ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2014年2月23日(日)  神石山(静岡県湖西町 325m)

2014年02月24日 | Weblog
愛知H会の2月例会で豊橋と浜松の間にある神石山に登る。JR新所原駅から神石山に登り、座談山尾根を歩いて葦毛湿原へ出る予定である。9:30新所原駅前でウォーミングアップの後出発する。山に向かって真っすぐ歩くので道に迷う心配はない。何年振りか久しぶりに来たのでだいぶ様変わりしている。民家庭先の梅が三分咲きくらいになっている。10:00登山口。ここから道は緩やかな登りとなる。杖だけ持った身軽な格好の人と何人か出会う。近隣の方たちの格好の散歩道かもしれない。10:30梅田峠。ここらへんで出会う鳥の看板があった。鳴き声(ウグイス:ホーホケキョ、ホトトギス:テッペンカケタカなど)も書いてあればなお解りやすいけど。10:50苦しい登りからいきなり展望の良い「仏岩」に出る。浜名湖から遠州灘まで広く視界が広がりまさに仏様のプレゼントみたいな気がする。すぐ下に大きな工場が見える。通りかかった人に聞いたらモーターなど自動車部品の「アスモ」とのこと。解らないことは何でも聞いた方がいいんです。11:35神石山山頂に着く。人気の山だけあって展望の良いベンチの場所は既に先客あり。ほかに陽当たりの良い場所を探して昼飯にする。先月に続いてぜんざいを用意する。12:10葦毛湿原に向かって下山開始。いきなり急な坂道を下る。13:10何度かアップダウンを繰り返す尾根を歩いて座談山に着いた。鉄塔のある広場になっていて仏岩といい勝負の見晴らし台になっている。太平洋の水平線を見れば地球は丸いということがよくわかる。葦毛湿原へ下る。ここからはもう登りがない。足取りも軽くなる。13:50葦毛湿原に到着。広々とした湿地帯の中、木道を歩く。この時期は何も花が咲いていない。それでもシラタマホシクサのドライフラワーが残っている。木陰のベンチでコーヒータイムにして休む。ここから岩崎バス停まで10分。運よく30分おきのバスが来てセーフ。お疲れ様でした。

2014年2月21日(金)  太平山(神奈川県鎌倉市 159.2m)

2014年02月23日 | Weblog
昨日から鎌倉に来ている。大船在住のAさんのご厚意による案内で昨日は江の島観光、今日は鎌倉市を取り巻く山脈のハイキングコースを歩き、明日は半日鎌倉観光と盛り沢山の予定である。8:45宿泊地の「KKR逗子松汀園」を出発し逗子駅からJRで鎌倉に出る。9:20鎌倉駅からバスを使わず鶴岡八幡宮に向かって歩く。一の鳥居から三の鳥居までまっすぐに伸びた桜並木参道が素晴らしい。花見の頃はさぞ混み合うことであろう。八幡宮で参詣の後大塔の宮へ。きちんと手入れの行き届いた生垣の路地を歩く。鎌倉は路地歩きが興味深い。瑞泉寺手前の登山口から天園ハイキングコースに入る。入口の標識がなければうっかり通り過ぎてしまいそうだ。舗装道からいきなり細い山道に入る。先日降った雪がまだ少し残っていて慎重に歩く。時々リスがチョロチョロと動き回るのには驚かされた。11:15このコースの中で最高地点(159.4m)と書かれた標識のある見晴らしの良い場所に出た。あたり一面まだかなり雪が残っている。遠足で来た幼稚園児たちが元気よく走り回っている。11:30ようやく太平山山頂に着いた。天気も良いし素晴らしい見晴らしだ。横浜港のランドマークタワーやベイブリッジがくっきりと見える。ここからは建長寺に向かって一気に下る。半僧坊の長い石段を下りて広い敷地の建長寺に入る。門前の食堂「五山」で建長(けんちん)うどんを食べる。けんちん汁に細めのうどんが美味しかった。腹ごなしに再び葛原岡ハイキングコースに入る。源頼朝像のある源氏山公園に出る。15:00いい加減膝が笑い出したころに自動車道に出た。予想より険しかった山道を約5時間、よく歩きました。何十年ぶりかに鎌倉大仏を拝む。観光地はどこもそうだが外人さんが多い。

2014年2月10日(月)  深山砲台跡(みやま 和歌山市加太(かだ))

2014年02月12日 | Weblog
昨日から和歌山市の加太港国民休暇村に来ている。昨晩はクエ料理を堪能し温泉にも入ってリラックスできた。今朝は出発前に一人で宿舎近辺を1時間ほど歩き回る。受付でウォーキングマップをもらう。宿舎から少し下って「木漏れ日の道」の標識に従って左の林道に入る。ヤブツバキ・ウバメガシなどの常緑樹がよく茂っている。砲台と海の分岐点に出る。海岸にも降りたかったが時間がないのであきらめて砲台に向かって急な階段を上がる。森を抜けたら一気に開けて休憩用ベンチで一休み。すぐ目の前に友ヶ島、その向こうに淡路島、四国が見える。狭くて潮の流れが速い紀淡海峡である。ひっきりなしに大型貨物船が行きかう。釣り船もあり、よくぶつからないものだ。さらに10分ほど登ると広場に出て先ほどよりも視界が広がった。しばらくしてわかったが、ここが砲台跡で広場は実は砲台の防塁であった。裏に回り込んでよくわかった。六か所の砲台とそれをつなぐトンネルがすべてレンガ作りで大砲こそないが今でも完全な形で残っている。トンネルの中には広い弾薬庫もある。狭い紀淡海峡を通る敵の軍艦を狙うには絶好のポイントだ。地下に下りてみたらひんやりとして寒気がした。長野県松代の大本営地下壕と同じく韓国からの強制労働者の犠牲の上にできたものであろう。寒気は気温だけのものではない気がする。下りは広いレンガ道を下る。1時間ほどのウォーキングであったが結構急な登りもあったのでいい汗をかいた。