きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中国産冷凍インゲンに殺虫剤検出

2008-10-16 11:59:20 | Weblog
中国産冷凍インゲンに殺虫剤検出      (008.10.16.)

中国の冷凍ギョーザ中毒事件で、その解決を見ないまま、またまた中国産冷凍インゲンにジクロルボスと言う殺虫剤が混入した物が、輸入されている、八王子市の「イトーヨーカ堂南大沢店」で購入して食べた主婦が嘔吐や舌のしびれを訴え、保健所の検査では
ほぼ原液に近い高濃度でジクロルボスが検出されている。

インゲンの原産地は、黒流江省五大連池市産で「北緑食品」で昨年8月生産冷凍加工され、1年間保存されていた物で、今年の7月に「煙台北海食品」持ち込まれ、最終包装出荷されたものである。 今年7月23日に東京港に入港し、ニレイフーズが8月15日に輸入、9月14日からイトーヨー堂グループで販売を開始しされている。
被害者は10月11日に購入して異常を謳えているから、時間的に、他にも広く出回っている恐れが予想される。

ニチレイフーズはギョウザの事件もあり、特に受け入れ検査には充分の管理をしていた様であるが、それでもチェックをかいくぐって、入荷してくるこの問題に頭を抱えている。

特に今回も高濃度のジクロルボスの検出は、残留農薬程度のものではないことから、何処かで、人為的に混入された疑いも有り、徹底した解明が望まれている。
今回は中国公安当局も、工場内の混入も視野に入れた、捜査も行なっている様である。

いずれにしても、中国からの輸入食品は、日本としても一時的には中止しても長期的には継続せざるを得ないのであるから、単に中国だけの問題では済まされないことであります。

前回は、事件解決にたいして、お互いに対立した見解を主張し会っていたが、今回は中国当局も協調的である。この問題は、両国の国民にとっての食の安全に避けて通れない事だけに、しっかり、やってもらいたいと思う。

検査方法に対する提案:
被害者の話では、「冷凍インゲンを口にした時に石油のような匂いを感じた」と言っている。異物の混入に対する、検査方法に、“匂い”による鑑別方法を採用してはどうでしょうか。「麻薬犬」の様な、犬を使った方法も、異常を早く知る上で有効な手段であると思いますが。
袋詰めする前後で臭覚検査をやれば早期の異常が発見出来ると思うのだが。
(えびなたろう)



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