ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2009年6月28日 羽黒山(三重県亀山市関町 291m)

2009年06月28日 | Weblog
JR8:16名古屋発の亀山行きに乗る。大阪S会の6月例会幹事がヨシ坊の番で、関宿の羽黒山に皆さんを案内する。既に5月10日に下見は済んでいる。亀山で乗り継いで10:01に関駅到着する。天気予報は曇り、昨夜のTV予報では晴れになっていたが、雨が降っている。大阪組は10:38着なので、それまで駅待合室でコーヒーを頼んで時間をつぶす。水がいいのか、いい香りで味もいい。他に客もいないので、売店のお姉さんといろいろお話する。この雨の中を山に登るんですかとびっくりしてた。
10:40大阪組を出迎えて総勢8人で出発する。東海道関宿の中を歩く。観光客が多い。郵便局で東海道と別れ、町役場の前から住宅街を抜ける。雨は上がり傘をたたむ。小野川を渡る橋から左にこれから登る羽黒山が見える。小野川は水がよく澄んでいて時々カジカが鳴いている。林道を進み、羽黒神社入り口の鳥居で休憩する。
ようやく天気予報どおり日が射しだした。ジグザグに林間を登って神社境内に着く。本殿は高台にある岩穴になっている。お参りをすませて、ここで昼食にする。
食後のデザートにOさんからサクランボをいただいた。冷たくて美味しい。本殿大岩を巻いて急な道を登る。岩場で景色を楽しみながら13:00山頂に着いた。梅雨時だというのに快晴となり、今度は暑すぎて日射病になりそうだ。今度はMさんから冷たいスイカをいただく。美味しい。5月に下見に来たとはいえ道はわかりにくい。赤テープを頼りに歩く。300m足らずの山とはいえ、羽黒山を侮ってはいけない。何度もピークをすぎてくたくたになる。15:00やっとの思いで歩きやすい東海自然歩道に着いた。木蔭を選んでコーヒー休憩にする。更に歩いて展望台から伊勢湾を眺める。この後国民宿舎関ロッジから東海道関宿へ出る。居酒屋「くらぞう」の2階を貸切状態で反省会をする。今日が丁度Mさんの誕生日であり、反省会と誕生祝いを兼ねる。暑くてノドがカラカラ状態であり、ググッと飲んだ冷たいビールが旨い。単純だけど生きててよかった。

2009年6月20日 烏帽子岳(長野県上田市 2066m)

2009年06月21日 | Weblog
昨日は戸隠山に登る予定であったが、麓の戸隠神社奥社に着いたのが遅くなったので諦めて戸隠森林植物園の散策をした。二日目は長野県と群馬県の県境に位置する烏帽子岳、湯の丸山に登る。昨日今日と天気予報は梅雨時の曇りであったが実際は晴れの夏日であった。またしても晴れ男の実力を発揮。
松代のホテルを出て、上信越自動車道を東部湯の丸ICで降りて、94号線を嬬恋に向かって走る。急カーブの連続で対向車に気を使う。登山口の地蔵峠に着いてビックリ。車がいっぱいで何とか第4駐車場に駐車する。レンゲツツジの群生で有名だが、こんなに人出が多いとは思わなかった。10:00駐車場出発。湯の丸山へのリフト下の登山道は登山者が連なっているので、キャンプ場経由烏帽子岳のコースを取る。こちらは逆に誰も歩いてない。6月10日に熊発見の標識があり緊張して歩く。
熊に遭遇しないように祈りながら、湯の丸山を巻いて歩く水平道を30分で湯の丸山と烏帽子岳の鞍部に着く。真っ白な花が満開のズミの木蔭で休んだ後、30分の急登で烏帽子岳山頂に着いた。11:10。360度の絶景、目の前にこれから登る湯の丸山、その向こうに浅間山と連なっている。せっかく登ったけど一旦鞍部まで戻り、またズミの木蔭で握り飯エネルギーを補給して湯の丸山の登りに取り付く。12:30汗びっしょりになって湯の丸山(2101m)山頂到着。30分ほど下るとツツジ平と呼ばれる平原になっていてあたり一面レンゲツツジが群生している。ここまではリフトで上がることが出来るので人も多い。ここからはリフト下のスキーゲレンデを下る。木蔭がないので暑い。13:30駐車場到着。いい天気で2000mのピークを二つも登ることが出来てヨシ坊は満足している。

2009年6月14日  舟着山(愛知県新城市 427m)

2009年06月14日 | Weblog
JR飯田線沿線の舟着山(ふなつきやま)に登る。金山からJR東海道線に乗ったが、ハイキングスタイルの中高年で満員状態であった。新快速が三ヶ根駅に臨時停車し車内はガラガラになった。JRさわやかハイキングが三ヶ根山であった。
豊橋で9:08発の飯田線に乗り換え、三河東郷着10:20。武田と織田が戦った設楽ヶ原の田園の中を歩く。田植えも終わって少し伸びた緑の稲田を渡ってくる風が気持ちよい。目の前にこれから登る舟着山が横たわっている。しきりにホトトギスが鳴いている。集落を通るが人に会わない。道に迷っても聞きようがないのでちょっと不安である。国道69号に出てしばらくすれすれに通り過ぎる車を気にしながら歩く。ゴミ処理場新城クリーンセンターの前から道が分かれているので見当をつけて登る。草に隠れるようにしてあった「舟着山」の標識を発見して安心した。林道が終わり、いよいよ登山道に入ったがあんまり登山者がいないのか草が茂っていて道が明確でない。マムシに気をつけて杖で草をたたきながら進む。11:50山頂到着。
植林の桧が茂っていて見晴らしはよくない。木の間から少し見える程度である。
舟着山の謂れを書いた看板あり。「太古の昔、このあたりが海であった頃、神々は舟で往来し、ここに舟を繋いだ。即ち舟繋ぎ山である。」なるほど、山の名に舟が
付いているのにこれで納得できた。納得できたところで風通しの良い場所で早起きして自分で作った弁当を食べる。我ながら美味しく出来て満足している。
12:30下山開始。来た道を戻る。結局今日は誰にも会わなかった。見晴らしがいまいちなので登山者が少ないのかな。しかし見晴らしだけが登山目的ではないし、かえって静かな山歩きが出来る。13:50三河東郷駅着。駅前に酒店がないのでビールで乾杯は家までお預けとした。暑い一日であった。

2009年6月6日 納古山(岐阜県七宗町 633m)

2009年06月06日 | Weblog
昨日から雨でこのまま梅雨に入るかと思ってたが、天気予報では昼から晴れになっていたので出掛ける。JR高山本線に乗り下呂の手前上麻生で下車し、納古山に登る。10:15JR上麻生駅出発。6人ほど下車したが登山の格好したのはヨシ坊だけ。
有名な山だけど、JRは本数が少ないので車で来る人が多い。人家の集落を過ぎ、ひたすら林道を歩く。ウツギ、エゴの白い花が満開。10:50登山口出発。熊出没注意の看板を見て、慌てて熊除け鈴を取り出す。11:55山頂到着。いつも山頂は人が多いのに、今日は珍しく誰もいない。360度の景観を独り占めしてしまった。
楽しみにしてたが御岳山は今日は雲に隠れて見えない。360度の景観はいいが、木がないので木蔭がなく暑くてたまらん。食後の運動に蝶を追っかけて撮影する。じっとしている時がなかなかつかめなくて撮影は難しい。キマダラアケハ、ヒョウモンチョウを撮影できた。ご夫婦(かどうかは聞いてないので解からない)が来られたので場所を譲って下山する。下山は木作谷コースの方へ遠回りして下る。きれいに手入れされた桧の植林の中を降りる。人工林は自然林と違って不気味なくらい静かだ。気のせいか時々足音がするので後ろを振り返るが誰もいない。14:00JR上麻生駅到着。近くの店で缶ビールを買って駅のベンチで乾杯。お土産に地酒「花美蔵」のワンカップを買う。