きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

国民的協調体制が出来るのか!

2011-04-15 11:04:11 | Weblog
国民的協調体制が出来るのか!      (2011.04.15.)

毎日新聞が行った原発に関係する自治体向けに、今回の福島事故を基に今後の原子力発電のあり方に対するアンケート調査を行った。その結果大半が「安全に関する見直しや改革が必要」と言う見直し案が多く、現状継続を唱えたのは2首長だけであった。

調査の結果では、先ず原子力発電の安全性が、安全であると思っていた事に「裏切られたおもいであった」と言う意見が多く、抜本的見直しの必要性が叫ばれている。

我々も安全確保には、其れなりの技術力が伴ない、日本はその技術性に於いても世界一である事を信じていた。安全委員会の弁明では、「想定外」の津波と言うが、「停止」「冷却」「封じ込め」の三つの動作で、確かに「停止」は完全で、作動したが、「冷却」の段階で、未だに収束に向かう傾向も見せていない。それも「冷却」と言う事に対して水を入れる事だけしか考えてなく、送水が出来なければ、消防が出てきて放水すると言う誰でも考える程度の事である、「何が技術か!」と言いたくなる様な代物である。

普段から、保安に対するどんな訓練をしていたのか知らないが、電源が切れれば、最早手も足も出ない状態で、右往左往するばかりで、対策の遅れや情報伝達の不備なども指定されている。

今、この場に及んで愚痴を言っている場合でもなく仕方のない話であるが、いずれは厳しい反省が求められる事になると思うが、昨日行われた「復興構想会議」の席でも、夫々に愚痴交じりに意見を主張する人が多くいる。

夫々が、余りに大きい震災のショックに、中々愚痴も止まらないかも知れないが「復興構想会議」の議長を務める五百旗頭会長も、「国を挙げての協力体制が必要」と協調を訴え、「この仕事は、国と国民のためであって、首相が誰か、何党の政権か、などは関係ない。党派を超えて広く英知を集め、国民の良心と希望を回復したい」と述べられている。

半世紀に及んで政権を担当してきた、自民党の総裁を務める谷垣氏は、未だに菅さんの辞任に拘っている、日本の国は自民党の国ぐらいに思っているのではないでしょうか。
(えびなたろう)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-04-15 12:43:24
むなしい擁護ですね。
民主党員さんの自民批判は自分の主張に矛盾してるって気付いてないんですか?
一つになってと言うなら別に民主党が自民に賛同して一つになる選択だってアリなんだよ?
だいたい菅が区切りがついたら、来年度の予算が成立したら責任を取って辞任なり解散なりすると宣言すれば一発で協力の道に進むだろ。
緊急的な対応なんて1年ぐらいなもんだし。
どの道、本格的な復興は国民の信任を受けた政府じゃないと出来ないわけだし。

民主党員さんは国民の命を人質にした菅の保身は黙認するのに自民だけは批判する。
普通は権力なんか擁護しないよね。
もはや民主党員さんみたいな支持者も被災者を人質にしてるクズに見えてくるわ。
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