ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2017年9月24日(日) 繖山(きぬがさやま 滋賀県能登川町 433m)

2017年09月25日 | Weblog

愛知H会の9月例会で滋賀県の繖山(きぬがさやま)に登る。名古屋から新幹線で米原まで行き、在来東海道線に乗り換えて能登川で下車する。当初予定はもう一つ先の安土駅から歩く予定であったが、新快速から普通への乗り換えに30分ほど待ち時間があり時間が勿体ないので、急遽予定変更して逆に能登川から安土へと歩くことにした。9:40JR能登川駅を出発。線路沿いに南進し突き当りを左にきれいな水の川沿いに歩く。北向岩屋観音の登り口で登山準備して緩やかな登り道を上がる。地元の人達の散歩コースなのか手ぶらで歩く人が多い。数えるのを忘れたがかなり長い石段を登り切って北向十一面岩屋観音に着いた。琵琶湖、比良山系と視界が広がって素晴らしい眺めだ。双眼鏡やカメラを持った人達が多いので聞いたらサシバなどの渡り鳥を観察に来ているそうだ。ここは丁度渡り鳥の通過点であるらしい。10分ほどでお参りを済ませ先へ進む。標高こそ低いがアップダウンが多くてかなりきつい。何度も休憩をしながら歩く。天気が良くて暑くなってきたが木蔭道で助かる。11:15急に視界が広がり雨宮龍神社に着いた。時間が早いけどきりのいい所で早めの昼飯にする。この神社は説明板によると古くは飛鳥時代から雨乞いで祀られた古式ゆかしい神社だそうだ。11:40出発。いったん地獄越峠まで降りてまた登る。飯食った後はよけいに応える。まさに地獄越えのきつさである。尾根道なので時々視界が広がり、右に琵琶湖、左に五個荘町が見える。まだ色づいてない青い実がついた山帰来サンキライ(別名猿捕茨サルトリイバラ)が茂っている。ここも何回も休みながらきつい登りを登る。12:40やっとの思いで繖山山頂に着いた。狭い山頂は他のグループで占領されていたので少し下った場所で休憩する。12:50下山開始。びっくりするほど急な階段を下る。当初の予定どおりであったらこの登りでへたってしまうだろう。13:45近江風土記の丘に到着。トイレ近くの休憩所でコーヒータイム。アップダウンが多くて意外と疲れました。お疲れ様でした。

 


2017年9月10日(日) ゴロゴロ岳(兵庫県芦屋市 565.6m)

2017年09月12日 | Weblog

大阪S会の9月例会で六甲山系のゴロゴロ岳に登る。標高が565.6mなのでゴロゴロ岳と名前がついている。阪神芦屋駅に9:00集合。本日の参加者は10名。全員揃ったところで少し北上したバス停に向かう。9:30発のバスに乗り奥池で下車。370円。奥池の広場で準備体操する。10:20出発。高級な別荘地を抜けて30分ほどの登りでいきなり山頂に着いた。山頂のすぐ下まで別荘があるので驚いた。見晴らしはよくないので小休止して歩き出す。12:00途中見晴らしの良い高台があったので、ここで昼飯にする。12:30出発。予定ではこの後観音山へ行く予定であったが分岐点を過ぎてしまったのでこのまま下る。全員初めての道で不安だったが道はしっかりしているので麓に出るとは予想していた。13:30予定コースではないが目的の鷲林寺に着。コーヒータイム。後は甲山の北山貯水池から太子堂を通り阪急甲陽園駅まで下る。15:20阪急甲陽園駅着。駅前のケーキ屋「TSUMAGARI」で有名なシュークリームを買って全員1個ずつ食べる。中のカスタードクリームがひんやりしてて美味しかった。反省会は梅田の「朝から呑めるしおや本店」で生ビールカンパイ。お疲れ様でした。


2017年9月9日(土) 郡山から斑鳩への道

2017年09月12日 | Weblog

大阪S会の9月例会を明日に控えて今日は足慣らしで近鉄郡山駅からJR法隆寺駅まで歩いてみる。11:00近鉄郡山駅で下車して郡山城址に向かって歩く。城郭はなく石垣だけの城址であるが規模からいって当時はかなり大がかりなお城であったろう。説明板によると筒井順慶が築城して後秀吉の弟の豊臣秀長によって開かれたそうだ。天守台に上がると奈良盆地が一望できる。若草山の麓に東大寺、興福寺の塔が見える。城址公園を後に斑鳩に向かう。炎天下、車が激しく行きかう県道9号線を歩く。時々歩道がなくなり、すぐ横をかなりのスピードで車が過ぎ行くので怖い。田中片桐町あたりで畑の草刈りしてたおじさんに道を教えてもらう。12:00九頭神池にて昼食休憩。池の中に作られた浮御堂にてコンビニで買ったおにぎりを食す。富雄川を渡るとすぐ本日の第二目的である慈光院に着いた。石畳の道から打ち水がしてあって木蔭がひんやりして気持ち良い。障子が開け放された十二畳敷の書院は風通りがよくいい気持だ。よく手入れされた庭の植え込みの緑が美しい。一人広い書院に座って庭を眺め、供された抹茶を頂くとなんと贅沢な時間であることか。もっとここにいたい気分であるが先があるので、本堂にて般若心経を唱え再び下界へ出る。再び炎天下を黙々と歩く。途中何も買わないけど「ダイソー」で涼ませてもらう。国道25号を渡り峠を越えたら目の前に斑鳩の郷が広がる。最初に見えた法起寺に立ち寄る。中には入らず法起寺の周り田圃道を歩く。スケッチしたいがポイントはみな炎天下で写真だけ撮る。一か所農家の庭先の柿の木の下に日陰があったので庭先をお借りして色づきだした稲を前景に三重塔をスケッチする。後は法輪寺から片野池、天満池を巡って法隆寺に着く。東大門から西大門へ抜ける。ここもスケッチのポイントを捜して法隆寺の裏手に回る。残念ながら金堂が修復中なので五重塔を木の間越しにスケッチする。南大門を出て松並木を歩きJR法隆寺駅に向かう。16:00JR法隆寺駅着。明日の登山の足慣らしのつもりであったがしっかり距離を歩いて疲れた。


2017年9月3日 錫杖ヶ岳(シャクジョウガタケ 三重県亀山市 676m)

2017年09月04日 | Weblog

愛知H会の例会で三重の錫杖ヶ岳に登る。JRは亀山で乗り換えて関西線加太駅で下車。閑散とした無人駅で誰もいない。帰りの時間を確かめて9:30に出発する。キラキラと透き通った水が流れる加太川を渡る。名阪国道をくぐり、緩やかな登りの舗装林道を歩く。鬱蒼と茂ったヒノキ林の中は日が遮られて涼しくて有難い。10:15駐車場のある登山口に着いた。停まっている車が10台。この山の人気がわかる。名阪国道を大阪方面に走っていて目につくギザギザの山で誰でも登ってみたくなる山だ。登山口から頂上まで200mごとに番号札が掛けてあって、頂上までの目安がわかって助かる。10:50沢を上り詰めた柚ノ木峠に着いて小休止。伐採された木の間から青山高原の風車群が見える。ここからいよいよ道が険しくなる。木の根っこが重なった狭い尾根道を歩き、壁にぶち当たったら岩や木の根をつかんで這い登る。修験道の山ということが納得できる。12:00山頂直下の最後の壁を登り山頂に着いた。視界360度の絶景である。予想通り山頂は座る場所のないくらい混雑していた。少し戻った休憩所で昼飯にする。12:50下山開始。帰りは来た道を下る。岩壁は登りより下りの方が難しい。岩を向いて三点確保で慎重に下る。13:50柚ノ木峠まで戻り難関は通り過ぎたりでほっとする。ここでコーヒータイム。風の通り道になっていて涼しいを通り越して肌寒い。たとえインスタントでも自然の中でのコーヒーは格別な味がする。ミンミン蝉、ツクツクホウシ、ヒクラシなどの蝉が一斉に鳴いてうるさいくらいのBGM付きの喫茶店である。15:30加太駅に到着。近くの酒屋さん兼お菓子屋さんでアイスクリームを買って食べる。