ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2006年8月26日 鎌ヶ岳(三重県鈴鹿 1161m)

2006年08月26日 | Weblog
久し振りに休みが取れたので、久し振りに鈴鹿へ行く。天気予報によれば今日も暑くなりそうなので、沢伝いに鎌ヶ岳に登ることにした。7時前には家を出たかったけど奥様より廃品回収品を出すのを頼まれて遅くなってしまった。
9:35湯の山温泉バス停/近鉄駅で7:44名古屋発宇治山田行き急行に乗る。駅の売店でおにぎり2個とアンパンを買う。四日市で乗り換える。今日は登山客が少ない。みんな暑いので遠慮しているのか。
10:30三つ口谷入り口水場/バス停で軽くウォーミングアップをして出発する。日照りの自動車道歩きは辛いものがある。
12:30鎌ヶ岳山頂/涸れ沢になった三つ口谷を一人黙々と登る。休憩の度に渓流で顔を洗う。沢登はこれが出来るからいい。木々にさえぎられて日も当らないし、夏はこれに限る。途中から沢を離れて尾根に上がる。ガスにさえぎられて景色は見えないが下から上がってくる風が心地よい。バテバテになった頃、いきなり鎌ヶ岳の山頂に着いた。ほんと、いきなり山頂に飛び出したという感じだ。
折角着いたけど頂上はどこかの団体さんが占領していて座る場所がない。
15:30湯の山温泉バス停/せっかく苦しい思いで登ったけど、団体さんがうるさいのですぐ下山する。長石谷を下ることにする。
長石谷は名前どおりいやになるほど長い下りだ。しまいには足がガクガクになってしまう。あまりの暑さに途中2回、渓流の水で体をふく。素っ裸で水につかりたいのを何とか我慢する。久し振りの汗かき体験である。
いつものように「グリーンホテル」で温泉に入る。ちょっとぬるめの露天風呂が気持ちよい。湯上りのビールはもう最高!

2006年8月5日仙丈ヶ岳(長野県3033m)

2006年08月13日 | Weblog
昨夜は早々と寝たが甲斐駒ケ岳の下り、駒津峰から仙水峠までが急で長かったので足がコリコリになっている。3時に起きて小屋の外に出たら満天の星空。下界では見ることの出来ない星空だ。一遍に目が覚めた。出発を前にベンチで休んでたら、懐かしいお国なまりが聞こえたので訪ねたら佐賀県からの20人パーティであった。中にたまたま同郷の方がいて懐かしいローカルな話となる。世の中狭いもんだ。
5:00北沢峠出発/北沢峠から昨日と反対側に向って登る。一合目手前で朝日が照りだした。時々馬のいななきに似たコマドリのさえずりが聞こえる。自然は素晴らしい。
7:30五合目/しばし休憩をとる。樹間に真っ白な頂きの甲斐駒ヶ岳が見える。あぁ昨日あそこに登ったんだな、よく登ったもんだと感慨もひとしおである。
9:10小仙丈岳2855m/樹林帯を抜け出してハイマツの中を登って小仙丈岳に着きしばし休憩を取る。鳳凰三山の向こうにくっきりと富士山が見える。振り返れば信州の美ヶ原高原から穂高連峰を望むことが出来た。梅雨明け10日の安定時期を狙ったとはいえ快晴に恵まれてほんとに良かった。
10:50仙丈ヶ岳山頂/仙丈カールを左右に見ながらようやく山頂到着。記念写真の後少し下った広場で昼飯にする。ずーっと長くこの天国にいたいがそうもいかず
後から来た佐賀県の皆さんにさよならして下山開始。

2006年8月4日 甲斐駒ケ岳(長野県2967m)

2006年08月13日 | Weblog
昨日のうちに北沢峠にある山小屋「長衛荘」に入る。伊那市バスセンターで大阪組と合流し、タクシー・村営バスと乗り継いで15:00頃に到着。峠の標高が2030mあるので、下界と違いひんやりして気持ちよい。小屋は盆休み前ですいてるかと思ったが、人気のある山を控えているせいか結構混んでいる。
5:00北沢峠出発/朝は3:00頃から回りがゴソゴソ動き出して眠れない。4時に起きて昨晩もらっていた朝食用弁当を食べる。準備運動の後、憧れの甲斐駒ケ岳を目指して出発。
7:20双児岳/トウヒ樹林帯の中をゆっくり登る。涼やかな声でしきりに囀っているのは、ルリビタキかな?突然木の間に鋭く尖った北岳が見えた。朝日に輝く鋭鋒に感激して鳥肌がたった。
8:00駒津峰/双児岳に続くピークの駒津峰に着く。仙水峠からの道と合流する。一息ついた後、目の前にそびえる甲斐駒ケ岳を目指す。岩場の直登コースで登り、巻き道コースで下ることにする。岩場は下から見たとおりヒヤヒヤの連続。
10:40甲斐駒ケ岳山頂/ついに頂上に到着。視界360度、天気に恵まれ素晴らしい眺めである。遠く槍ヶ岳までよく見える。