ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2012年12月27日(木) 八木山(岐阜県各務原市 296m)

2012年12月27日 | Weblog
年内の天気予報は今日を最後にあまり芳しくない。従って今日を今年の登り納めとする。登り納めに選んだのは各務原市の八木三山(八木山、双子山、愛宕山)の縦走だ。岐阜からJR高山線に乗って鵜沼あたりで左に並ぶ山が前から気になっていた。10:00名鉄鵜沼宿駅を出発。目の前にこれから登る三山が横たわっている。地図を見る限り八木山小学校の裏から登る。つつじが丘団地に入り見当をつけて小学校に向かったが道が複雑で迷ってしまつた。何とか小学校にたどり着いたが、今度は登山口探しに苦労する。10:40登山口。広い駐車スペースになっていて車が5台停まっている。クヌギ・ソヨゴ・ネジキなどの自然林の中ジグザグに登る。途中3人の下山者に出会う。皆さんリュック持たずの軽装なので近所の方で散歩がてらの山歩きだろう。11:20何回ジグザグかわからなくなったころに山頂についた。先客のグループが何やらいい匂いのする鍋を囲んで食事中である。快晴の中見晴は最高。真っ白な乗鞍岳、中央アルプスが見える。御嶽山は目の前の山の陰で見えない。いったん急な下りのあと緩やかな登りになる。11:40双子山。ここは木が茂ってて見晴はきかない。再び下って登りになるが、今度は今までと違いゴツゴツした岩場登りとなつた。頂上はもうすぐだが見晴の良い岩場があったので昼飯にする。目の前に広々とした濃尾平野を見ながらの食事は贅沢なものだ。12:30食後5分ほど岩を登って愛宕山の山頂についた。風もなく暖かい日差しの下でコーヒーをいれる。遥か下界に時々名鉄とJRの車両が通る。オモチャの車両みたいで可愛い。時間が止まったみたいなまったりとした時間をすごす。今年もいろんな山に登らせてもらったが今年の締めにふさわしい静かな山歩きとなった。13:10下山開始。岩場は登りより下りが危ないので慎重に足を運ぶ。かなり住宅地が近くなったところで「←すそ野道」の標識に従い左に曲がる。三山の裾野をゆっくり歩く。13:50登山口に戻る。帰りは迷うことなく駅までたどりつくことができた。14:20鵜沼宿に到着。

2012年12月23日(日)  観音山(愛知県豊川市 400m)

2012年12月25日 | Weblog
愛知H会の12月例会で豊川の観音山に登る。今回はヨシ坊がリーダーで皆さんを案内する。既に先週下見は済んでいる。8:50名鉄国府駅を出発。区画整理中の道を約1時間ほど歩く。遥か左前方にこれから登る観音山が見える。星野神社を過ぎて平尾橋で東名高速を渡る。すぐ下をすごいスピードで車が通り過ぎていく。高速道路では車がすぐに止まれないのがよくわかる。平尾カントリークラブを過ぎて豊川自然歩道の標識に従って右の山道に入る。降り積もった落ち葉の道を歩く。途中で正月飾りに使う笹、サカキ、梅などを採りに来たおじいちゃんと出会う。青々としたウラジロも沢山ある。11:30展望台。長い階段を登りつめて明るい見晴らしの良い場所に出たので休憩する。三河湾、渥美半島、太平洋が今日はよくわかる。財賀寺への分岐をすぎると急に傾斜がきつくなった。11:40登り詰めるといきなり山頂に出た。観音山という標識はないがその変わり小さな観音様の像が置いてあった。日当たりの良い場所を選んで昼飯にする。12:20下山開始。分岐まで戻り左の財賀寺方面へ一気に下る。12:50財賀寺。こんなに大きなお寺にも関わらず日曜というのに参拝客誰にも合わない。登りに会ったおじいちゃんによれば正月は人出が多くて賑わうとのこと。仁王門前の広場でコーヒータイムにする。門前には既に門松が立てられている。そうだもうすぐ正月なのだ。ゆっくり休んで疲れもとれたところで国府駅に向かって歩き出す。平尾村の田園地帯を歩く。15:20名鉄国府駅着。お疲れ様でした。

2012年12月17日(月) 松尾山(京都市西京区 275.8m)

2012年12月18日 | Weblog
今日は仕事休みをとったので昨日の大阪S会の後奈良の姉の家に泊めてもらい、もう一日京都の山を歩く。西京の松尾山をピークとする京都一周トレイルの桂から落合までを歩く。京都駅から見て愛宕山の左に連なる嵐山の山並みである。近鉄で京都まで出て、地下鉄、阪急と乗り継いで阪急上桂駅で下車する。9:40上桂駅を出発。踏切を渡り山に向かってまっすぐ歩く。地蔵院の見当をつけて右に曲がったが道一本早くまた引き返す。今度は左浄住寺、右地蔵院の石碑があったので間違いなく右に曲がる。地蔵院は落ち着いた山門で興味そそられたが今日は拝観目的でないので先へ進む。10:15登山口。華厳寺(すずむし寺)、西芳寺(苔寺)の前を通り登山口である苔寺谷に着いた。ここから竹藪の中を登る。10:40ピークで休憩。ピークについたので松尾山山頂かと思ったがまだまだ山頂は先であった。先客の大阪の賑やかなおばちゃん達に挨拶する。11:05松尾山山頂。木は茂っているが京都市街を望む東側を伐採してあるので見晴は良い。惜しいかな今日は少し霞んでいる。ここは松尾大社の裏山になる。昼飯には早いので休憩だけで下山する。途中烏ヶ岳に分かれる標識があった。次回行ってみよう。嵐山へ通じる下山路は道幅が広いがガレ石が多く滑らないよう注意して降りる。下界が近づくと再び竹林の中を通る。まっすぐにのびた竹は見てて気持ち良い。11:40阪急嵐山駅。一周トレイルに従いここから渡月橋を渡り嵐山公園へ進む。紅葉シーズンを過ぎたので観光客はそれほど多くない。桂川を見下ろす展望台で昼飯にする。12:30出発。トロッコ嵐山駅前から嵯峨小倉山の常寂光寺、落柿舎、二尊院、化野念仏寺など有名なお寺を通る。観光客は英語、中国語、ハングルが飛び交っている。むしろ日本語が少ないくらいだ。鳥居本を過ぎると人通りが途絶えて薄暗い登り道になった。延々と続く登りを息を切らして登る。13:20六丁峠に出て息を整える。ここからは急なジグザグ道を一気に下りて落合に出る。京都一周トレイルはここから清滝、高尾へと続く。今日のトレイル歩きはここまでとしJR保津峡駅をめざす。桂川保津峡に沿った狭い崖路を歩く。14:05JR保津峡駅に到着。保津峡に架かったアーチが駅のホームになっていて見下ろす景色は素晴らしい。歩行時間約4時間、歩行距離約12km。

2012年12月16日(日) 十方山(じっぽうやま 京都府長岡京市 304m)

2012年12月18日 | Weblog
大阪S会の12月例会で十方山に登る。12月は毎年恒例のミステリーハイクなのでどの山に登るのか集合までわからない。8:30に阪急2階中央改札口に集合する。今回の参加者は9名。リーダーのMさんから行き先は十方山と発表あり。8:53発の河原町行準急に乗り、9:33に大山崎で下車。9:40大山崎駅を出発する。天気は薄日が射す程度であるが風がないのでそんなに寒さは感じない。天王山登山口、山崎聖天の標識に従って坂道を登る。聖天さんの入口にはまだ紅葉が残っていて目を楽しませてもらった。山門を入ると、急勾配の石段にびっくりする。昨日の雨で落ち葉が濡れて滑りやすいので慎重に登る。途中後ろを振り返ったら足が震えた。真ん中の手すりがないととても登れない。聖天さんに安全登山をお祈りし、裏から登山道に入る。落ち葉の降り積もった竹林の中を登る。名前は不明だがいろんな小鳥の鳴き声が聞こえる。メンバーのSさんが体調不良となり安全を見てここで引き返すことになった。山歩きに無理は禁物です。11:20天王山山頂。旗立松、十七烈士墓などを経て天王山山頂に着き小休止する。再び落ち葉が降り積もった道をゆっくりと歩く。葉がほとんど落ちたので木漏れ日が射して気持ち良い。12:15十方山山頂。木が茂っていて見晴はきかない。日の射す南側斜面でかたまって食事する。日曜とあって子供会グループが来て一時賑わった。ヨシ坊は知らなかったが知る人ぞ知る山らしく木にくくりつけられたボックスの中に手帳があり、パラパラめくったら結構記入してあった。12:40下山開始。ここからは柳谷観音、長岡天神を目指して歩く。13:30乗願寺で休憩。境内の葉牡丹、南天が美しい。14:10楊谷寺柳谷観音に着。ここは善峰寺、光明寺とともに京都西山三山の一つになっている。お参りをすませ境内の休憩所でコーヒータイムにする。傍に沢山のお地蔵様が祀ってありお菓子がいろいろお供えしてある。我々は持参したお菓子を食べているが他人が見たら勝手にお供えのお菓子を食べているよいに見られるかもしれない。目にご利益があるという独鈷水を空きポットに頂いて帰る。ここからは舗装道路を延々と約1時間長岡天神まで下る。16:00学問の神様長岡天神にお参りする。今さらお参りしても遅いか・・・。阪急長岡天神から梅田へ戻り、お初天神の居酒屋「三間堂」にて反省会。お疲れ様。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

2012年12月12日(水)  観音山(愛知県豊川市 400m)

2012年12月12日 | Weblog
驚異的な寒波が去り今日一日快晴が望めそうな気圧配置なので出かける。名鉄豊橋線の国府駅を起点とする観音山に登る。9:00名鉄国府駅を出発。登山口まで約1時間の舗装道路歩きとなる。駅前で昼のおにぎりでも買おうとコンビニを探したが見当たらない。あきらめて歩き出し国道の上宿交差点まで来たら少し離れているが東側にサークルKの看板を見つける。無事に昼飯を確保し安心して歩き出す。財賀寺の標識に従って歩く。東名高速をまたぐ平尾橋を過ぎると人家もまばらとなり広々とした田園の中を気持ちよく歩く。農家の前にみかんの無人販売所あり。8個くらい入って100円は魅力だが今日は家から何個か持ってきたので諦める。バードレイクGCと平尾GCの間の道を進み、豊川自然歩道の標識に従って右折する。10:10ゴルフ場ゲートから左に入りようやく山道になった。ウバメガシ、ヤブツバキの鬱蒼と茂った薄暗い山道歩きは落ち着ける。何回かアップダウンを繰り返し見晴らしの良い場所に出てベンチで休憩する。渥美半島とキラキラと輝く三河湾、太平洋が見渡せる。財賀寺への分岐を過ぎたあたりから山頂まで急な登りが続く。11:30観音山山頂。平日なので誰にも会わなかったし山頂にも誰もいない。かなり木が伐採されており前に来た時より明るくなった。12:10下山開始。分岐まで戻り財賀寺への急坂を下る。12:40財賀寺の本堂裏に出る。本堂でお参りを済ませ鐘楼で鐘を突く。重たいどっしりとしたいい音色だ。音の余韻がなくなるまで目をつむりお祈りをする。心洗われる思いがする。12:50仁王門を後に国府駅へ向かう。14:30国府駅に到着。

2012年12月8日(土) 継鹿尾山(つがおさん 愛知県犬山市 273m)

2012年12月08日 | Weblog
可児市の鳩吹山尾根を日本ラインに沿って歩き今日は継鹿尾山まで足を延ばしてみよう。9:50名鉄広見線の可児川駅を出発。日は照っているが風が冷たい。目の前に見える鳩吹山に向かって歩く。可児川を渡る。切り立った崖の渓谷になっているが残念なことに水が汚い。これで水が綺麗だったら可児渓谷として観光資源になるところであるが何とかならないものだろうか。湯の華温泉のところから鳩吹山に取りつく。ほとんど落ちた枯葉の道を登る。登るほどに木曽川が目に入る。10:40小天神休憩舎で休憩。にわかに黒い雲が出てきて今にも雨が降りそうになった。上だけカッパを着る。11:00鳩吹山山頂。心配していた雨雲がなくなり一安心。だが相変わらず雲が広がり日が射さず風が冷たい。11:40西山休憩舎で休憩。先客のおばさんと世間話する。持参したみかんを一つ分けてあげる。ますます風が強くなって木のない尾根では風の抵抗で歩きにくい。12:40石原登山口。ようやく日が照りだしたので風をよける場所で昼飯にする。12:50善師野分岐。ここから継鹿尾山に向かって上る。かなり長い階段が続く。上を見ないようにして登る。13:20継鹿尾山山頂。ここも風が強いので展望台で少しだけ濃尾平野の眺望を眺めただけで下山する。13:50寂光院。紅葉の名所であるが紅葉はもうほとんどなくなっていた。ここからは木曽川に沿って犬山城まで歩き、犬山の街中を通って名鉄犬山駅まで歩く。土曜日にしては観光客はまばらであった。14:50犬山駅。歩行時間5時間。