ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2014年3月29日(土) 鳩吹山(岐阜県可児市 313.5m)

2014年03月31日 | Weblog
大阪S会の3月例会をヨシ坊が企画して大阪の皆さんを鳩吹山に案内した。タイミング良くというか、この時期を狙ったというか丁度現地は今日明日とカタクリまつりであった。普段であれば土日でも混まない駐車場も今日ばかりは満車状態。駐車場から5分も歩かずいきなりカタクリの花が出迎えてくれた。花も多いけど人も多い。狭い通路に寝そべって写真撮っている人達は迷惑なものだ。自分の世界に入り込んでいるので人の迷惑まで考える余地がないとみえる。カタクリの花は年々増えているように思う。そういえば数年前にカタクリ祭りはなかったようだ。村おこしの一環として地元の方々のご苦労のたまものだと思う。春の妖精と呼ばれる可憐なカタクリの花を十分に堪能して鳩吹山を目指す。人の列から離れてようやく落ち着いた。それでもいつもより登山者が多い。12:00小天神展望台。丁度昼時になったので空いているベンチで昼飯にする。ふたたび山頂を目指すが20人ぐらいのお年寄り(といってもヨシ坊とかわりないか)グループに追いつく。おしゃべりと花の観察で中々前に進まない。こちらも急ぐ旅ではないが、それにしてもひどい。普通はリーダーなりサブリーダーが後ろにいて先に道を譲るものなんだが。まったく無頓着でここにも人のことを考えない人たちがいる。何か世の中おかしくなっているのではないか。
13:00鳩吹山山頂。標柱の前で記念撮影。本来ならバックに真っ白な御嶽山が写るところであるが今日は霞んでいて残念ながら見えない。今日は快晴とはいかないがまずまずの天気で風もなく快適な尾根歩きである。おまけにウグイスの鳴き声も入る。西山休憩所から石原コースに入り平坦な尾根道を歩き、太平山に向かう。14:50分岐近くの鉄塔下でコーヒータイムにする。15:30太平山(291m)山頂。ここは見晴らしが悪いので記念撮影だけ。次のピークを過ぎるといきなり視界が広がる。西日を受けて白く輝く木曽川と犬山市街が眼下に広がっている。大きく蛇行する木曽川は白い大蛇のようだ。小休止のあと一気に不老滝へ下る。16:00不老滝。ここから犬山遊園駅まで木曽川沿いを歩く。今夜の宿泊先「迎帆楼」からバスで迎えに来てもらう。あとはゆっくり温泉に入り冷たいビールを飲みたい。

2014年3月23日(日)  腕扱山(うでこきやま  愛知県新城市 128m)

2014年03月24日 | Weblog
愛知H会の3月例会でJR飯田線沿線の腕扱山に登る。10:10東新町駅を出発。駅を背にしてまっすぐ南へ歩く。新桜通りと表示があり、まだ若い木ではあるが桜の木が植えられている。もうつぼみがだいぶ膨らんできている。あと一週間ぐらいかな。新城高校の前を過ぎると桜渕自然公園に着いた。豊川に架かった吊り橋、笠岩橋を渡る。公園内の芝生では何組かバーベキューを準備している。早咲きのコヒガンザクラが満開で日に映えて美しい。重川池からいよいよ山道に入る。落ち葉が降り積もっていてあまり踏み固められていない。登山者はさほど多くないのか。かなり広範囲にわたってイノシシに掘り返されている。緩やかな登り道をジグザグに登る。11:15山頂に到着。明治天皇の立像あり。立像の裏に腕扱山の由来が書いてある。「昔、武田信玄が二万の精鋭を率いてこの山に陣し、うでこき(腕のたつもの)をすぐって軍議を開いたという。それよりうでこき山という。」まだ昼前であるがお腹がすいたので明治天皇の立像の下で昼飯にする。11:45下山開始。頂上から北側に道があり急な下りで一気に重川池に出た。時間的に余裕があるので池の周りの湿地帯を歩く。このまま東新町駅へ引き返す予定であったが、土地の人にここまで来たらついでに風切山も登ったらと勧められた。林道をしばらく行くと風切山登山口の標識があるとのことで、風切山を目指す。しかし30分ほど歩いても登山口はなく、風切山は今度日を改めて来ることにして引き返す。当初の予定より1時間余分に歩いたことになる。13:15芝生公園でコーヒータイムにする。14:30東新町駅に到着。

2014年3月11日(火)  太平山(愛知県犬山市 291m)

2014年03月12日 | Weblog
東日本大震災から3年となる今日、自宅で静かに追悼の時間をと思っていたが久しぶりに快晴となり慰霊登山に予定変更した。もともと出かける予定でなくて急に準備したので家を出るのが9時を過ぎた。何回も行っている木曽川日本ライン沿いの鳩吹山から太平山コースを歩く。朝の通勤通学時間を過ぎたので電車は最初から座ることができた。10:40名鉄広見線可児川駅を出発。目の前に壁のごとく構える鳩吹山に向かって歩く。渓谷美の可児川を橋上から眺め登山口へ。農家の庭先に100円野菜が並んでいる。帰りなら買って帰りたいとこである。登山口からジグザグの登山道を途中から岩場コースへ入る。岩尾根を三点支持で慎重に登る。振り返って景色を眺める余裕はない。二つめの大壁を這い上がってようやく景色を眺めることができた。ここからは真っ白な御嶽山、中央アルプスに続き恵那山から奥三河の山々が今日は割と近くに見える。11:40鳩吹山(313.5m)山頂。ここまで来ると御嶽から左の景色が広がって御嶽よりも更に真っ白な白山が見える。名前の通り白山は白く輝いている。目を落とせば木曽川が蛇行して御嶽山に繋がっている。昼飯には早いので先へ進む。西山に繋がる快適な尾根道、平日だけどすれ違う登山者は多い。さすがに若い人はいない。分岐点から北回りコースに入る。こちらは一度谷底まで降りてまた急斜面を上がらなければならないけど眺めがよいし今日は体調がいいので迷わず下る。12:20尾根まで上がり眺めの良い岩場で昼飯にする。岩の上にお釈迦様の石像が安置してある。お釈迦様と二人で差し向かいのランチタイム。13:20西山から続く石原登山口へのルートに合流する。しばらくなだらかな尾根道が続く。気持ちが良くてつい鼻歌が出てくる。13:50太平山分岐。少し歩いて広々とした鉄塔広場に出たので日向でコーヒータイムにする。14:40太平山(291m)に到着。14:46東北地方の方を向いて一分間黙祷する。どこかから鳥の声とともにお寺の鐘の音が聞こえる。ここから登山口の不老の滝まで一気に下る。滑って二回こけそうになった。15:30不老の滝公園。目の前の木曽川を眺めるベンチで休憩。こうやって健康で自然の中を歩けるということは何と恵まれていることであろうか。三年前に震災のあった今日なので特に感慨深いものがある。生かされている。有難いことで大事に生きていかなければならない。

2014年3月3日(月)  猿啄山(さるばみやま 岐阜県各務原市鵜沼 265m)

2014年03月03日 | Weblog
木曽川日本ライン沿いの猿啄山に登る。前に登った時は猿啄山から各務原アルプスを歩きうぬまの森へ出た。今回も同じコースであるが、途中で明王山に寄り道してみよう。10:20JR高山線の坂祝(さかほぎ)駅で下車。平日のこの時間は乗客も少なかったが降りたのは3人。列車が来た方向を振り返るとこれから登る猿啄山が線路の向こうにそびえている。標高は低いがいきなり登りになりそうで覚悟がいる。10:40登山口。猿啄城の歴史を書いた説明板を見る。予想通り登山口から急な登りになる。登るほどに木の間から木曽川が良く見えるようになった。日は射しているが風が冷たいのであまり汗はかかない。11:10山頂に到着。お城に似せた展望デッキに上がる。あいにく御嶽山は雲で隠れているが素晴らしい眺めだ。名古屋駅近辺の高層ビルまで見える。風が冷たくてじっとしていると体が冷えるので休憩10分くらいで先へ進む。各務ヶ原アルプスの尾根を歩く。うぬまの森と明王山の分岐から今日は明王山へ往復してみる。12:25明王山(350m)山頂。平日にも関わらず中高年登山者が7~8人食事中であった。丁度御嶽山の雲も晴れてよく見える。他に白山、中央アルプス、南アルプスも白く輝いて見える。休憩10分でうぬまの森へ下山。14:00うぬまの森。風が当たらなくて陽当たりのよい場所を選んでコーヒータイムにする。