ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年10月30日 有馬富士(兵庫県三田市 374m)

2011年10月31日 | Weblog
大阪S会の10月例会で有馬富士に登る。昨日はあんなに天気良かったのに今日は朝からどんよりと曇っていつ降り出してもおかしくない天気である。中止の連絡はないので集合場所の大阪へ向かう。8:40JR大阪駅6番ホームに集合。リニューアルした大阪駅は前よりかなり明るくなった。予定人数が揃ったところで8:59発の新三田行に乗る。本日の参加者は12名。10:00新三田駅を出発。近くのABC・GCで石川遼選手が参加しているゴルフ最終日とあって駅前はゴルフ場行のバスに乗る人で混雑している。11:03福島大池着。池の正面に有馬富士が逆さ富士で映ってなかなかいい眺めである。池をぐるっと回って登山道の標識に従って登る。舗装された林道が続くので、このまま山頂に着いたらつまらないと思っていたが、八合目くらいから急な細い山道に入った。雨はいまのところまだ降りそうにない。12:09山頂に到着。富士の形の山は最後がきつい。ここも最後は急な岩場で難儀した。恒例になったSさんから差し入れの自家製梅酒を皆で食前酒として回し飲みする。
昼食後に13:00下山開始。下りの岩場は危なくて気を許せない。緊張の連続で下る。無事に福島大池について東屋でコーヒータイムにする。15:15新三田駅に到着。大池を歩き出したころから雨が降り出した。山歩き中に雨に会わずラッキーであった。さすが晴れ男と言いたいところだ。16:30再び大阪駅に戻って駅前の居酒屋にて反省会。

2011年10月29日 賤ヶ岳(滋賀県木之本町 421m)

2011年10月31日 | Weblog
大阪S会の10月例会を明日に控えて大阪へ向かう。今回は家内を同伴して車で移動する。名神高速を米原で北陸自動車道に入り、木之本ICで出る。ここから京都まで琵琶湖を反時計まわりでドライブする。快晴の中、琵琶湖・余呉湖の眺望に期待して賤が岳に登る。いつもはJR余呉駅から歩いて登るが今回は歩けない家内に付き合ってリフトで上がる。急な斜面を一人乗りリフトであっと言う間に山頂へ。片道400円、往復760円は値打ちあり。
山上のリフト駅から約300m歩いて山頂の展望台に到着する。リフトを降りたところに置いてある杖を借りて登る。300mとはいえかなり急な坂道で普段歩かない人にはちょっときつい。山頂からの眺望は期待どおりであった。静かなのんびりとした景色で大いに癒される。とてもその昔賤ヶ岳の戦いで激しい殺し合いがあったとは信じられない。山頂の説明版によると余呉湖が血の色に染まったほど激しい戦いだったそうだ。

2011年10月17日 池田山(岐阜県池田町 929m)

2011年10月17日 | Weblog
10月5日から10月10日まで孫の誕生日祝いで新潟へ行き、その間新潟の妙高山、福島の安達太良山に登る予定で近くまで行ったが強い雨と風で断念したためしばらく山登りから遠ざかっていた。久しぶりに仕事休みと晴れ間が重なったので美濃の池田山に登る。
9:05養老鉄道池野駅を出発。大垣でJRから養老鉄道揖斐行に乗り換えて池野で下車する。
無人駅で駅前にコンビニなどはない。正面に見える池田山を目指して歩く。正面に見えるので地図を見る必要もない。9:45霞間ヶ谷(カマガタニ)に到着。ここは桜の名所で桜の老木が多い。一応ヒル対策としてスパッツで足元を固めて出発する。ジグザグの登りがどこまでも続く。熊さんとの出会いがしらが怖いので鈴を鳴らして歩く。鈴の音に合わせるみたいに秋の虫達の合奏が続く。姿は見えないが遠くで鹿が鳴いている。秋を感じる。百人一首にも「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき(猿丸太夫)」とある。
12:15池田山山頂。山頂は誰もいない。回りの木が茂っていて見晴らしは今一つ。折角の展望台も進入禁止の張り紙あり。仕方なく展望台下の日だまりで昼食にする。12:35下山開始。来た道を戻る。登りで通り過ぎた焼石神社に立ち寄ってお参りする。お参りして振り返ったら一頭の鹿がいた。神様が鹿に姿を変えて現れたのか。近づいても全然逃げないのでゆっくり写真に収める。熊でなくて鹿でよかった。伊吹山がよく見える高台の広場でコーヒータイムにする。風もなく日向でもそんなに暑くなく今が一番いい季節かな。たとえインスタントでもこんな雰囲気で飲むコーヒーは何物にも代えがたい。登りも飽きるほど長いジグザク道であったが、やっぱり下りも長い。14:45ようやく霞間ヶ谷に着いた。

2011年10月2日 金華山(岐阜県岐阜市 328m)

2011年10月02日 | Weblog
岐阜の金華山に登る。1月、3月に登って以来今年3回目である。10:00名鉄岐阜駅を出発する。柳ヶ瀬から美殿町を通って梅林公園に向かう。美殿町では通りにフリーマーケットの準備中であった。何かまつりがあるのかな? と思って通り過ぎたが帰宅してTVのニュースを見てたら「岐阜信長まつり」だそうだ。全然知らなかった。10:30梅林公園。ここから山道に取りつく。日曜なので歩く人も多い。岐阜市民にとっても身近な散歩コースである。全体が国有林であり、杉・檜などの植林がなく広葉樹の自然林が茂っている。どんなに暑い日でもここを歩く分には日陰で涼しくてよい。そういえばここんとこリスの姿を見かけない。天敵にやられてしまったかもしれない。11:20唐釜コース入口。ここから約1KMの水平移動で東坂コースに出る。コースを少し下って大参道コースに入る。東坂コースは何組かのグループで賑わっていたが、大参道コースに入ったとたん誰もいなくなった。やがて道は西山からの鼻高コースとなる。尾根に出たら岩のゴツゴツした道となり、右の崖下に落ちないよう気をつける。瞑想の小道と合流したら頂上はもうすぐ。12:40山頂手前のアンテナ岩場で昼食にする。コンビニで買ったパンを食べてたら雀が1羽飛んできたのでパン屑をあげたら、どこで見てたのかパラパラとすぐ近くに集まって全部で10羽くらいになった。パン屑をあげるが雀にもすばしこいのとのんびりしたのがいる。どこの世界にも要領のいい奴はいる。13:00下山開始。下山は最短の馬の背コースにする。ゴツゴツとした岩場の下りで次におろす足の位置を考えないといけないので、ボケ防止にはよい。途中、親と一緒であるが4、5歳くらいの子供が二人軽い身のこなしで登ってくるのには驚いた。13:30岐阜公園に着。急いだつもりはないが30分で降りてきた。公園内は今彼岸花の盛りで用水路の土手に見事に咲いている。長良川の河原に出てコーヒータイムとする。河原から見上げる金華山はとても標高328mとは思えない堂々としている。