ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2010年5月29日 金華山(岐阜県岐阜市  328m)

2010年05月29日 | Weblog
今月は3週連続で泊まりの旅行が続き、軍資金が乏しくなったので今日は近場の山に登る。
近場といえば、先ず金華山。今回は変化をつけたいので、いつもと逆に歩いてみる。
9:00名鉄岐阜駅出発。バスに乗らずウォーミングアップを兼ねてアーケード街を歩く。天気予報は曇りとなっていたが、いい方に外れて雲はほとんど無い。今日は暑くなりそうだ。自宅からお茶は一本持ってきたが自動販売機でアクエリアスを一本購入する。9:40岐阜公園。
織田信長屋敷跡から入山する。「瞑想の小道」から「馬の背コース」に入る。ゴツゴツした岩道を歩く。徐々に傾斜がきつくなる。岩の角や木の根っこを掴んで登る。10:30山頂展望台到着。今日はこの季節にしては珍しく霞が少なくて見晴らしが良い。土曜日なのでロープウェイで上がった人も多く展望台も結構混み出したので、10分ほど休憩して歩き出す。下りは西峰コース→大参道コース→唐釜コースと歩く。自然林の日影の中を歩くので涼しくてよい。何度も通ったコースだが逆回りだとまた違った感じがする。12:30稲荷山山頂。ここで昼飯にする。回りに木が茂って見晴らしは全然だがマイナーな山で誰も来ないので静かにゆっくりできる。小鳥のさえずりをBGMにして、目の前にアゲハチョウの乱舞ショーを見ながらの食事は何と贅沢な時間であることか。13:30柏森公園に到着。美殿町から柳ヶ瀬商店街を通って岐阜駅まで歩く。15:00名鉄岐阜駅着。金華山そのものは小さな山であるが、今日のコースにすればかなり歩き応えがある。まだ時間が早いのでビールは家までお預けとする。

2010年5月22日 黄金姫街道(岐阜県下呂市金山町)

2010年05月23日 | Weblog
昨日は道の駅金山温泉「かれん」で宿泊した。馬瀬川の川沿いにあるホテルでカジカの鳴き声を聞きながら川風の中の露天風呂は気持ちよかった。8時に朝食を終わったが予定のJR時刻10:35まで時間がある。フロントで黄金姫街道の地図をもらい紹介してもらった。全部歩く時間はないが途中の二見滝までの往復なら行けそうだ。荷物は部屋に置いたままの空身で歩く。しばらくは国道256に沿って歩く。家々の庭先に所狭しと咲いている白いマーガレットが美しい。白山神社でお参りをして、ここから国道を離れ沢沿いの静かな道となる。コジュケイがしきりに鳴いている。カジカとコジュケイの合唱だ。白滝の標識に従って沢へ降りる。水量が多くてすごい迫力の滝だ。さらに10分ほど歩くと二見滝に着いた。こちらも二段になった見事な滝である。時間の制約があるので、ここでホテルへ引き返す。今日明日はJRのふれあいハイキングになっていて、帰りは絶え間なく人に出会う。この人達から見れば我々は途中で引き返してきた根性無しのグループに見えるだろう。黄金姫街道は少ししか歩いてないが紅葉が綺麗そうで秋にまた来たい。

2010年5月21日 納古山(岐阜県七宗町 633m)

2010年05月23日 | Weblog
大阪S会の5月例会はヨシ坊が幹事で岐阜の納古山とし、メンバーは大阪から来てもらった。かなり前から準備を始め準備万端相整っていたが天気だけが心配であった。今回はバッチリ天気に恵まれて今日明日だけが晴れで、その前後が雨と天気に恵まれた。
8:21名古屋駅で出迎え。新幹線中央改札口で待っていたが中々降りてこない。新幹線が遅れたのかと思ってたら携帯に連絡が入り、広小路口に出たとのこと。スケジュール表にはっきり中央改札と明記してなかったことが反省点。何とかギリギリで名鉄新鵜沼行きに乗ることが出来た。10:16JR高山線上麻生駅に到着。駅前で記念撮影。偶々通りかかった派出所の駐在さんにシャッターを押してもらう。身支度を整えて納古山へ出発。天気が良いので気分は最高。11:00登山口着。林道を離れてここから狭い山道になる。熊出没注意の看板あり。一人だと心細いけど今日は無口でない人ばっかりなので熊も気配を察して逃げるであろう。
13:00納古山山頂に到着。途中中級コースから外れ初級コースへトラバースした関係でだいぶ遠回りしたことになる。多少時間がかかっても危険を避けた。安全第一を先行した。
空は快晴であるが霞んでて遠くの山々は見えない。御岳山がかすかに見える程度である。しかしこの360度の展望は何回来ても素晴らしい。皆さんに感動してもらった。山頂は影がないので少し下った木蔭の展望地で昼食をとる。13:40下山開始。下りも岩場の中級コースを通らず初級コースを下る。よく手入れされた杉、桧の美林を通ってくる風がひんやりとして気持ちが良い。14:50林道終点(初級コース登山口)に着。ここからは木和谷の沢沿いに歩く。紅ウツギが満開。15:40上麻生駅到着。15:54下呂行きに乗って、今夜の宿泊地飛騨金山へ向かう。お疲れ様でした。

2010年5月15日 三段峡(広島県安芸太田町 標高差420m)

2010年05月16日 | Weblog
昨日に続きKさんに三段峡を案内してもらう。電車の便がなく、今日はKさんの車で連れてってもらう。何から何までお世話になります。7:45ホテル出発。中国自動車道を走る。土曜だというのに前も後ろも全然車がいない。今日も天気は快晴。新緑が眩しい。
9:10三段峡入り口駐車場を出発。透き通った水がエメラルドグリーンにキラキラと輝いて見とれてしまうほど美しい。最初にあるのが「姉妹滝」。最初にあっても「しまい」とは変なの。よくぞこんな岸壁に作ったものだと思う遊歩道を歩いて約1時間で「黒淵」に着く。下がった紅白の棒を引っ張るとこれが合図で対岸の黒淵山荘から渡し舟が出てくる仕掛けになっている。渡し賃300円。切り立った岩に囲まれた淵は中々の絶景である。紅葉のころもいいだろうが、この時期の新緑も素晴らしい。しばらく写真撮影で時間をつぶす。更に1時間程で水梨口に着く。ここへは車で入ることができ、一般の観光客はここを起点に二段滝と三段滝を見るのが一般的のようだ。我々みたいに入り口から終点聖湖まで歩く人は少ないだろう。二段滝へ向かう。我々意外は軽装の観光客だ。猿飛からまた渡し舟で渡る。今度は船頭さんが張りめぐったロープを引っ張って進む。究極のエコ舟である。名前は二段滝だが近年の台風で壊れて今は一段滝になっている。ここで昼飯にする。
水梨口まで戻らずにショートカットして三段滝へ向かう。12:50三段滝。激流が三段に分かれて流れる様はダイナミックで見事である。滝も見事であるが岸壁中ほどに岩を削って作られた展望台も見事である。13:30餅の木集落。渓谷から急に開けた集落に出る。三段峡ハイキングもこれで終わりかと錯覚してしまう。終点の樽床ダム(聖湖)までは、まだ1時間ある。気を引き締めて歩く。15:00竜門、三つ滝を経て、ようやくゴール。緩やかとはいえ16KMの登りはきつかった。15:15予約していたタクシーで三段峡入り口の駐車場へ。広島市へ帰り途中、湯来温泉へ寄り「湯来ロッジ」で温泉に入る。サラッとした泉質で気持のよい温泉だ。広島市内のKさんちに寄り車を置いて、JRで広島駅へ。駅ビル2階の飲食店街にて
晩酌セットで乾杯。Kさん二日間いろいろお世話になりました。21:45発のバスで名古屋へ帰る。

2010年5月14日 弥山(広島県廿日市市宮島町 535m)

2010年05月16日 | Weblog
広島在住のKさんからお誘いを受け、宮島の弥山(みせん)に登る。昨夜11時名古屋駅発のバスに乗り広島駅に予定より早く7時過ぎに着いた。座席はリクライニングであるが振動で眠れなかった。Kさんと無事合流してJR宮島線に乗り宮島へ向かう。JR宮島口駅正面のフェリー乗り場から対岸の宮島へ渡る。170円と格安で乗船時間は10分ほど。登山道へ入る前に厳島神社にお参りする。修学旅行の女子高生団体さんと一緒になり中々前に進まない。自分達のおしゃべりに夢中でガイドさんの説明は誰も聞いてないようだ。何のための修学旅行かわからない。10:00包ヶ浦自然歩道入り口。連なったみやげもの屋さんを通り登山道の入り口に着いた。Kさんによると案内図には正式ルートとして「紅葉谷ルート」、「大聖院ルート」などあるが、階段ばっかりで面白くないので本日は包ヶ浦コースで登り、多宝塔コースで下るそうだ。しばらく新緑の中を登ると包ヶ浦を見下ろす尾根に出た。厳島合戦で有名な博奕尾である。ここからは左におだやかな瀬戸内海を見ながらの尾根歩きである。晴れ男面目躍如で空は快晴、従って海も青く美しい。江田島、能美島などの大小沢山の島々を見ながら歩く。11:30ロープウェイ山頂駅。これまで全く人に会わなかったが急に人が増えた。半分くらいは外人さんだ。展望台の獅子岩で休憩する。12:00弥山山頂に到着。弘法大師が修行したところでお寺が多い。外人の若者にカタコト日本語で「猿を見に来たが、どこで見れますか?」さぁ、何と応えたらいいのか、我々が猿を飼っているのではないので・・・
弥山山頂の大岩の上で昼飯にする。ゆっくりする予定だったが若者が来て騒がしいので早々に引き上げる。ここから100mほどアップダウンで駒ヶ林へと進む。駒ヶ林となっているが山の名前で標高509mと弥山よりは低いが下から見る角度によっては高く見えたりする。頂上は大鯨の背中を思わせる大きな一枚岩である。休憩後、地図に乗ってない急勾配の尾根道を慎重に降りる。15:00下山後国民宿舎「宮島ロッジ」で入浴する。誰もいない日が射して明るくて大きなお風呂が気持ちよい。500円は安い。湯上りのビールを我慢して広島市にもどり冷たいビールで乾杯。二軒目に行った広島焼きは美味しかったが量が多く、それでも頑張って食べた。

2010年5月4日 南木曽岳(長野県木曽郡南木曽町 1677m)

2010年05月04日 | Weblog
三日連チャンで山に登る。毎日天気がいいのも良いが疲れるなぁ。今日は毎年5月連休に恒例としている南木曽岳に登る。今回は山頂までは行かず、山菜採りをメインとしているので
出発も遅かった。10:27南木曽駅を出発。駅前の何でも屋さんでお茶とアンパンを仕入れる。いつものように等覚寺で御衣香桜を写真に収め、読書(よんたり)の集落を抜ける。
12:00五合目到着。登るのはここまでとし、荷物を置いて山菜採りで動き回る。トゲトゲのヤブの中を動き回るので暑いけど長袖シャツで正解。ワラビ1kgぐらいの収穫で昼飯にする。今年も山菜の収穫あり。今夜は山菜のテンプラだ。
13:30下山開始。いつもの酒屋さんでワンカップ「七笑」と「中乗さん」を2本ずつ買う。
桃介橋(木曽ヒノキの吊橋)を裸足で歩く。木肌の感触が疲れた足裏に心地よい。吊橋の中ほどでさっき買ったワンカップで乾杯。木曽川の川風が正に薫風、新緑の臭いというか、ほんとに空気がうまいと思う。

2010年5月3日 山星山(愛知県瀬戸市 327m)

2010年05月03日 | Weblog
昨日の疲れが少し残っているけど、朝からこんなにいい天気だとじっと家にいる訳にはいかない。夕方5時に名古屋駅前で東京から連休で名古屋へ来てる先輩のTさんと飲むことになっているので遠出はできない。
JR定光寺から東海自然歩道を歩く。9:15定光寺登山口。ここから「こもれびの経」を歩く。名前の通り、木々の間から木漏れ日が入り明るい森林浴ができる。夕方一緒に名古屋駅前での飲み会に参加予定であつた浜松のHさんから携帯に連絡あり。昨日お腹を壊したので参加できないとのこと。小鳥の声を聞きながら森林浴をして森林センター前に出る。ここから
急な登りで高根山(253m)へ向かう。ハイキングコースとして役所が管理すると、階段が多くなり返って歩きにくい。階段は単調な歩きになってしまい面白くない。何で自然のままにできないのか。10:00高根山山頂。小休止。サンパレア瀬戸に出るが閉館した後で建物も寂れている。東海自然歩道の標識に従い歩く。何年か前に来た時は木が鬱蒼と茂って、今日みたいな暑い日でもひんやりしてたが、バッサリと木がカットされていて木蔭が少なくなり暑い。11:00山星山に到着。上から読んでも山星山、下から読んでも山星山。昼飯には早いので休憩もお茶を飲むだけで歩き出す。11:40宮刈峠に到着。ここから東海自然歩道を離れて定光寺正伝池方面に下る。桧・杉の暗い林を抜けると明るい里に出る。梅、柿の新芽が明るい緑で輝いている。12:20自動車道をしばらく歩いて正伝池公園に着く。木蔭で昼飯にする。食後横になったら、あんまり気持ちよくて眠ってしまった。17:00の集合にはまだ時間があるので、鶴舞で下車してスーパー銭湯で汗を流す。サッパリした気分で名古屋駅へ向かう。先輩のTさんと久し振りに会って乾杯する。友あり、遠方より来たる。また楽しからずや。

2010年5月2日 御在所岳(三重県菰野町 1212m)

2010年05月02日 | Weblog
5連休の二日目、御在所岳に登る。昨日から鎌倉のAさんがご夫婦で来られ、昨夜は湯ノ山温泉グリーンホテルに泊まり、御在所岳へ案内する。インターネットで事前に調べたら、アカヤシオがこの連休に丁度開花予定とあり期待して登る。8:30中道登山口。ホテルからここまでマイカーで行く。カミさんは足が痛いのでロープウェイで登る。従ってAさんご夫妻とヨシ坊の3人で登山口から登りだす。空は快晴、ウグイスやシジュウカラの歌声を聞き、新緑を渡る新鮮な空気を吸って気持ちが良い。まだ早い時間なので登山者は少ないと思ってたが結構多い。2合目あたりからポツポツと満開のアカヤシオが姿を現す。岩場に出て視界が広がり目の前にこれから登る御在所岳が迫ってくる。中腹に点々とアカヤシオのピンクで染まっているので先を期待する。最初の休憩ポイントである「オバレ岩」は人が多くて通過し、少し上の岩場で小休止する。ここら辺から右に左に満開のアカヤシオがあり写真を撮るのに忙しくなる。アカヤシオ予想がピタリと当たって、この時期にAさんを案内できて良かったと思う。
11:20朝陽台に到着。ここまで上がるとアカヤシオはまだ蕾で開花はまだまだ先だ。従ってロープウェイで楽して登った人は残念ということになる。ここでロープウェイで楽して登ったカミさんと合流する予定であったが見当たらない。携帯に電話したら時間があったので、ゆっくり歩いて御在所岳の頂上にいるとのこと。休む間もなく3人は山頂まで歩く。11:40御在所岳の山頂到着。急登の連続であったが満開のアカヤシオに救われた。
登山客で賑わう山頂で簡単な昼飯とする。12:10下山開始。カミさんとAさんご夫妻はロープウェイ山上駅までリフトに乗る。ヨシ坊は頑張って歩く。スキーゲレンデを下るが、あちこちにタテヤマリンドウが咲いていて足の踏み場に気をつけて降りる。山上駅から3人に付き合ってロープウェイで一気に降りる。あんなに苦労して登ったのに数分で降りてしまい何かあっけない感じがする。再びグリーンホテルへ行きガラガラの露天風呂に入る。朝早くの温泉も気持ちよかったが、真昼間の温泉も何か大変贅沢をしているようで、気分良し。
Aさん遠路鎌倉からお越しいただき、ご苦労様でした。