と秋の鈴鹿登山。今年の秋は御在所岳から
国見岳を計画した。四日市で大阪からの仲間と合流し、近鉄湯ノ山線に乗り換える。
湯ノ山温泉駅着9:25。予約していたタクシーで武平峠へ向かう。一人の場合はいつも
歩くけど、今日は大阪からはるばる来てもらっているので時間が勿体無い。
武平トンネル前の登山口から登る。今日はウォーミングアップなしでいきなり登り出した
のでいつもより体が重い。武平峠で一口羊羹を食って小休止。
登りついて山上の車道に着いたが霧で何にも見えない。
国見峠から国見岳に上がる。頂上の大きな石の上で一人一人ポーズをとって写真を撮る。
国見尾根の急降下はスリルが一杯。木の根っこにつかまって下りたので手が痛くなった。
蒼滝へ下山予定であつたが土砂崩れでコース変更する。山は何があるかわからない。
下山後は湯ノ山グリーンホテルの露天風呂で汗を流す。すぐ近くのヘルシーパル湯ノ山は
いつも人が多くて受付の愛想も悪いのでグリーンホテルにして正解。
四日市駅前の居酒屋「庄や」にて本日の反省会。反省することは何もないけど要するに
冷たいビールを仲間と楽しく飲めればそれでよい。

041030錦秋の久住山

2004年11月03日 | Weblog
大阪の愉快な仲間と久住山に登ってきた。10/29伊丹空港7:45発で熊本へ。
熊本についたら本降りの雨で、その日は山を諦めて熊本城、水前寺公園と
観光にした。早めに黒川温泉に着く。黒川温泉は何回行ってもまた行きたくなる
温泉だ。施設もロケーションももてなしも素晴らしい。
翌朝6:00に露天風呂に入ったが大粒の雨で風呂に入りながらシャワーを浴びている
状態だった。幸い旅館を出る頃は雨も上がってくれた。
久住は長者原から中岳をめざす。コースは、長者原P(1.5hr)スガモリ小屋(1.0hr)
久住別れ(0.5hr)中岳池の小屋(2.0hr)坊がつる(1.0hr)雨ヶ池越(1.0hr)長者原p

中岳は完全にガスの中、風も強いので頂上は諦めて坊がつるへ下る。
長い下りだが途中何回も素晴らしい紅葉に歓声が上がる。

その日の泊まりは星生ホテル。昨夜の黒川温泉があまりにも素晴らしかったので
印象は薄い。

10/31は阿蘇の烏帽子岳に登った。草千里についたときは濃いガスの中だったけど
歩き出すと同時に晴れて、頂上は素晴らしい眺めだった。

阿蘇、久住の雄大な山に登ることができて幸せな二日間であった。