愛知H会の1月例会で犬山の黒平山に登る。明治村、入鹿池の近くで犬山八曽自然休養林の中にあり八曽山(はっそやま)とも呼ばれている。昨夜から降り出した雨が天気予報通りに朝ちゃんと上がってくれるか心配していたが、7:00の時点で空はどんよりしているものの雨の心配はなさそうで安心した。電車が犬山に着くころにはすっかり晴れあがって絶好のハイキング日和となった。さすが晴れ男。9:16名鉄犬山駅着。ここからタクシーで八曽自然休養林へ向かう。10:00モミの木駐車場を出発。五条川の清流に沿って東海自然歩道を歩く。昨日の雨の水分が日に照らされて全体にうっすらと靄がかかっている。深呼吸すると冷たい湿った空気がひんやりと肺に入って体が清められる気がする。10:40キャンプ場で休憩。夏場は子供達で賑わう所であるが今日は誰もいなくてひっそりしている。さらに細くなった清流を遡ると突然「八曽の滝」に出た。落差20mほどの滝は水量もあり見ごたえがある。ここから急登で尾根に上がる。11:50山頂に到着。周りの木が茂っていて見晴らしは良くない。山頂の祠前広場で昼飯にする。1月ということで皆さんに温かいぜんざいを提供する。ここへ来るまで内緒にしていたので皆さんに喜んでもらえた。12:30下山開始。来た道を戻らず山の神経由で下る。13:45厳頭洞(がんとうがま)。標識に従ってコースから少し上がったところに岸壁にできた洞窟があった。石を積んで塞いであるので奥行は3mほどだが、ひんやりとして寒い。コースに戻りしばらく歩くと日あたりの良い東屋があったのでコーヒータイムにする。14:40モミの木駐車場に戻る。天気にも恵まれ気持ちの良い森林浴ハイキングであった
大阪S会の新年1月例会に参加する。今年の干支「午年」に因んで「生駒山」に登ることは昨年末に決まっていた。前の晩に外せない新年会があり、今朝6時過ぎに家を出る。明日は朝から仕事なので今回はハードな日帰りとなった。7:00近鉄名古屋発アーバンライナーで難波へ向かう。夜明けとともに行動が始まった。10:10近鉄難波着。コンビニで弁当を仕入れて近鉄奈良行に乗り生駒へ向かう。集合生駒駅改札口10:05。本日は15人集まった。10:10出発。生駒山は駅の目の前にあり、駅を出るとすぐ坂道の登りとなる。住宅街を抜けた広場で準備体操をする。自然林の登山道をしばらく登ると車道に出て、まもなく生駒聖天宝山寺の参道に合流する。11:20宝山寺着。まだ正月参りの参拝客で賑わっている。参拝を済ませ本堂横の登山道を登る。正月でなまった体にまっすぐな登りが結構応える。12:30生駒山頂着。山頂は広い遊園地になっているが冬場は休園になっていた。一等三角点はSL線路の中にある。風が強くて寒いので探して建物の影で昼飯にする。持参したぜんざいを温めて皆さんに提供した。温かいので喜んでもらえた。13:00下山開始。じっとしていると寒いので歩いていた方が良い。暗(くらがり)峠、鳴川(なるかわ)峠、千光寺と回り近鉄生駒線の元山上駅に出る。今年最初の例会なので足慣らし程度かと勝手に想像して参加したが、予想に反してよく歩いた。反省会は生駒駅前の居酒屋「カルメシ屋」で乾杯する。近鉄難波発21:00のアーバンライナーで名古屋に帰る。お疲れ様でした。
2014年初めての山は藤原岳に登る。まだ暗いうちに家を出たので三岐鉄道の終点、西藤原駅に8:30に着いた。近鉄富田駅を出たときはかなり乗客も多かったが暁学園で高校生達が降りて、大安駅で勤め人達が降りて二両編成の電車で乗客は三人だけになった。終点に着いた時はヨシ坊だけになっていた。時間も早いし天気もいいし今日はのんびりと初登山を楽しもう。8:45登山口休憩所。スパッツを装着し足回りを固める。一応登山届を書いて出す。休憩所の駐車場に車3台あり。先客は5,6人かな。休憩所のすぐ上にある神社横から登山道に入る。二合目あたりから石灰岩の岩がごろごろと現れる。藤原岳は中部の秋吉台とも言われている。登山道にも時々面白い造形の岩が出てくる。七合目あたりから道が氷結しだしたのでアイゼンを装着する。八合目になると一面の銀世界である。ここ二日ほど天気が良かったので雪がしまっていて歩きやすい。カンジキも持参したが必要ない。無雪期だと山頂までジグザグの道だけど雪山では傾斜はきついがまっすぐ登ることができる。11:20藤原山荘。ここからさらに山頂に向かって20分ほど歩く。木や草がほとんど雪に埋もっているので一面の雪原となっている。快晴の太陽に照らされてまぶしい。11:40藤原岳山頂。先客は途中に下山してきたので誰もいず一人貸切状態である。真っ青な空、真っ白な雪原、どこまでも続く鈴鹿の山々一人で眺めるのが勿体ないような気がする。思いっきり深呼吸して下山する。12:10-12:30藤原山荘にて昼飯。下りもまっすぐに降りる。登りは3時間を要したが下りは1.5時間で降りた。14:05登山口休憩所。何かと危険な雪山だけど今日も無事に下山することができた。この一年どんな山との出会いがあるか楽しみであるがくれぐれも安全登山を心がけよう。