ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2010年12月23日 額堂山(愛知県豊川市音羽町 420m)

2010年12月23日 | Weblog
名鉄豊橋線沿線の山に登る。東岡崎で特急から普通に乗り換え、名電赤坂駅で下車する。
9:15名電赤坂駅から北に向かって出発。これまで何回も南に行って宮路山、五位山に登っていたが北へ行くのは今回が初めて。東名をくぐって県道322号を歩く。前方に見える砕石場へ向かうダンプがひっきりなしに通るが、歩道がないので怖い。10:45覚道地蔵尊に到着。駅を出てから90分かかった。「昔、天保の頃諸国行脚の山伏がここで大病にかかり亡くなった。村人は手厚く葬り、その菩提のため地蔵尊を立てた。後に近くで草刈りしてた人が腹痛になったが、この地蔵尊にお参りしたら直ちに治った」との伝えが説明板に書いてあった。お参りをすませ、すぐ裏の鉄塔から尾根道をたどる。尾根のすぐ左下が砕石上になっていて、左側立ち入り禁止のロープが張ってある。そのうちこのコースはなくなるかもしれない。何度も倒木と格闘しながら尾根道を進む。11:25額堂山山頂に着。駅から登山口までのアプローチが長かった割には、あっけなく山頂に着いてしまった。周りは木が茂っていて見通しはまったくない。小休止して下山開始する。11:55見晴らしのよい鉄塔で昼食。三河湾と太平洋が見える場所で昼食にする。休日にも関わらず往復で誰にも会わなかった。12:40覚道地蔵尊さまにお礼参りして、また県道を名電赤坂駅まで歩く。天気はいいが風が強くて歩きにくい。14:00名電赤坂駅に到着。ここは普通しか止まらない。13:59の電車が今出たばっかりなので、ホームで30分待つ。舗装道路の長歩きは足に負担がかかって痛い。駅は無人駅で近くにコンビニもないので、今日は家までビール乾杯はお預けとなつた。歩行時間 4時間14分

2010年12月19日 百々ヶ峰(どどがみね 岐阜県岐阜市 418m)

2010年12月19日 | Weblog
金華山と長良川を挟んで位置する岐阜市最高峰の百々ヶ峰に登る。3年前に病気で亡くなった友人のM君とまだ元気なころ一緒に登ったのを思い出す。
9:05名鉄岐阜駅前のバス停4番乗り場から岐阜バス32系統に乗る。この路線は1時間に1本なので乗り遅れたら大きく予定が狂ってしまう。珍しく満席状態であった。9:32古津バス停着。10人くらいの男女学生さんグループと4人の昔の娘さんグループが一緒に降りた。皆さん行先は多分一緒だろう。9:40古津神社を出発。果物畑の中を歩く。快晴なので放射冷却でひんやりと寒い。風のないのが救いだ。古津の集落を過ぎて登山口にきたら工事中で大きく様変わりしている。よく手入れされた檜林の中をジグザグに登る。薄暗い檜林の中、数条の木漏れ日が何か神々しく見える。一汗かいたころ檜林を抜けてすっかり葉が落ちたくぬぎ林に出て急に明るくなった。見晴らしもよくなってすぐ下に長良川が大きく迂回して流れている。長良川の向こう岸に岐阜城の金華山が見える。10:15長良川展望台。みかんを食べて小休止。尾根を下って松尾池に向かう。積もった落ち葉を踏むカサカサという音が耳に心地よい。自然にもらった癒しの薬だ。有難いことだ。
10:45松尾池。冬場は鴨、オシドリなど野鳥の宝庫となっている。それを写真に収めようと熱心な写真愛好家が集まっている。池の周りは車がいっぱい。鳥より人の方が多い。皆さん大きな望遠付きの立派なカメラをお持ちだ。出来栄えは如何かな。
11:20白山展望地。奥美濃の山並みを見ながら少し早いけど昼飯にする。11:50出発。12:12百々ヶ峰山頂に到着。今日は少しぼんやりしているが雪を被った伊吹山、御嶽山が見える。岐阜市最高峰ということで人気があり休日は賑わう。今日も10人くらい休んでいる。12:20下山開始。13:20三田洞弘法。この一年の無病息災のお礼参りをする。そして重ねて来年の家内安全もお参りする。歩行時間3時間24分

2010年12月17日 錫杖ヶ岳(三重県亀山市 676m)

2010年12月17日 | Weblog
今年もあと二週間となって、今年初めて錫杖ヶ岳に登る。いつもはJR加太駅から山頂の往復だが、今日は山頂から別ルートで降りてJR関駅を目指すことにする。
9:21JR加太駅を出発。関西線は亀山で一両車両に乗り換える。関を過ぎるとトンネルを過ぎるたびにどんどん山の中に入る。加太駅で降りたのはヨシ坊一人だけ。少し風が強いが天気は快晴で言うことなし。心地よくスタートする。9:50登山口。舗装路の林道をアップダウンしていいウォーミングアップになった。駐車場に車3台。平日にも関わらず登る人はいるんだ。10:16柚の木峠。登山口から30分たらずであったが登りがきつくて、汗をかいた。眺めがいいのでしばし休憩する。ここから山頂までは尾根道となり、結構険しくなる。八合目でベンチを修繕している土地の人に出会う。ご苦労様です。山頂に近づくに従って風が強く体の芯から冷えてきた。霜柱をサクサクと踏みながら登る。最後にロッククライミングでせりあがる。ロープはあるが使わずに岩のでっぱりを掴んで登った。
11:05山頂着。ここの見晴しは360度、遮るものがなく素晴らしい眺めだ。ヨシ坊一人占めかと思ったら二人組が来たので場所を譲って15分くらいで下山開始する。同じルートを避けて、休憩場の横から福徳集落方面へ下る。急な尾根道を下り、二つ目の下垣内方面への分岐を過ぎると、「この先危険につき通行禁止」と亀山警察署の標識あり。一瞬迷ったが
気を引き締めてトライする。いきなり急登のヤセ尾根でズルズル滑るので慎重に上がる。殆ど人が通らないようで踏み跡がない。ただし尾根道を歩いていれば大丈夫。標識どおりやはり危険なコースで一般的ではない。12:10小雀の頭。木の間越しに錫杖ヶ岳がよく見える。ここから見ると尖っているのがよくわかる。登りがきついはずだ。風が強くなったので尾根の上では休憩できず、昼食はお預けとし、だいぶ下がった杉林の中でとった。鬱蒼とした杉林で日もささず、鳥のさえずりもない静かな幻想的な雰囲気の中で休憩する。13:05林道に出る。ここまで来ればもう危険はないので気が楽になる。ここから延々と約1時間舗装された林道を通り福徳の集落を過ぎる。14:10JR関駅に到着。1時間に1本の亀山行がタイミングよく14:29であった。待ちの間、休憩コーナーでビール乾杯!歩行時間4時間30分。

2010年12月12日 府庁山(大阪府河内長野市 640m)

2010年12月13日 | Weblog
大阪S会の忘年例会に参加する。忘年例会は毎年ミステリーハイクなので集合した時点ではどこの山にら登るのかわからない。電車に乗って移動するにつれて徐々に判明してくる。9:30南海なんば駅の改札口に集合。本日は12名の参加。10:15千早口駅を出発。駅前の農家の庭先に皇帝ダリアが見事に咲いている。ここ数年でよく見るようになった。びっくりするくらい背丈が伸びる花だ。塞の神の祠の前を通り林道を進む。よく下草を刈られた檜林が美しい。11:25林道終点の登山口。幅広の林道もここで終わり。ここからいよいよ狭い山道に入る。じぐざぐの急登を登り尾根道に出る。進路は右であるが昼飯時になったので少し左へ行った見晴らしの良いピークで昼飯にする。昨日とは対照的にいい天気で気持ちがよい。12:51府庁山山頂に到着。府庁山というユニークな山名は大阪府が民有の山を借り入れ植林した ことがその由来だそうだ。落ち葉の降り積もった尾根道を何回かアップダウンしながら進む。下りになると落ち葉が滑って歩きにくい。最後のピークは日当たりもよい場所なのでコーヒータイムにする。元気を取り戻したところで、急傾斜を一気に下ったら林道に出る。あとはだらだらと世間話をしながら天見のへ出る。家々の石垣にびっしりと古い南天の木が茂っている。ここは南天の名所だ。14:50天見駅に到着。15:23の難波行に乗る。17:00より難波で三人加わって忘年会。お陰様で楽しい一年でした。来年もよろしくお願いします。

2010年12月11日 中山(兵庫県宝塚市 478m)

2010年12月13日 | Weblog
明日の大阪S会忘年例会を控えて今日から大阪に来ている。久しぶりに宝塚市の中山に登る。前に登ったのは神戸大地震の前日だったので16年前になる。当日は快晴でのどかな一日であり、とても翌日にあんな大惨事が発生するとは夢にも思わなかった。
新大阪に着いた時点で既にどんよりと曇っている。天気予報は晴れのち曇りとなってたのに。何とか夕方までもって欲しい。9:50阪急中山駅を出発。安産祈願のお寺、中山寺の境内を通り、奥之院へ向かう。有名な山なので、これから登る人、もう降りてくる人と混んでいる。圧倒的に高齢者が多い。16年前の記憶を頼りに登る。前とそんなにルートは変わってない。11:30中山最高峰。北側の下に広がるゴルフ場を見ながら昼飯にする。心配してた雨がパラパラと降り出した。もっとゆっくりする予定だったが11:54に山本へ向けて出発する。山頂から中山寺へ引き返さず、山本へ縦走路をとる。何回かアップダウンを繰り返す尾根歩きが続く。前はもっと見晴がよかったと記憶しているが、16年の間にそれだけ木が茂ったのか見晴はよくない。最後のピークまで来ると、前にさえぎるものが何もない展望が開けた。伊丹空港を離発着する飛行機がすぐ目の前に見えて面白い。面白いといえば、ここの岩場下りもスリルがあって面白い。雨に濡れた岩で滑らないよう慎重に下る。14:00阪急山本駅に到着。歩行時間4時間03分

2010年12月4日  石巻山(愛知県豊橋市 358m)

2010年12月04日 | Weblog
会社の仲間と豊橋の石巻山に登る。昨日一日大荒れに荒れた低気圧も東へ去り、いい天気になったが風が相変わらず強い。9:50石巻自然歩道入口。ストレッチで足の筋を伸ばしてここから山道に入る。10:30石巻神社に参拝。階段になるとすぐ何段か数える癖があるTさんが数えた石段は126段。神社境内は風の通り道になっていて、じっとしていると寒い。小休止で切り上げて先へ進む。幼稚園の年長さん達団体が登っている。ちっちゃい子は身軽で元気だ。付き添いの先生達は大変だ。10:50石巻山山頂。先日来た時は平日で誰もいなかつたが今日は土曜日とあつてそれなりに混雑している。これから向かう東北東の方向に白い富士山が見えて感激する。
12:10大知波峠 浜名湖の景色を見ながら昼飯にする。今日はガスを持ってきたのでインスタントではあるが味噌汁を提供する。風がなければ快適な天候であるが、これだけ風が強いと飯を食っていても落ち着かない。12:40一旦大知波峠まで戻り、久米峠に向かって歩く。この部分は愛知県と静岡県の県境を歩く感じだ。しばらく登り道を歩いていてちょっと後ろを振り返ったら。先ほどより大きい富士山が見えた。富士山が見えるなんて予想してなかったので何か得した気分。14:50赤岩寺に到着。紅葉がまだかなり残っていて日に輝いて美しい。赤岩口の電停まで歩き、15:41の電車に乗る。新川で降りて、銭湯「人参の湯」で汗を流す。17:30から駅前居酒屋「はなの舞」で反省会と少し早いが忘年会をする。強い風の中、長い赤岩尾根のアップダウンお疲れ様でした。カンパ~イ!