ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年1月30日  鷹巣山(岐阜県岐阜市 232m)

2011年01月31日 | Weblog
金華山の東側に連なる尾根を歩く。JRで名古屋から岐阜へ向かうに従い雪景色となり、岐阜市内に入ったら一面の銀世界となった。岐阜で高山線美濃太田行の普通に乗り換える。9:15一つ目の駅「長森」で下車する。田んぼの中にポツンとある無人駅である。車掌さんにキップを渡す。降りたのはヨシ坊だけ。吹雪きの中、農道を通って尾根取りつきの白山比神社を目指す。9:30白山比神社に参拝。神社左側の白山大権現鳥居道を登る。9:50権現山(190.2m)山頂。南側に濃尾平野が広がる。遠くに名古屋駅高層ビルや知多コンビナートの煙が見える。反対の北側は雲の中で何にも見えない。緩やかなアップダウンで歩きやすい。時々左側に下山する分岐がある。10:55洞山(205.6m)山頂。三角点と標識を入れて記念写真を撮る。山頂からは2方向のルートになっていたが、地図で確かめて南側に進む。遠くに見える金華山岐阜城がいい目印になる。雪道は下りが怖い。慎重に足を運んでいるが何回も転んで雪ダルマになった。いきなり切り通しの道に出た。岩戸峠だ。小休止後、今度は登りとなる。険しい岩場が続く。晴れておれば快適な登りだろうが、この天候では滑らないよう必死である。11:45鷹巣山(232m)山頂。頂上から少し移動した場所が絶景の見晴場である。岐阜城がすぐ前に迫ってきた。麓の岩戸観音を目指して降りる。この下りは急な岩場で苦労した。岩戸観音に着いたときは全身冷や汗でびっしょりであった。観音奥之院の縁側を借りて昼食休憩する。一休みしてエネルギーを補給したので本日最後のピーク金華山を目指す。目指すはいいが、駐車場の広場に出たら登山口が解らなくなった。たまたま通りかかったハイカーのお兄ちゃんに尋ねて教えてもらう。13:25金華山(328m)山頂。この雪で観光客も少ない。売店も暇そうだ。雪の岐阜城を撮影する。木の枝に積もった雪があたかも花が咲いているようだ。馬の背コースで降りようかなとも思ったが、先ほどの鷹巣山下りで懲りたので今日は安全を見て七曲りコースで降りる。14:30岐阜公園に到着。雪が積もったカッパを脱いで休憩室で休む。温かいコーヒーで生き返る。
歩行時間5時間45分

2011年1月22日  五井山(愛知県蒲郡市  454m)

2011年01月23日 | Weblog
会社仲間と宮路山、五井山に登る。9:12名鉄「名電赤坂駅」で下車。晴れてはいるが風が冷たい。他に60歳代の10人ぐらいのパーティが降りる。山ガールならぬ山バールが半分ほど。列の一番後ろの人に「どこ登るの?」と聞いたら「さぁ?」という返事だった。リーダーお任せという感じ。樹齢1300年の大楠がある杉森神社にて安全登山のお参りをする。
宮路山の標識に従い舗装路から山道に入る。木立の中に入ると風の音が消え、降り積もった落ち葉を踏むカサカサという音が耳に心地よい。暖かい木漏れ日と合わせて今この自然を体感できる自分を幸せと思う。再び舗装路にでたところが案内板のある登山口になっている。さきほどのパーティが休憩中であつた。途中から一般登山道を離れ、小鳥の森・花の森を通る。10:50宮路山(361m)山頂。渥美半島と知多半島に囲まれた三河湾がキラキラと日に輝いて美しい。ここから約1時間の尾根歩きとなる。木が茂っているので途中の見晴はきかない。休憩用に何か所かベンチが欲しいところだ。こないだの大雪がまだところどころ残っている。12:00五井山(454m)山頂に到着。先ほどの宮路山より標高が高いだけあって三河湾の景色がよく見える。時々新幹線が車体を光らせて通り過ぎる。予想通り風が強くてじっとしていると冷たい。少しだけ風除けになる木の下で昼飯にする。今日はコンロを持参したので湯を沸かし「栗ぜんざい」を作る。温かいのが何よりのご馳走です。
13:00五井山を出発。当初の予定は宮路山、五井山往復であったが皆さんの体調もまだ余裕ありそうなので進路変更し御堂山経由JR三谷駅に向かう。谷川沿いに急降下して国坂峠に出る。さらにここから急登して御堂山をめざす。ここのアップダウンはきつかった。振り返ればここまで歩いてきた宮路山、五井山の長い稜線が見える。14:15御堂山に到着。ここまで来ればあとは下りばかりで行けるので気が楽になる。相良の森キャンプ場、砥神山を経由して三谷温泉の市街に出る。コンビニでビールを買い、三谷駅待合室で乾杯。お疲れ様でした。

2011年1月16日 清水山(京都市東山区  242.5m)

2011年01月17日 | Weblog
大阪S会の1月例会で京都一周トレイル東山コースを歩く。まだ咳が止まらない状態だけど今回はヨシ坊が幹事なので休めない。天候、体調によっては途中で止めるのもありとする。去年の2月に一通り一人で歩いているが、念のため昨日京都駅観光案内所にて「京都一周東山コースガイドマップ(500円)」を購入する。9:00京阪伏見稲荷駅に集合。天気予報は雪になっていたので心配していたが、いまのところ小降りで日も射しているので大丈夫。本日の参加メンバーは9名。伏見稲荷本殿にて初詣する。今年も安全な山行をお願いします。千本鳥居を通って奥之院へ石段を登る。9:50四つ辻。白く雪を被った京都市内の景色が絶景である。愛宕山のてっぺんは雲の中。ここで一時間かけて奥之院一周の選択もあるがリーダーの独断で先を急ぐ。急な坂道を下り住宅街の中を通る。「静かにしてね」という看板あり。住んでる人の身になればもっともな話だ。国道1号線を回り道してくぐる。ようやく舗装道からはずれて山道に入る。雪は絶え間なく降っているが吹雪いてないので助かる。うっすらと雪を被った木々がまた風情があってよろしい。標高は低いがだらだらとした長い登りの末、11:40ようやく清水山に到着する。三角点はあるが周りは木が茂っていて見晴は全くなし。全員揃って記念写真を撮る。谷を下ったところに東屋があったので、ここで昼飯タイムとする。谷底なので日が射さず、風の通り道になっていてかなり寒い。温度計を見たら0℃であった。温かいコーヒーで暖をとる。12:45東山山頂公園。ここは見晴もよく、日か当たって暖かい。ここで昼飯にすればよかった。当初の予定はここから蹴上を通って大文字山までの計画であったが、皆さんの疲れ具合から判断して今日はここまでにして京都市内に下ることにした。大日堂の下で知恩院と粟田口分岐があり、知恩院へ下る。知恩院境内はどこに出るかと思ったら、NHK行く年、来る年で有名な大鐘楼に出た。説明看板によると1636年の制作で70トンもある。まさに日本一の鐘楼なり。
丸山公園から八坂神社を通り四条を歩く。14:20地下鉄四条に到着。反省会は京都駅のビヤホール銀座ライオンで執り行う。名古屋へ帰る新幹線は大雪で1時間遅れだった。

2011年1月12日 宮路山、五井山(愛知県蒲郡市 361m,454m)

2011年01月12日 | Weblog
今年の風邪はしつこい。年末に大雪の中、新潟へ行って風邪をひいてしまい、正月休みはずーっと寝ていた。やっと体調が戻ったので本日、今年の初登りとなった。今年の風邪がしつこいのか、ヨシ坊の老化が進んでいるのかどちらかわからない。いずれにしても、山に登る体力・気力が戻ったということは何よりもめでたいことだ。病み上がりということで、いきなり雪山は敬遠して、温暖な三河湾沿いの山を歩く。名鉄「名電赤坂駅」から宮路山、五井山を経由してJR「三河三谷駅」まで約5時間歩きに挑戦する。
9:40名電赤坂駅を出発。天気は申し分ないが、風が強くて病み上がりの身に少し辛い。登山口へ向かう途中の杉森神社にて初詣する。ここの楠は大きくて立派だ。樹齢何年だろう。これだけ大きいといかにも神さんが宿っておられるようで、ついつい拝んでしまう。今年も世界平和と安全登山をよろしくお願いします。少し風が強いが木漏れ日の陽射しが暖かく、気持ち良い山歩きである。健康の有難味を痛感する。何はなくとも健康が一番。10:55宮路山山頂に到着。いつ見てもここからの三河湾の眺めは素晴らしい。じっとしてるとすぐ体が冷えるので、5分休憩で五井山を目指す。ここから五井山へは約1時間の尾根歩きとなる。大きなアップダウンがないので、鳥の声を聴きながらのんびりと歩くことができる。12:05五井山山頂に到着。平日なので行きかう人は高齢者が多い。ただ山頂にきたら若いバカップルが大声でじゃれあっていた。何かこちらが邪魔したようですみません。眼下に広がる三河湾をオカズにして昼飯にする。12:25出発。13:00国坂峠。約3時間あるいたところで、珍しく両膝の脇が痛くなってきた。しばらく休んでて久しぶりに歩いたためか。無理は禁物だ。といっても引き返すわけにはいかない。膝をかばうようにしてゆっくり歩く。13:35御堂山。この登りはきつかった。最後の登り砥神山はとても登る気力がなえてトラバースしてかわす。14:40砥神山登山口。ここからひたすらミカン畑の中を下ってJR三河三谷駅へ向かう。歩行時間5時間20分。病み上がりにしては少しハードであった。反省。