ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年9月27日  御在所岳(三重県四日市市菰野町 1212m)

2011年09月27日 | Weblog
昨夜の天気予報では、今日は全国的に高気圧が張り出して快晴となっていた。仕事が休みで快晴とくれば、山へということになる。御在所岳へ中道から登り一の谷新道で降りるコースをとる。9:30三交湯の山温泉バス停を出発。中道の登山口へ向かうがいつもこの登り道はきつい。10:00中道登山口。平日で登る人は誰もいないと思っていたが、そんなことはない。ここでは必要ないと思うが後ろから鈴を鳴らして登る人があり、うるさいので先に行ってもらう。このコースは崩壊が激しくて、来るたびに様子が変わっている。
10:50地蔵岩で休憩。素晴らしい眺めだ。ロープウェイに手を振ったら、向こうでも応えてくれた。11:50富士見台に到着。快晴という予報であつたが、全面に雲が出てきて寒くなった。12:10御在所岳山頂。ゆっくりするつもりであったが、日が射さず風が冷たくて体が冷えるので食事も早々に下山する。山上公園の東側にある「一の谷新道」標識の所から下山開始する。このコースは山頂から湯の山温泉までの最短コースで、急降下で一直線に下山する。ロープ、木の根っこを頼りに降りる。寸時たりとも気を許せない。六合目で休憩する。ホウジロが三羽近くまで飛んできた。チッチッと地鳴きの真似をしたら、一羽が偵察にほんの目の前まで近づいてきた。目を合わせたら慌てて飛んで行った。
13:50登山口の山の家に到着。緊張の連続でヒザがガクガクになった。帰りはいつも通り
麓の湯の山温泉グリーンホテルで露天風呂に入る。湯上りに今日は発泡酒でなくビールで乾杯。

2011年9月23日  納古山(岐阜県七宗町 633m)

2011年09月23日 | Weblog
台風一過の快晴の中、会社仲間と岐阜の納古山に登る。10:20JR上麻生駅を出発。線路沿いに西へ歩く。農家の庭に咲いているコスモスが気持ちよさそうに風に揺れている。
製材所の所から右の林道に入る。道路に大きく「納古山登山道」と書いてあるので間違いない。諏訪神社を過ぎて集落を過ぎる頃に今日も決まってワンちゃんの挨拶を受ける。ここんとこ続いた暑さのせいか今日は少し感度が鈍かった。林道を行くと何故か車が数台駐車している。何でかなと思って先を見たら崖崩れで道路に大小の岩が盛り上がっている。こないだの台風15号の爪痕だ。車はここまでしか入れないが、歩く分には問題なさそうだ。10:50中級コース登山口。沢を遡っていくがやはり台風のせいで倒木が多い。心配していた沢は水は確かに多いが何とか渡ることができた。12:10山頂に到着。360度の展望で何回来ても素晴らしい。ぐるっと見渡すと名古屋駅ツインタワー、御在所岳、伊吹山、御嶽山、恵那山などが見える。木陰のベンチで昼飯にする。13:00下山開始。下りは初級コースで下る。初級コースといってもかなり急な下りで気は許せない。14:30JR上麻生駅。せっかくここまで来たので、近くの飛水峡まで足を運ぶ。途中の酒屋で缶ビールと地酒花美蔵ワンカップとつまみを調達する。国道41号線から飛騨川河川敷に降りて飛水峡の岩場で宴会を始める。お疲れ様でした。

2011年9月14日  牛乗山(愛知県岡崎市 174.3m)

2011年09月14日 | Weblog
名鉄豊橋線沿線の牛乗山に登る。東海道五十三次の三十七番目の宿場の藤川宿の北に連なる丘陵地を歩く。低山ではあるがサカキ、コナラなどの自然林が密生した鬱蒼とした山で道を間違うととんでもないヤブコギを強いられるので地図とコンパスは手放せない。
10:00名鉄藤川駅下車。無人駅であるが近くに愛知大学があって多くの学生が降りた。
駅の売店でお茶を一本補給するつもりであったが駅前には何にもない。車が多い国道1号線に沿って200mほど歩き左に入り関山神社に至る。境内右奥の奥宮案内に従って奥宮へ登る。密生した自然林で日が遮られて薄暗い道だ。やぶ蚊と蜘蛛の巣に難儀する。ストックで蜘蛛の巣を払いながら進むがうっかりすると顔にべったりくっついたりする。道は粘土質の道で今日は乾いているからいいけど、雨の日は滑って歩きにくいだろう。10:30奥宮。境内の真ん中に御神木ヒノキの大木が鎮座している。畏れ多くも大きな根っこに座って休憩する。境内の右側に続く道を進むといきなり開けた場所に出た。全然予備知識がなかった一畑山薬師寺に出た。大きなお寺で圧倒されるが、新しいコンクリート造りのお寺で売店なども派手に営業しておりお寺としての荘厳さに欠ける。広い駐車場の南東端からまた山道に入る。11:15牛乗山山頂。駐車場にあった説明板によるとここら辺は一千万年前は海岸線だったとのこと。そういわれればそう見えないこともない。牛乗山全体が砂山でそのまま海岸に持ってきてもおかしくない。少ない木蔭を探して少し早目の昼飯にする。11:45下山開始。地図を見て弘法山を目指すが分岐を間違ってしまった。かなり下ったところで道が藪になって分岐まで引き返す。ようやく三河弘法88箇所巡りの参道に出てほっとする。等間隔に祭られた石仏の参道を下り三河弘法徳性寺に出る。水道を借りて顔にへばりついた蜘蛛の巣を洗う。国道1号線と名鉄踏切を渡り、東海道藤川宿を通り藤川駅に戻る。

2011年9月7日  入道ヶ岳(三重県鈴鹿市山本町 906.1m)

2011年09月07日 | Weblog
台風一過、昨日からいい天気が続いている。丁度休みが取れたので久しぶりに入道ヶ岳に登る。近鉄四日市駅前から三交バスで椿大神社まで乗る。平日なので乗客は少ない。終点の椿大神社へ着いたときはヨシ坊だけになっていた。ここらへんは伊勢茶の産地で有名でバスも霜除け扇風機が林立した広々とした茶畑の中を走る。9:10椿大神社着。本殿にて安全祈願する。9:25北尾根コース登山口を出発。いきなり急な登りになる。こないだの台風12号で落とされた木の枝があたりに散乱している。昨日W杯予選の日本対ウズベキスタン戦を遅くまで見てて睡眠不足なので体が何となく重たい。10:30北尾根コース避難小屋。11:25北の頭。先客3人。ビールを飲んで宴会中であった。山ではあまり飲まない方がいいですよ。五合目くらいまであった杉林がいつの間にかなくなり、それに代わって周りはイヌツゲ、アセビの低木林となる。北の頭まで登るとアセビ林もまばらとなり、一面に草地が広がる。11:35入道岳山頂。快晴で素晴らしい眺めである。濃尾平野と伊勢湾を眼下に見ながら昼飯にする。食後横になったら20分ほど寝てしまった。12:35下山開始。下りは二本松尾根を下る。かなり急な下りで滑らないよう気をつける。マムシに遭遇する。グニャッと動いたので気が付いたが、うっかり木の枝と間違って足で踏むとこであった。
13:05二本松コース避難小屋。13:50登山口に帰着。近鉄四日市駅行きのバス便数が少なく15:20までないので近くの椿会館に入り、ビール飲んで時間をつぶす。

2011年8月28日  佐久島(愛知県西尾市一色町)

2011年09月02日 | Weblog
愛知H会で今回は山でなく島を歩いた。先回の例会で女性陣からたまには山でないところをのんびり歩いて昼に美味しいものを食べたいと希望があり、それではとまたヨシ坊が愛知県内の佐久島への時間等調べ皆さんを案内した。
名鉄西尾駅から一色さかな広場までバスに乗る。着いたところが佐久島行の船のりばになっていた。夏休み最後の日曜とあってかすごい混み具合でびっくりする。9:45佐久島東港に着。一色舟のりばでもらったパンフレットの地図をたよりに佐久島一周コースを歩く。左に大浦湾を見ながら村のメインストリートを歩く。きれいに整備された海水浴場が広がっている。道の真ん中を歩いてたら後ろから軽トラックが来てびっくり。佐久島にも車があるんだ。駐在所を過ぎたところから白山社を目指して山道に入る。強烈な日差しから木蔭の道に入って急に涼しくなった。杉とかの人工植林でなくヤブツバキ、ウバメガシなどの自然林が鬱蒼と茂っている。白山社にお参りをすませ、案内地図に従ってハイキングコースを歩く。日の射さない薄暗い道なのでやぶ蚊が多い。時々チクッとするので見ると蚊がとまっており慌ててたたくと既に血を吸われたあとだった。ムヒを持ってこなかったことに後悔する。コースの両脇はツバキの大木が並んでいる。ツバキの実がリンゴみたいに大きい。11:00日だまりの広場。展望台に登って海を眺める。八剣神社横から富士山を目指す。地図に細く険しい山道と書いてあったが、そのとおり途中から草が伸び放題で道が消えてしまった。あたりをつけて強行突破する。先頭のヨシ坊は蜘蛛の巣がかかって気持ち悪い。11:50ようやく人里に出ることができた。島では山道も一歩踏み込むとジャングルに入り込んでしまう。12:00東港近くの食堂「海」で、これが本来の目的であった昼飯にする。全員佐久島名物の「大あさり丼」を注文する。小さな島とはいえ2時間近く歩いたので冷たいビールが殊の外うまい。大あさり丼は名物だけあって美味しい。ただ値段の割にはごはんが少ない。12:50の船で一色港へ向かう。帰りも舟は混み合った。