ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2010年1月30日  藤原岳(三重県藤原町 1140m)

2010年01月30日 | Weblog
久し振りに藤原岳に登る。夏場は必ずヒルにやられるので、登るなら冬場に限る。近鉄冨田で三岐鉄道に乗り換える。学校は休みだけど部活で出るのか高校生が多い。途中で下車した暁学園、朝明高校の高校生だった。いつか湯の山線で遭遇した高校生は幼稚園かと間違うくらい騒がしかったが、こちらは静かで大きな違いがあった。何が違うんだろう。
9:10西藤原駅出発。すぐ登山口の標識が出たがこちらは表登山道で、ヨシ坊の予定は更に1kmほど先にある聖宝寺から登る裏登山道である。入り口の鳴谷神社で安全祈願する。ここは入り口に鎮座するのは狛犬でなく、お猿さんである。何か謂れがあると思う。久々に来たら聖宝寺裏の沢が崖崩れで大きく迂回しなければならなかった。10:30六合目で休憩。天気予報の晴れを信じてたが結構雲が多くて寒い。じっとしてると寒いので休憩もそこそこに歩き出す。八合目から雪道となりアイゼン着用する。前に福寿草が咲いてる3月末に来た時は雪解けのドロドロ道だったが、今日の雪道はそれに比べたら歩きやすい。
12:00山頂着。あたり一面の銀世界。ときどき雲が晴れると日に輝いて眩しい。風が強いので岩陰を探して昼飯にする。インスタントの味噌煮込みうどんとアンパンの昼飯。食後は腹ごなしに雪原を走り回る。ソリを忘れたのが悔やまれる。13:30下山開始。八合目から来た道と別の表道を下る。こちらはメイン登山道でよく整備されているので淡々と歩いてると眠くなってくる。14:40西藤原駅に到着。休憩室で持参したワンカップで乾杯。冷えた体には出来たら熱燗といきたいとこだが、ヒヤでも旨い。電車に乗ったら、すぐに眠ってしまつた。

2010年1月24日 比叡山(滋賀県大津市  848m)

2010年01月25日 | Weblog
大阪S会の新年1月例会。今回は何故か大阪の会にもかかわらず、名古屋のヨシ坊が幹事を承った。昨年に既に下見は済ませている。天気は快晴、素晴らしい山日和となった。
9:00叡山鉄道の出町柳駅に集合。8:30に着いて皆さんを待つ。その間登山者が三々五々と改札を通る。圧倒的に中高年が多い。ここからだと叡山鉄道沿線に鞍馬山、貴船山、瓢箪崩山など手頃な山が多い。大阪S会の本日の参加は10人で珍しく二桁になった。やっぱり10人くらい集まると賑やかで楽しい。9:07出町柳駅発。9:20修学院駅を出発。音羽川沿いを比叡山に向かって歩く。10:00きらら坂登山口。ここからいよいよ山道になるので、全員スパッツをつけて足回りを固める。山を見たところアイゼンは必要なさそうだ。出発前のエネルギー補給として、昨日買っておいた「御座候」を皆さんに食べてもらう。オーブンで焼いて食べると最高なんだが、それもかなわず冷たいままで食べる。
雨で深く浸食された「きらら坂」は何回登っても大変だ。寒かったけど汗びっしょりになった。11:30ケーブル駅着。八瀬遊園から上がるケーブルは冬の間お休み。ここからは京都市全体がよく見える。Y字になっている鴨川、四角い緑の御所、正面には頭がコブになっている愛宕山などなど。12:00ガーデンミュージアム下の見晴らしポイントにて昼食をとる。
目の前に京都北山が奥深く連なっている。皆子山、桟敷岳、雲取山などこれまで登った山を探すが全体に同じくらいの山ばっかしで、どれがどれだか解からない。視線を右に向けると雪を被った蓬莱山と鏡のような琵琶湖が見える。快晴のもとで素晴らしい眺めである。苦労して登ってきた甲斐あり。
13:00比叡山根本中堂にお参りをする。このあと、坂本ケーブル駅から無道寺、明王堂をお参りしながら深い無道谷を下る。足が笑い出したころ、日当りのよい紀貫之公墳墓前でコーヒータイムとする。愉快な会話と美味しいお菓子で、例えインスタントであっても最高のコーヒーとなる。15:30坂本日吉神社に着。神社は入場料を取るようになつたので中には入らない。入場料を取る神社は他に見たことがない。穴生積みの石垣が連なる道をJR叡山坂本駅まで歩く。16:32JR叡山坂本駅発。京都駅前AVANTY地下のライオンにて反省会。冷たい生ビールで乾杯~。疲れた体にビールの味がしみわたる。楽しい一日でした。お疲れ様。

2010年1月16日 養老山(岐阜県養老町 859m)

2010年01月16日 | Weblog
先週の三連休は風邪でダウンし三日とも家で横になってたので、久し振りの山歩きである。家を出るとき奥方に「病み上がり故あんまり無理しないように」と言われた。
寒い朝だ。去年の天気予報では今年は暖冬とか言ってたけどとんでもない。ここんとこ毎日寒い日が続いている。JR大垣駅ホームが凍ってて、ドアが開いたので一歩踏み出したら見事に滑ってしまった。他に2~3人転んでた。危ないのですぐ湯をまくか何か処置するよう駅員さんに頼んだ。もっと早くやるべきだ。事故が起きてからでは遅い。
9:40養老鉄道の養老駅を出発。さすがにこの寒さでは山に登る人も観光客もいなくて養老駅も静かなもんだ。10:30養老の滝着。養老公園の滝までの道は秋には燃えるように真っ赤な紅葉だが、今日は真っ白な世界である。朝日にキラキラと輝く樹氷が美しい。四季のあるこの国に生まれてよかったとつくづく思う。滝上の川を渡ったあたりから積雪が深くなりアイゼンを着用する。空は晴れているが時々風が吹くと木々に積もった雪が舞い落ちてくる。
12:30山頂に到着。10人くらいの先客あり。昼食後、1mぐらい積もった雪原を歩き回って写真を撮る。予定ではあせび平から笙ヶ岳へ回ることにしてたが、雪道の登りで体力を使ったのと奥方の忠告も入れて来た道を引き返す。15:30養老駅着。電車の発時間まで30くらいあるので、カップ酒で病み上がりでも歩けたことに乾杯! 健康が一番、歩けることの有難さをつくづく思った一日であった。

2010年1月3日 入道ヶ岳(三重県鈴鹿市 910m)

2010年01月03日 | Weblog
2010年の登り初めで鈴鹿の入道ヶ岳に登る。雪中登山を期待してそれなりの装備で望んだが意外にも雪が殆どなく当てが外れた。四日市南バス停で8:21発椿大社行きのバスに乗る。1月5日までは椿大社前が混むので手前の山本止まりであった。
9:30椿大社を出発。お参りしてから登山と思ってたがすごい人出で、引いてしまった。神社の外を回って登山口へ向かう。奥の院から北尾根を廻り頂上を目指す。
11:30入道ヶ岳山頂に到着。素晴らしい見晴らしだ。ただし風が台風みたいに強くて油断したら飛ばされそうだ。それでも踏ん張って写真撮ってたら、先月韓国スウォンで買った2000ウォンのニット帽があっと言う間に風に飛ばされてしまった。惜しいことをした。風を避ける場所もないので食事もとらず下山する。体が飛ばされそうな風は久し振りに体験した。やっぱり自然の力は強い。
かなり高度を下げて風が収まって杉林の中で遅い昼食をとる。14:00椿大社に戻る。頂上でゆっくり出来なかった分早く戻ってきた。椿大社でお参りと思ったが依然としてすごいお参り行列なのでまたまた引いてしまった。四日市行きのバスは二時間に一本であり、まだ一時間以上時間があるので椿会館にて休憩する。発泡酒で今年の登り初めに乾杯?