きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

低レベル汚染水の放出

2011-04-05 17:14:13 | Weblog
低レベル汚染水の放出      (2011.04.05.)

東京電力は、4日福島第1原子力発電所の高濃度汚染水の流出を避けるため、低濃度の汚染水を海へ放出して、汚染水の確保場所の余裕を持たせる事で、高濃度の汚染水の流出を防止する事に努めると言う事である。

放射線の発生を防ぐために炉心を冷却する水の放出が必要であるが、放出した水の量だけ汚染水が溜まる事から、溜まった汚染水の措置に頭を悩ましていた。

早晩行き詰まれば如何するのかと心配していたが、取りあえず高レベルの汚水だけは流出を防止する事に努め、人体に影響を及ぼさない程度の低レベル汚染水は海へ放出する事にしたらしい。

取り敢えずは昨日から放出を開始し、8日までに1万5000トンの水の放出を完了すると言う事である。

そこで、低レベルとは、どの程度の汚染で有るかが問題である。枝野官房長官の発表によれば、ヨウ素131で平時に安全とされている量の約100倍~500倍で、セシュウム134とセシュウム137が50~70倍程度であると言われている。

しかし、人間に与える影響としては、近海の魚を、1年間毎日食べ続けても放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間浴びても差し支え無いとされた1ミリシーベルトより下回る程度のものであると言うことです。

官房長官は、たとへ、低レベルでも、放出はしたくないのであるが、高濃度の汚染水が流出する危険を防ぐ処置として、やむなく、取った措置であると説明して、納得を求めている。

大気汚染で、光化学スモック情報とくらべ、健康被害に与える影響は同じようなものだが、原子力から来る「放射能」と聞くと、何か恐ろしさから来る感覚的には、拒否反応が強いように思われる。

「大気汚染」「海水汚染」「放射能汚染」等々、人間が住む環境が、近代化され文明が進むと共に悪化され、最近では、山に住む熊や、いのしし、野生の猿までが、人里に出没して、きて、騒ぎを起こしている。
人間の生活も一度振り返って、考え直す事も必要があるのではないでしょうか。
(えびなたろう)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-04-05 17:49:55
枝野なんて信じてるの?嘘ばっかりだろ。
常に詭弁。国民を愚弄してるわ。
だいたい世界がこれだけ民主党政府を批判してるのは隠したり嘘ついたりしてるからだろ。
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