負けるが勝ち。

阪神痛い負け…同率終了なら「巨人優勝」(スポーツニッポン) - goo ニュース


先日の神宮球場での試合を観戦し、あまりの雰囲気の重さに暗澹たる思いがした。
日曜日に８対３で勝ったとはいえ、「スカッと快勝！」というには程遠い内容。
ガチガチに硬直した打撃陣に、好調を取り戻す気配が感じられない。
火曜日の横浜戦に負ければ讀賣にマジックを点灯させてしまうというピンチの中、初回に先制点を何とか手にするものの、降雨ノーゲーム。
ダントツ最下位の横浜相手に調子づくキッカケもないまま、いよいよ讀賣との決戦に臨むことになった。

今のままなら、苦手の内海に完封負けをくらいそうな気配が濃厚だ。
そのうえ、小笠原・ラミレス・李のみならず、阿部にまで一発くらって大敗しそうな予感まで漂わせているタイガース。
このまま生き恥を曝してシーズンを終える方が、将来を考えるとチームにとって一番いい形かもしれない。
来年、「負けるが勝ち」を地で行くタイガースが見られるなら、今年の“大敗戦”は大きな収穫である。

巨星墜つ⑤

緒形拳さんが急死…先月末には元気な姿も(スポーツニッポン) - goo ニュース

5年も前から肝臓ガンを患っていたとは知らなかった。
知らぬはずで、ガンであることを世間に公表すなと、家族にも口止めをしていたのだから。
最後はガンが悪化して肝臓破裂で亡くなったとは壮絶な話だ。

自分にとって、最後に一番印象に残った作品は「長い散歩」となった。
「隠し剣鬼の爪」での悪役家老も、飄々とした悪者ぶりで印象深かった。
名優がまたひとり、この世を去ってしまった。

合掌