ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2009年3月28日 衣笠山(愛知県田原市 278m)

2009年03月28日 | Weblog
会社の仲間と渥美半島の衣笠山(278m)、滝頭山(258m)に登る。天気はいいが冬に逆戻りしたみたいに風が冷たい。咲きかけた桜が可愛そうだ。名鉄金山駅改札口で待ち合わせる。朝寝坊を心配していたK君も無事に時間通り集まった。JR特別快速浜松行きに乗り豊橋へ向かう。座席は満席で途中岡崎あたりで座れると予想していたが、とうとう豊橋まで座れなかった。こんなに多いとは予測してなかった。
豊橋駅前のコンビニでお茶と弁当を買って、豊橋鉄道田原町行きに乗る。一年ぶりに乗るが駅が移動して新しくなっていた。愛知大学前を過ぎると豊橋郊外の田園地帯を走る。所々に咲く菜の花が満開で春の日差しを浴びて目に鮮やかに映る。一面にキャベツ畑が広がっている。10:07田原町着。相変わらず風が強くてじっとしていると冷たい。歩き出すがつい早足になってしまう。郵便局前の衣笠橋から庄司川を遡る。30~40cmの鯉が悠々と泳いでいる。名前は不明だが10cmほどの魚が黒い塊の群れをなしている。こんなのは初めて見た。
前方には渥美富士と呼ばれる端正な姿の衣笠山が見える。甘夏畑の登山口から徐々に登りとなり、富士と名がつくように登るに従って傾斜がきつくなる。山頂はウバメガシに遮られて眺望はきかないが田原神社奥宮と書かれた祠を祀ってある岩の上からかろうじて三河湾を望むことができる。
11:30少し早いが衣笠山から急な坂を下りた場所で昼飯とする。ほんとに今日は冬に戻ったように寒い。じっとしてると寒いので昼飯もそこそこに歩き出す。ウバメガシ、ヤブツバキが茂った緩やかな尾根道を歩く。風は強いが樹木が遮ってくれるので助かる。いったん仁崎峠まで下り、またきつい階段を登る。みんな文句も言わず黙々と歩いている。滝頭山も東側だけしか視界がない。少し下った岩場(恐竜の背)は今日一の絶景ポイントだ。難所の岩場を苦労して下りる。ミツバツツジが美しい。来週あたりが満開か。下山して滝頭公園に着く。ここの桜は期待していたがまだ2分咲きといったところだった。ここんとこ寒い日がつづいたせいか。公園で休憩後、出発点の登山口まで戻り来た道を帰る。15時すぎに豊橋に着き、駅近くの銭湯「菊の湯」で冷えた体を温める。生き返ったところで、更に駅前の居酒屋で生ビール飲んで更に生き返る。早く帰ってサッカーの試合中継を見たいので反省会を早めに切り上げる。

2009年3月21日 継鹿尾山(愛知県犬山市 273m)

2009年03月22日 | Weblog
お彼岸の三連休であるが天気予報で晴れ晴れマークになっているのは今日だけ。前から頼まれていた菜園の手入れを朝済ませてから出かけたので遠くへは行けない。
可児の鳩吹山から犬山の継鹿尾山へ通じるコースを歩く。快晴のもとでの尾根歩きを思うと登る前から心うきうきしてくる。9:30名鉄可児川駅を出発。登山口近くでおばあちゃんに正しい名古屋弁で可児川駅はどっちか道を聞かれた。つい「駅はこっちの道まっすぐ行くんだわ~。」と答えてしまった。愛知県に住んで15年、すーっと出た名古屋弁に自分でもおかしくなった。
10:30鳩吹山山頂。山頂の眺めは今日は特にいい。真っ白に輝く中央アルプス、御岳山、乗鞍岳、白山が美しい。今日は時間にゆとりがあるので、ここから北周りコースをとる。絶壁の下を木曽川が流れている。11:30西山山頂着。木が茂ってて見晴らしはよくない。いつもは善師野分岐から善師野駅へ下るが、今日はも一つ頑張って継鹿尾山を目指す。木の階段のアップダウンには参った。13:30ピークを二つ越えて継鹿尾山に到着する。立派な展望台が作ってある。しばし休憩後、紅葉で有名な寂光院に下る。犬山城の桜は「エドヒガン」が満開、「ソメイヨシノ」がちらほらといったところ。来週あたり花見客で賑わうことであろう。

2009年3月7日 百々が峰(岐阜県岐阜市  418m)

2009年03月08日 | Weblog
昨日の雨が嘘みたいに朝からいい天気だ。早く起きて岐阜公園をみんなで散歩の予定してたが、昨夜は遅くまでトランプで盛り上がったので疲れてしまった。6:30に屋上の展望露天風呂に入る。清清しい気分で一気に目が覚めた。今日は楽しい山行きになりそうだ。百々が峰はホテルから近いので朝はゆっくりする。長良川を見ながら飲んだコーヒーが美味しかった。タクシーで古津まで行き、そこから東海自然歩道を歩く。尾根に出ると眼下に長良川を挟んで昨日登った金華山、泊まったホテルが見える。11:15松尾池着。今日も鴨、オシドリの写真撮影で人出が多い。オシドリは実に色鮮やかである。ここから萩の滝、渓谷を登り白山展望地へ出る。御岳山、中央アルプスが真っ白に輝いている。眺めのいいここで昼食にしたいとこだが風が冷たいので林の中で風をよけて昼食にする。13:30百々が峰山頂着。360度素晴らしい眺めだ。せっかく大阪から来てもらったので晴れてよかった。
下りは木の階段が多くて足が笑い出した。三田洞へ分岐点のベンチでコーヒータイムをとる。ここからはよく整備された「四季の森」の中を歩く。ラベンダー畑、キャンプ場を通り三田洞弘法でお参りする。昨日は雨だったが今日晴れてよかった。前からの計画なので天気だけはどうしようもない。バス、名鉄を乗り継いで16:30名古屋駅着。反省会はいつもの「けやき茶屋」で味噌カツ、手羽先唐アゲ、味噌煮込みうどんで乾杯。大阪からの皆さんお疲れ様でした。

2009年3月6日 金華山(岐阜県岐阜市  328m)

2009年03月08日 | Weblog
大阪S会の3月例会を岐阜にて泊まりで執り行う。今日が金華山で明日は百々が峰に登る。天気は生憎朝から本降りの雨であるが天気予報によると低気圧のピークは過ぎてるので実行とした。9:07に近鉄組を出迎え、更に9:21に新幹線組を華々しく出迎える。と言っても本日は総勢8人、一人は仕事の都合で午後合流なので今のところ7人である。9:38名鉄特急で岐阜へ向かう。外は激しい雨。皆さんほんとに登るの?という顔だ。岐阜駅に着いたら若干小降りになったように思い込むことにした。名鉄岐阜駅から柳ヶ瀬、美殿を通り柏森梅林公園に向かう。公園の梅は予想通り満開を過ぎている。
ここからいよいよ山道に入る。金華山は全体に地質が岩山なので道は泥状でないので雨でも歩きやすい。がこの雨の中ではどうしてもいつものおしゃべりがない。みんな黙々とただ歩くのみ。予定コースを大幅に切り上げて途中から七曲コースをとる。下山してきたおじいちゃんに会う。聞けば79歳で毎日登っているとのこと。
山上の小屋で昼食にする。また雨が激しくなったようだ。11:17に新大阪を出たIさんが新幹線、名鉄、タクシー、ロープウェイと乗り継いで13:30に山上で合流した。不思議と雨があがった。折角登ってきたIさんには悪いが早速ささやきの道コースで下山する。降った雨が一気に流れ落ちるのでいつもはせせらぎの谷に見事な滝が出来ている。山に在りては山想い、風の日には風を聴き、春夏秋冬晴れもよろし、雨もまたよし(山頭火)。この雨では会えないと思っていたリスを発見。岐阜公園の休憩舎で雨装備を解き宿泊の「ホテルパーク」へ。あとはゆっくり温泉に入り冷たいビールで乾杯だ。

2009年3月1日 常寒山(愛知県鳳来町長篠  480m)

2009年03月01日 | Weblog
金曜夜の飲み会でまた飲みすぎてしまって昨日の土曜日を一日ふいにしてしまった。そして奥さんを怒らせてしまった。大いに反省している。
JR飯田線で本宮山に登る予定にしていたが、今朝急にも少し足を延ばして長篠の常寒山に変更した。初めての山を優先した。金山から豊橋まで土日往復券を買ったら2220円のところが1500円で720円得した。これは大きい。飯田線の豊橋発9:09まで少し時間があるので得した金で駅前のマクドで朝食する。飯田線は単線なので途中の駅で待ち合わせが多い。気の短い人には向かない。10:20長篠城駅着。降りたのはヨシ坊のみ。無人駅なので車掌さんに切符を渡す。宇連川に架かる文化橋を渡り、支流を遡る車道を歩く。栗衣村、大平村の集落を通る。行く先々で犬の歓迎を受ける。つないでなかったら大変だ。よく整備された段々畑の道を登る。梅の花が満開で美しい。今年初めてウグイスの声を聞いた。視線を感じたので振り返ったら畑の中のマネキンかかしだった。ドキッとするほど色っぽいかかしだった。
車道もいつの間にか狭くなり杉林の中に入る。山仕事でよく使われているらしく歩きやすい道だ。植林された杉林は何でこんなに静かなのだろう。鳥の声がないからか。ブナ、クヌギの広葉樹林だともっとザワザワとしているんだが。気味悪いほど静かである。やがて木の鳥居をくぐり最後の頑張りで11:50山頂へ到着した。山頂は南側一部展望があるだけで見晴らしはよくない。石の祠があったのでお参りをすます。30分昼食休憩して来た道を引き返す。曇りで日は射さないが、常寒山の名前ほど寒くなかった。長篠城駅に戻り一電車遅らせて長篠城歴史資料館を見学する。
駅から徒歩10分にある。織田・徳川勢と武田勢の戦いである長篠の戦いに関する資料でいい歴史の勉強になった。