きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

小沢被告禁錮3年か

2012-03-10 10:20:42 | Weblog
小沢被告禁錮3年か        (012.03.10.)

小沢疑惑の問題は、「遣ってません」「知りません」「関係ありません」等々を遣って居ても否定で押し通せば、証拠不十分と言う事で、裁判では採用されない事が、小沢氏には充分研究済みであるから、徹頭徹尾、否定しそれも強気で否定すれば、裁判審査に採用されないと言う今までの慣例から、自信を持って否定を続けている。

今迄の裁判では、「グレーな疑いはあるが証拠が明確でないから無罪」として、検察の起訴から免れてきたのである。検察審査会の判定では、「4億円と言う大金が本人の相談も無く秘書の分際で、左右する事は考えられない」「不起訴処分は不当である」と言っているのだ。それも2回に渡って「不起訴は不当」と言う事であるから、“グレー”は“黒”ではないということだけで不起訴とする事には国民は決して納得しないであろう。

グレーであれば、グレーなりに多少の反省も見られるのであれば、まだしも、検察が不起訴にしたから、「清廉潔白である」と本人は、大きな顔をして、最近では、政界の表舞台に躍り上がり小沢派を従えて自分の党の代表を追い詰めている。日本の政界での「政治と金」の疑惑の根源になって居るこの事件は、此のまま見逃せれば、また元の木阿弥で、検察審査会重視の司法改正の意味が全くありません。

今回小沢被告禁錮3年の求刑は、検察官役の指定弁護士から出されたもので、根拠は、小沢氏の秘書たちが本人と連絡の上で行われた事として求刑は出されている。国民の理解では、秘書は、本人と一身同体で、秘書の行動は小沢本人と同一の考えでの基で行われていると見て、両者の間に「遣ってません」「知りません」「関係ありません」は将に虚偽であるとして、共謀であるとしている。

私もその通りであると思います。秘書との連絡無くして、全てが行われるとは、小沢氏に関しては特に信じられない事であります。すべての書類には小沢の署名捺印もある事がはっきりしている。
小沢疑惑に対する判決は、今後の「政治と金」疑惑に対する、大きな判例を示す事から、国民の一大関心事である。
(えびなたろう)


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