ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2012年5月28日(月) 乳岩山(愛知県新城市 533m)

2012年05月28日 | Weblog
愛知H会200回記念の二日目はJR飯田線三河川合の乳岩峡から鳳来湖(宇連川ダム)へのシャクナゲコースを歩く。8:40三河川合駅を出発。宇連川に沿って乳岩峡を目指す。きれいな水にしかいないカジカが鳴いている。岩の中から染み出た水を飲む。冷たくて美味しい。9:25乳岩峡入口。長年の水流で浸食された奇妙な形になった岩の上を歩く。水が透き通って日が当たったところがキラキラと輝いて美しい。乳岩入口にリュックを置いて通天門まで往復する。10:15通天門に到着。自然にできた大岩のアーチに圧倒される。アーチを通して正面に明神山が聳えている。下りに乳岩鍾乳洞に寄る。きれいにお椀型に浸食された鍾乳洞にこれまた圧倒される。自然の造形には圧倒され続きだ。リュックの置き場まで戻りここからシャクナゲコースを歩く。11:30シャクナゲ尾根に出る。名前の通りホソバシャクナゲが群生している。残念ながら花は一週間ほど遅かった。12:15乳岩山にて昼食。12:40下山開始。岩盤の馬の背の上を慎重に歩く。鳳来湖に向かって一気に下る。13:40乳岩登山口に到着。ここからダム沿いの道を歩く。14:35三河川合駅に到着。昨日今日と天気に恵まれ快適な200回記念山歩きが出来た。自然と健康に感謝。

2012年5月27日(日) 愛知県民の森南尾根(愛知県新城市 400m)

2012年05月28日 | Weblog
愛知H会の月例会200回記念で一泊登山を行う。今日一日目は愛知県民の森南尾根を歩き、県民の森内にある宿泊施設モリトピアに泊まる。明日は同じJR飯田線の川合駅から乳岩峡を歩く。計画の段階では梅雨に入るか心配していたが、今の所まだ入梅前で今日明日と天気は良さそうだ。今日帰る必要がないので遅めの出発にする。10:43豊橋発の飯田線普通に乗り、三河槙原に12:10に着く。新緑の中爽やかな風が気持ち良い。モリトピアに入る手前の近道から南尾根に取りつく。13:25南尾根展望台。馬の背になった岩尾根を慎重に歩く。幾重にも重なった山々の景色に見とれていると足元がおぼつかないので危険だ。景色も見ながら、かつ足元にも気を使わなければならない。14:40国体尾根への分岐。南尾根とはここでおさらばして、国体尾根を一気に下る。15:00やませみ池。ここからはモリトピアまで平らな道を歩く。カエデの新緑が日に映えて美しい。紅葉も素晴らしかったが新緑もすてたものではない。15:30モリトピアに到着。今日の歩きはここまで。早めにチェックインして温泉で汗を流す。あとは冷たいビールで200回記念の乾杯!

2012年5月19日  尉ヶ峰(じょうがみね 静岡県浜松市三ヶ日町 433m)

2012年05月20日 | Weblog
会社仲間4人で浜名湖北の尉ヶ峰に登る。三ヶ日ミカンで有名な土地なので登山道にミカン畑が広がっており、この時期はミカンの白い花が咲いてて柑橘系の香が楽しめる。
JR新所原で天竜浜名湖鉄道に乗り換える。一両の電車は右に浜名湖を見ながらゆっくりと走る。10:10西気賀駅を出発。昭和13年に建てられた駅舎は県の重要文化財になっている。木製のベンチ、改札口が珍しい。踏切を渡ると徐々に登り道になる。姫街道を横切るといよいよミカン畑の中の道になる。風に運ばれる香が素晴らしい。亜熱帯樹木の茂った日陰道を登る。時々樹木の切れ間から浜名湖が見える。名前は解らないがきれいな鳥の鳴き声が続く。11:30獅子落としに着。見上げるとすごい岩道が待っている。見ただけで息が切れそうだ。案内板には「自信のない人は戻って巻道を登りなさい。」と書いてある。獅子落としの名前由来は、その昔気賀の領主が猟に来たとき驚いたイノシシがここで転げ落ちたとある。イノシシみたいに転げ落ちたくないので慎重に登る。11:45尉が峰山頂。太平洋と浜名湖の景色が素晴らしい。霞みが掛かっているのが少し残念だ。東屋の日陰で昼飯にする。ここまで誰にも会わなかったのに、山頂は遠足の子供達で賑わっている。12:15下山開始。獅子落としの下りは危険なので巻道を下る。来た道と違って三叉路から引佐(いなさ)峠を目指す。こちらの道は自然歩道として整備されているので歩きやすい。13:30引佐峠。ここを下ったらいきなり舗装道路に出て、車に注意して横切ったら石畳の姫街道に出た。13:50姫岩。六畳くらいの平たい大岩で休憩する。かって旅のお姫様がここで休憩されたそうだ。当時は見晴がよかったのであろう。14:10西気賀駅に到着。歩行時間は約3.5時間。歩行距離約8km。お疲れ様でした。

2012年5月16日  与川道(よがわみち 長野県南木曽町 830m)

2012年05月16日 | Weblog
南木曽から木曽川に沿って野尻宿へ到る中山道は、十二兼駅周辺の羅天地区で、川幅狭まり急峻な崖が続き大雨で木曽川が荒れると度々川留めとなったという。それを嫌って、脇道として5~6キロ遠回りにはなるが与川道という峠越えの街道が江戸時代に作られた。
この道は標高400mの三留野宿から与川を経て850mの根上(ねのうえ)峠を経て野尻宿に到る道である。今日はこの道をJR南木曽駅からJR野尻駅まで歩く。10:30南木曽駅を出発。雨上がりの快晴とまではいかないが、5月の風薫る清々しい陽射しの中を歩く。南木曽の集落はかつての三留野宿。宿場の名残か各家々の軒下には「田中屋」「越前屋」などの表札が掛かっている。しばらく舗装道を歩いた後、石畳の山道に入る。鬱蒼とした杉林で、いつ熊が出てきても不思議ではない。熊除けの鈴を忘れたので枝木を叩きながら歩く。12:15与川村庄屋屋敷。与川村に入り、中山道の標識通りに歩くといきなり民家の庭の中を何回か通る。怪しいおっさんが通るのでワンちゃんがしきりに吠える。ワンちゃんの判断は正しい。与川村全体が見下ろせる高台で昼飯にする。13:00松原御小休憩所。説明版によると、高貴な方が通行する場合の休憩所で昔は見晴がよかったであろう。今は周りの木が茂ってて見晴はきかない。そのかわり廻りはブナの新緑で緑のシャワーで気分爽快なり。13:20阿弥陀堂。ここからまた暗い山道にはいり、根の上峠に向かう。14:10きつい登りを頑張ってようやく根の上峠に着いた。ここからは下りの林道を下る。登りと違ってほっといても足が前に出るので楽だ。ワラビ採りの土地のおばさん達何組かに会う。15:10野尻駅に到着。時刻表を見たら16:21まで待たねばならない。近くの酒屋で缶ビールと七笑ワンカップを買って、風通しの良い待合室で一人宴会をする。カンパイ。

2012年5月7日(月) 国見岳(三重県四日市市菰野町 1170m)

2012年05月07日 | Weblog
願いが通じたのか今日は朝からいい天気だ。本日はロープウェイで山上まで上がり、国見岳から国見尾根を歩いて下る予定であったが、昨日に続き天候不順の可能性があるので安全をみて国見岳往復して帰りもロープウェイにした。昨日苦労して登った中道コースを右下に見ながら標高差1000メートルを一気に上がる。9:30ロープウェイ山上駅を出発。裏道登山道口から国見峠に向かって歩く。道端の日当たりの良い場所にタテヤマリンドウが咲いている。直径1cm程の小さな可憐な花で涼しげな淡いブルーが美しい。国見岳の手前で少し寄り道して石門を見る。御在所岳、国見岳には花こう岩の奇岩が多い。この石門も自然にできたのが不思議なくらい立派な石門である。全員で石の上に上がって記念撮影する。10:30国見岳山頂。360度に視界が広がりここは素晴らしい絶景ポイントである。来た道を戻り藤内壁を目の前にした岩場でコーヒータイムとする。いつもは一人で休憩するが今日は楽しい仲間と時をすごす。友遠方より来たる。また楽しからずや・・・
心配していた天候であるが今の所崩れる気配はない。このまま下界へ降りるのは勿体ないので、昨日途中で引き返した御在所岳山頂へ向かうことにした。山上公園の芭蕉園でミズバショウを見てスキー場ゲレンデを上がる。ここにもタテヤマリンドウがあちこちに咲いていて踏まないよう気をつけて歩く。12:20御在所岳山頂。平日とはいえアカヤシオの時期なので観光客が多い。昼飯後、望湖台から滋賀県側の景色を楽しむ。御在所岳は鈴鹿セブンマウンテンの中でも一番堂々として大きな山だ。四季を通じて楽しめる魅力的な山であることを実感する。

2012年5月6日(日) 御在所岳(三重県四日市市菰野町 1212m)

2012年05月07日 | Weblog
大阪S会の五月例会を今回御在所岳、国見岳でヨシ坊企画で実施する。天気予報は一応曇り時々晴れとなっているが、上空に寒気があり不安定な天気とのことで少し心配である。四日市駅で大阪からのメンバーと合流し湯の山温泉へ向かう。近鉄湯の山温泉駅からタクシー3台で中道登山口へ。9:50中道登山口を出発。休日なので登山者は多い。新緑の木々に埋もれた山肌はいろんな緑が混在していて美しい。単に一色の緑ではない。すべての緑を自由に絵具で再現したいものだ。10:40おばれ石で休憩。雲行が怪しくなってポツポツと雨が降り出した。慌ててカッパを着る。6合目キレットあたりからアカヤシオの花が見えるようになった。毎年見に来ているが何回見ても美しい花だ。12:30富士見台に到着。ここにきて雨脚が強くなり、雷も鳴り出した。慌てて山上公園の屋根付き休憩所に飛び込む。寒さに震えながら冷たいおにぎりを食べる。食後の暖かいコーヒーが有難い。予想外の天候となったので歩いて下山を諦めて、ロープウェイで降りることにしてロープウェイ駅へ向かう。ところが急に天気が回復して日が射しだした。まったく変な天気だ。14:00当初の予定どおり一の谷新道を下ることにした。急傾斜の道を木の根っこにつかまって降りる。16:00御在所山の家に到着。湯の山温泉バス停まで歩いて、今夜の宿泊先グリーンホテルから迎えにきてもらう。後はゆっくり温泉と冷たいビールが待っている。明日はぜひ晴れて欲しい。

2012年5月5日  鳩吹山(岐阜県可児市  314m)

2012年05月05日 | Weblog
会社仲間と鳩吹山に登る。昨日までの天気とはうって変わって朝から素晴らしい天気である。今日から新しくAさんが参加。仲間が増えるということは嬉しいことだ。
10:05名鉄可児川駅を出発。いつもの登山口と違い今日はカタクリ群生地から登る。生憎カタクリの花は既に終わっていた。ジグザグの急登を繰り返す。新緑の間を抜けてくる陽射しが眩しくて気持ち良い。自然の中に生かされている自分を認識できて嬉しい。11:02休憩東屋。11:25鳩吹山山頂。連休とあっていつもより人数が多い。雪を被った御嶽山、白山を確認する。ウグイス、シジュウカラがしきりに鳴いている。陽射しは強いが五月の薫風が気持ち良い。そろそろ昼飯の場所を決めなければならない。少し遠回りであるが絶景ポイントの多い北廻りコースをとる。谷を一旦下って上がり切った所の岩場で昼飯にする。12:00木曽川の先に広がる奥美濃の山々をオカズに弁当を食べる。Iさんからジューシーなオレンジの差し入れ。12:30出発。13:00第二展望台。ここも絶景のポイントである。大岩の上でバンザイポーズでそれぞれ記念撮影する。西山経由で石原登山口へ向かう。当初の予定ではこの後大平山から不老滝へ行く予定であったが、メンバーの表情から疲労度合を察して、このまま下山コースをとる。15:00大洞池でコーヒータイム。15:30善師野駅に到着。犬山のライン温泉で一汗流した後、居酒屋酔虎伝にて反省会。冷たい生ビールで乾杯。お疲れ様でした。