ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2005.6.26 国見岳(三重県1041m)

2005年06月26日 | Weblog
これまで3年ほど使ってた靴が底と横に穴が開いたので先週新しいのを買った。良くなじんだ
履きやすい靴だった。役目が終わったからといって、ポイと捨てる訳にはいかない。寒いとき、
苦しいとき一緒に歩いた思い出の一杯つまった靴だ。大事にとっておきたい。
今日は靴慣らしの目的で鈴鹿を歩く。
蒼滝バス停~蒼滝~藤内小屋~国見尾根直登~ゆるぎ岩~岳不動~藤内小屋~湯の山温泉
新しい靴は予想どおり硬くて、しばらく歩くとくるぶしが擦れて痛くなってきた。紐を少し緩めて歩く。こないだハライドへ行ったとき、藤内小屋から岳不動へ行く途中に「国見直登」の標識が気になっていた。今日はそこを登ってみた。標識に直登と書いてあるだけあって、登り道が殆ど壁状態で前に立ちはだかっている。昨日の暑さだったら途中で諦めて帰ったかもしれない。今日は半分曇り状態で風も適当にあり、何とか休み休み登りきった。登りきった岩場で眼下に鈴鹿の山谷を見ながら、昼にする。おにぎり1個とアンパン1個。食後は岩場の上で横になる。眠ってしまうと寝返りをうって谷底へ落ちる恐れがあるので眠る訳にはいかない。谷底から登ってくるひんやりとした風とウグイス、ホトトギス、シジュウカラの鳴き声の中でしばし時を過ごす。下界へ降りるのがいやになる。直登で一気に上がったあと、また一気に下って不動滝にでる。滝の前でコーヒータイムにする。今日みたいに時間をあまり気にせず、のんびりとしたスケジュールで動くのもいいもんだ。帰りに藤内小屋の下で一輪の「ササユリ」を見つける。登りの時は全然気づかなかった。
何か得した気分である。湯の山温泉バス停に着いて待ち時間の間に売店で缶ビールで乾杯。
暑さの中、ノドがカラカラでほとんど一気飲み状態であった。

2005年6月19日 甘利山(山梨県 1731m)

2005年06月20日 | Weblog
愛知S会の6月定例会で山梨県韮崎の甘利山に登る。5:00集合なので4:00に目覚ましをセットしてたが、いつの間にかセットを解除してて寝坊してしまった。時計をみたら5:00に20分前であった。
ガバッと飛び起きて顔も洗わずに家を出る。荷物を昨夜のうちに準備していて正解であった。車を
飛ばして何とか5:00に滑り込みセーフ。そしらぬ顔で皆さんと挨拶を交わす。
椹池キャンプ場白雲荘9:30出発/愛知万博に会わせて開通した環状高速から中央高速道路へ入り、韮崎出口で高速を降りる。釜無川を渡って、甘利山に向かってどんどん高度を上げる。今日はレンゲツツジが満開の時期ということで撮影会が催されていて車が多い。狭い道なので一方通行となっている。頂上近くまで車で行くことができるが、歩くのも目的なので途中の椹池キャンプ場に駐車する。
甘利山山頂11:40/準備運動の後、ゆっくりと山頂目指して歩き出す。先週下見に来てもらったリーダーのNさんによればヤマツツジが満開であったそうだ。7割かたちっているが、まだまだきれいだ。カラマツの新緑が素晴らしい。登山道はカラマツの枯葉が積み重なっててフワッとした感じで
歩いてて気持ちよい。熊出没注意の看板があるが、こんだけ喋ってたら大丈夫であろう。山頂が近づくにつれてポツポツとレンゲツツジが見え出した。ヤマツツジに較べて花が大きい。山頂のレンゲツツジは見事としか言いようがない。こんなに広い範囲で咲いているとは思わなかった。
撮影会なので山頂にはカメラ(見るからに高そうな)を抱えたオジサン達であふれていた。モデルさんが二人。しばらく見とれていた。しかしレンゲツツジにはかなわない。オジサン達、写真に熱中するのは構わないけどロープの中の草地に入るのだけはやめてネ。

2005.6.6岩間山(京都府 443m)

2005年06月09日 | Weblog
昨日6/5は大阪S会6月例会で南葛城山に登った。歩行時間8時間、いつものS会にしてはよく歩いた方で少し疲れが残っている。夕方6時頃に難波に戻り、地下街の「若狭」で反省会。例によって大いに盛り上がる。残っている疲れは歩き疲れか飲み疲れかわからない。今日6/6は振替休日をとったので新大阪のMさんちに泊めてもらう。朝7時に出勤のMさんと一緒に家を出る。いつも泊めてもらってすみません。味噌汁美味しかったです。昨夜までどこへ行くか迷ってたけど、朝になってひらめきで醍醐から石山の道を歩くことに決めた。
8:45地下鉄醍醐駅/新大阪からJRで京都へ。周りはカタギの勤め人ばっかりで、山歩きの遊び人スタイルは肩身が狭い思いがする。京都から地下鉄で醍醐まで。昔はバスに乗ってたが地下鉄が伸びて便利になった。
9:00醍醐三法院/醍醐駅から東へきれいに整備された住宅街を抜けて醍醐寺へ。今日は快晴、市街地は既に陽射しが暑かったが、醍醐寺境内の緑の中に入るとひんやりとして新緑の間を抜けてくる風が心地よい。休憩を兼ねて五重の塔をスケッチする。
10:30醍醐山頂開山堂/長いじぐざぐの登り道を山頂へ向かう。ここは近隣の人達の散歩コースだろう。身軽な格好の人達が多い。毎日この道を往復すればいいトレーニングになる。
12:30岩間寺/醍醐山頂から東海自然歩道を通って岩間寺へ。途中笠取村の自動車道をしばらく歩く。アスファルトの照り返しがきつい。再び山道に入ると、急登のうっすらと暗い広葉樹トンネルをあえぎあえぎ登る。腹もへって体力もなくなり限界と思ったころに岩間寺に到着する。本道にて線香をあげて般若心経を唱えてお参りする。お参りをすませて、涼しい木蔭でMさんに作ってもらった弁当を食べる。くたくたになるまで体をいじめて、お参りをして気持ちがほっとしたのか美味しい弁当を食べながら、人様の好意で生かされていることについ涙してしまう。
14:00石山寺/ここまでは東海自然歩道を歩いたが、岩間寺を出たところから自然歩道がわからなくなり、仕方なく自動車道を歩く。平地に降りてきたら車が多くなり、排気ガスを吸いながらビュンビュン横を通る車にヒヤヒヤしながら歩く。石山寺にも本堂にお参りを済ませる。本堂裏の多宝塔がある展望台からはすぐ近くに琵琶湖が見える。宇治川から上がってくる川風が実に気持ちよい。
今日は延々と歩いて醍醐寺・岩間寺・石山寺と西国33箇所のうち三寺にお参りができて、満足だ。

2005.6.5南葛城山(大阪府 922m)

2005年06月09日 | Weblog
大阪S会の6月例会で昨日のうちに大阪へ着く。今回は奈良の姉の家に泊めてもらう。
つつじで有名な葛城山には何回も登っているが、南葛城山は初めてで楽しみだ。
9:00南海紀見峠駅/難波のロケット広場に8:00集合。今回の参加メンバーは7名と少し寂しい。
Fさんが淡路島の畑で丹精込めて作ったタマネギを重たいのに持ってきてくれて皆に3個づつ戴いた。今じゃなくて帰りにもらうとなお嬉しいんだが、そうはいかないヨネ。
10:30岩湧山三合目/林道から薄暗い林道の登りに入り、心地よい疲れとなったころに峠に出る。
標識には岩湧山三合目と書いてある。岩湧山はススキの頃に登った記憶があるが、ここを通ったかどうかは覚えていない。
10:45根古峰/しばらく歩くと新緑が美しいちょっとした広場に出て休憩する。リーダーのTさんによると、ここはグリーンレストランとのこと。小鳥のさえずりとグリーンシャワーを浴びて、身も心も癒される感じだ。ここでしばらく横になっていたい気もする。
12:50南葛城山山頂/グリーンレストランでちょっと長めの休憩をしたあと、ここからは大きな登りがなく殆ど水平移動で歩く。目に付くワラビ、タラの芽を摘みながら歩く。今夜か明日の皆さんの家でのメニューは山菜のテンプラか。山頂は誰もいなくてS会の貸切状態。テーブルがあって切り株椅子が丁度7個でみんなで仲良く昼食にする。帰りは同じ道を下る。