きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

民主党の終焉

2013-07-22 10:58:10 | Weblog
民主党の終焉        (2013-07.22)

昨日の参議院選挙で、民主党王国と言われた、長崎選挙区に於いても最後の一人となった現職の大久保潔重氏(47)の落選で、衆参6議席を独占していた民主党王国長崎は、遂に崩れ去った。

4年前に、民主党政権への期待が大きかった分だけ、また、その逆風も大きく遂に最後の一人に成った大久保議員も落選が決まり、深々と頭をさげ、その瞬間、民主党王国長崎は崩れ去ったのです。

大久保氏が決して許せないと主張するのは、国営諫早湾干拓事業の開門問題で、菅氏の対応である。22年12月福岡高裁は、潮受け防波堤の開門調査を命じた。開門すれば農業被害が懸念される上、洪水の危険もます。地元住民からは上告を求めたが、菅氏は一切耳を貸さず、判決を確定させてしまった。「上告ぐらいはすると思っていましたが・・・・。

故西岡武夫前参議員議長らと必死で抗議をしたけど暴走を止められなかった。あの人の勝手な判断で党の信頼を失ってしまったんです。 諫早で生まれ育った大久保氏は市民の激しい怒りを一身で受け止めなければならなかったのである。

今回の参議院選は、各種事前調査で比較的善戦していたこともあり、海江田万里代表と細野豪志幹事長らが次々に応援に駆け付けたが、逆風は予想以上に凄まじかった、と言っている。

先の衆議院で長崎4選挙区はすべて自民党に議席を奪われ、比例復活出来たのは一人だけ。もはや長崎では民主党の看板では戦えないと思った様である。

民主党は、今にして思えば、纏まりの無い政党で、鳩山・小沢・菅と、「トロイカ体制」とも言われたが、結局は3人が夫々、バラバラで、夫々が、自分を主張する事だけにエネルギーが費やされ、3人とも厄病神としての存在であったのです。

今回完全に自民党政権に逆戻りしてしまったのであるが、今後の政界も対抗する野党が、もう少し纏まり、大きな政党に成らない限り、政界の発展は望めないのではないと思われる。

そして今後は常に世界の動きに注目し、その中での日本の姿勢が常に問われる物と心得た政治姿勢が大切であります。

近隣の国々は常に日本を見ているからで、一刻も世界から目を離す事が無い中で、国内政治をこなす事が必要であります。
(えびなたろう)


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