ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2007年12月30日 御在所岳(三重県 1216m)

2007年12月30日 | Weblog
今年最後の登り納めで御在所岳に登る。天気予報は曇りで雨はないものと判断する。名古屋発7:41急行に乗る。四日市に着くころには空もすっかり青空となる。登り納めにふさわしい天候で喜ぶ。ところが湯の山線に乗り換えて進行方向の鈴鹿山系を見るとどんよりした雲で、これはあんまり期待できないかもしれない。
予想通り、近鉄湯の山温泉駅に着いたら雨であった。バスは冬場ダイヤで1時間待ちで、一人でタクシーに乗るのも勿体無いので雨の中を歩く。蒼滝口に着いたときにはもうカッパの中が汗でびっしょり。雨は本降りになり、ときどき雪が混ざるようになった。さすがに今日は登山者もいない。おまけにこの天候だ。もの好きなのはヨシ坊だけか。藤内小屋に着く頃にはみぞれから完全に雪となる。谷間を歩く分には風が無いので助かるが尾根に上がったら寒いことだろう。降りしきる雪の中で急に温泉に入りたくなって、今日はここまでにして引き返す。温泉の誘惑に負けた。今年も沢山登ったので何もここで無理に登る必要はない、などと勝手な理屈をこねて麓の温泉へ急ぐ。冷え切った体であるが温泉に入って生き返った気分だ。露天風呂に入って今年の登った山々、出会った人々をいろいろと思い出す。何事も健康であればこそです。来年の山行も無理をせずマイペースで楽しませてもらうことにしよう。素晴らしい自然に感謝。

2007年12月23日 金華山(岐阜県 328m)

2007年12月23日 | Weblog
昨夜の天気予報では今日午前中は雨となっていたので、久し振りに家でのんびりの休日予定だったため起きるのが遅かった。外を見ると雨は上がり薄日が射している。こうなると家でじっとしておれないのがヨシ坊の悲しい性である。
急に思い立って登るのは金華山としている。コンビニでいつものようにおにぎりとアンパンを買う。雨上がりなので険しいコースは避けて七曲コース→瞑想の道コースをとる。薄く山全体に霧がかかっている。ひんやりとした空気が気持ちよい。日曜なので行き交う登山者も多い。岐阜市民にはいい環境があって羨ましい。
山頂の展望台に着くと霧が晴れて遠くの雲海が美しい。木曽川がキラキラと輝いている。遠くに名古屋駅前の高層ビルが見える。下り瞑想の道は結構岩がゴツゴツしていて歩きにくい。濡れているので滑らないよう慎重に下る。危なくて、とても瞑想どころではない。帰りは柳ヶ瀬商店街をぶらぶらと見ながら歩く。何も買うわけではないが年の瀬のそわそわとしたこの雰囲気が好きだ。
岐阜駅前の銭湯で汗を流す。熱い湯に長く入り体の芯から暖まる。駅のホームにて缶ビールで一人乾杯。

2007年12月9日(日)  明神山(奈良県 標高274m)

2007年12月10日 | Weblog
大阪S会の12月例会は世話役Tさんのミステリーハイクが毎年恒例となった。ミステリーなので集合した時点でも行き先はわからない。集合場所はJR難波駅改札口。9:30集合となっているが、あと一人Sさんが来ない。携帯に電話したら南海ロケット広場にいるとのこと。Sさんの天然ボケは当分治りそうにない。ようやく全員そろってJRで王子へ向かう。駅前からバスに乗り神田1丁目で下車する。大きな鳥居のところに明神山登山口と標識あり。ここで初めて登る山が判明した。緩やかな登りの落ち葉の絨毯林道を歩く。
山頂には立派な展望デッキが整備されている。標高は274mと低いが視界360度の景色は素晴らしい。西の方には明石海峡大橋、淡路島が見える。東に目をやると大和平野と畝傍山、天の香具山、耳成山大和三山がある。奈良の若草山もよく見えるので、1月の山焼きの夜はここに陣取って見物するのもいいかもしれない。帰りは同じ道を下り、今度はバスに乗らずJR畠田まで歩く。難波に着いたが忘年会まで時間があり、道頓堀界隈を皆でぞろぞろと見て歩く。忘年会は「月日亭」にて例によっておおいに盛り上がる。大阪S会の皆さん、来年も健康に気をつけて一緒に登りましょう。

2007年12月8日(土) 大文字山(京都府 標高466m)

2007年12月10日 | Weblog
大阪S会の忘年例会を明日に控え大阪へ向かう。JR山科で下車し大文字山を越えて銀閣寺に下りるコースをとる。山の記録を見ると4年前の10月に同じコースを歩いている。山科駅前のコンビニでおにぎりとアンパンを買って出発する(10:00)。琵琶湖疎水の橋を渡ると正面に毘沙門堂が見える。急な石段を登り本堂へ。家内安全と本日の安全を祈ってお参りする。樹齢百数十年の枝垂れ桜は見事である。ぜひ桜の頃にもう一度来たいものだ。
前に来た時も同じように思ったような気がする。毘沙門堂横の坂道をしばらく上るがかすかな記憶とどうも違うような気がして引き返す。やっぱり違っていて毘沙門堂横の坂道を上らずに下ったところに大文字山への分岐があった。まだまだヨシ坊の頭もぼけてはいないようだ。小川に沿った道はいつしかひんやりとした杉林の中に入る。二人に追い越されたがこちらは急がずマイペースで登る。尾根にとりつくと鹿ヶ谷からの京都一周トレイルと合流する。落ち葉の絨毯をカサカサと歩いていると、いきなり山頂へ出た(11:30)。見晴らしはいまいちなのでもう少し歩き見晴らしの良い大文字火床で昼食にする。京都の街が端から端までよく見える。京都タワー、Y字になった鴨川、京都御所などなど。いい天気でポカポカと温かく、大文字火床でまさに大の字になって昼寝したくなった。
銀閣寺へ下山後は法然院、下鴨神社糺(ただす)の森、京都御所へと歩き回る。もう遅いと思っていた紅葉であるが糺の森は丁度良く多くの観光客で賑わっていた。何故か京都の紅葉は美しい。今夜は尼崎の姉のとこに泊めてもらう。

2007年12月01日 五井山(愛知県蒲郡市 454m)

2007年12月01日 | Weblog
紅葉を楽しむのも今週までか。ここんとこ天気の巡り合わせがよく土日はいい天気が続いている。久し振りに三河三谷駅から名鉄赤坂駅まで歩くことにする。このコースは三河湾の眺望が素晴らしく歩く前から胸がワクワクしてくる。
9:00三河三谷駅出発/在来線踏み切りを渡り、新幹線のガードをくぐって山に向かって歩く。コンビニでおにぎりとアンパンを1個づつ買う。たわわに実ったミカン畑の中を登り、大きな養鶏場裏から最初の山「砥神山」にとりつく。ここはもみじがピークで逆光に見た紅葉につい見とれてしまう。頂上には役の行者の銅像がある。あまり人相はよくない。ミカンを食べて小休止。残念ながら富士山はかすんでて見えない。
10:40御堂山山頂/先程の砥神山よりさらに高度が上がって見晴らしは良くなった。
正面に渥美半島が延びて、右側には三ヶ根山が見える。三河湾がキラキラと輝いてまぶしい。いい眺めだ。
12:00五井山頂/歩き始めて3時間で山頂に着いた。風もなく12月だというのに暖かく小春日和の山頂で横になってくつろぐ。おにぎり、アンパン、インスタントのワンタンメンと豪華な昼食を終わって少しウトウトしたらうるさい団体さんで目が覚めた。ここからは約1時間尾根歩きで宮路山へと向かう。
13:30宮路山山頂/山頂からは何もさえぎるものがなく素晴らしい眺望が楽しめる。
予想どおりドウダンツツジの紅葉、黄葉が見事。このまま去りがたくお湯を沸かしてコーヒータイムを楽しむ。贅沢なひと時です。
花の森、野鳥の森を通って下山する。
15:00杉森八幡/ここの楠は樹齢990年、こんなにおおきな木は他に見たことない。
本殿裏の大銀杏が西日に照り輝いて素晴らしい。天気に恵まれ今年最後の紅葉を存分に楽しませてもらった。山の神に感謝。