ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2016年12月25日(日) 百々ヶ峰(どどがみね 岐阜市 418m)

2016年12月26日 | Weblog

愛知H会の12月例会で岐阜市の百々ヶ峰に登る。9:44岐阜駅前バスロータリーで33系 三輪釈迦前行きバスに乗り、古津で下車。バス停近くの白山神社で安全登山を祈願する。10:20出発。ブドウ・柿・イチゴなどの果樹園の中を通る。この時期ブドウ・柿はすっかり葉を落としているが、ビニールハウスのイチゴは赤く美味しそうに育っている。2年ぶりに来たら長良川右岸道路が完成していて、そのせいで東海自然歩道の入り口が様変わりしていて少し慌てた。何とか東海自然歩道に入り薄暗い樹林帯を歩く。11:15樹林帯を抜けて明るくなったら視界が開けて長良川展望台に着いた。すぐ下を左から右に流れる長良川を挟んで金華山の山脈が連なっている。せっかくここまで登ってきたが、いったん松尾池まで下る。12:00松尾池。岐阜三十六景の一つにあげられた山の中の静かな池だ。相変わらず大きなカメラをセットした写真愛好家が多い。萩の滝を見て岩舟渓谷を登ったところで昼食にする。12:50出発。13:20ジグザグの道を登って白山展望地に着く。白山展望地となっているが白山方向は木が茂っていて見えない。その代わり正面に白く雪を被った御嶽山、乗鞍岳が見える。御嶽山はいまだに薄く煙を出している。13:50百々が峰山頂。展望台に上がればここは360度の景色が望める。南から順に多度養老山系、伊吹山、能郷白山、白山、乗鞍、御嶽、中央アルプス、南アルプスと連なっている。富士山が見えないか目を凝らしたけど残念ながら見えない。14:00下山開始。ふれあいの森を経由して三田洞弘法に立ち寄りお参りする。三田洞バス停からJR岐阜駅までバスに乗る。名古屋駅前の居酒屋天狗にて打ち上げのカンパイ。お疲れ様でした。


2016年12月11日(日) 高代寺山(大阪府豊能町 489m)

2016年12月13日 | Weblog

大阪S会の12月例会で能勢の高代寺山に登る。9:30阪急梅田2階改札口に集合。阪急電車に乗り川西能勢口で乗換て終点の妙見口で降りる。ここで4人が合流して本日のメンバーは12名。11:00妙見口駅を出発。集落の中、坂道を登る。庭先の皇帝ダリア、山茶花が美しい。段々畑の脇道を登る。イノシシ被害が多いのかどこも畑は柵で囲われている。クヌギ、シイの森の中に入ると石組みの段々が続く。多分高代寺の宿坊跡ではないか。12:08高代寺山(488.7m)山頂。見晴らしは全くない。三角点にタッチし、記念撮影を撮りすぐに下山する。13:20高代寺着。境内には能勢の山中で捕獲されたクマ(豊くん)を見ることができる。狭い檻の中でウロウロと動いてじっとしてない。多分何で自分がここにいるのかもわからないであろう。本堂の前で昼飯。13:50出発。落ち葉が深く積もった道を歩く。滑るので下りは注意。14:00吉川城址に着。ここに来る途中も何か所か抉られた溝があり、やっぱり山城であった。疲れたところでコーヒータイムにする。紅葉にはちょっと遅かったがその分深く積もった落ち葉道を歩けて気持ちの良い里山歩きであった。この後梅田へ戻り、「薩摩ごかもん」にて忘年会。お疲れ様でした。


2016年12月10日(土)  繖山(きぬがさやま 滋賀県能登川町 433m)

2016年12月13日 | Weblog

大阪S会12月例会を明日にひかえて大阪に来ている。今日は来月の下見で滋賀県の繖山に登る。10:40JR能登川駅から歩き出す。駅構内のコンビニで昼飯のおにぎりとカップスープを調達する。道に迷いながら登山口になる八幡社石鳥居をくぐる。北向岩屋十一面観音のある猪子山への山道もあるがウォーミングウアップを兼ねて舗装道をゆっくり登る。もみじの木が多い。紅葉ピークは過ぎているがまだまだ十分楽しめる。薄日が射して真っ赤でなくて黄金色に輝いている。11:20北向岩屋十一面観音に着。今年も健康に恵まれて過ごせたことをお礼参りする。ここからは猪子山(268m)から繖山(433m)まで尾根道のアップダウンが続く。道々に大きな岩が転がっていてよく見ると中が空洞になっている。古墳の石棺だろう。琵琶湖の周りは土地が肥えていたのか縄文・弥生の遺跡が多い。今日は天気がいいと思っていたら急に雨が降り出した。12:15雨宮龍神社にて昼飯。本殿前の入り口が屋根があって雨が凌げるので休憩する。雨宮龍神社という名前から多分雨乞いの神様だと思う。ただし今は逆に雨が止んでもらうことを祈る。神様もこちらの勝手ばかりは聞いてくれまい。12:30逆雨乞いが効いて薄日が差しだした中を出発する。急坂を一気に下った所が地獄越。恐ろしい名前だが謂れは知らない。この谷底から繖山山頂まで登らなければならない。アップダウンの苦しいところから地獄越と名前がついてのかもしれない。果てしなく続く登り階段は一気に上がれなくて途中何回か休憩しながら登る。右に安土城址から琵琶湖が広がっていて絶景なり。13:30繖山山頂に着。ここを東に行けば六角氏が納めた観音寺城址がある。南には近江富士と呼ばれる三上山が見える。今日は風土記の丘公園を目指して西へ下る。もう登りはないので気分が楽になった。急な下りで下が濡れているので要注意。14:15風土記の丘公園。考古資料館に入り、琵琶湖周辺の縄文弥生遺跡からの発掘品を見学する。