きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

国賓の招待は小泉さんも出るべきだ。

2008-05-09 10:07:24 | Weblog
国賓の招待は小泉さんも出るべきだ。     (008.05.09.)

今回の胡錦濤国家主席の訪日は、前回の江沢民国家主席が訪日した時と大分違いがある。
江沢民氏は、硬い表情で陰気なタイプな所があり其のうえ、宮中晩餐会でも人民服で参列すると言う若干無礼な所が日本国民に不快感を与えた事だ。そして結果は両国の互恵関係を同じく合意して帰国したが、その後は、約束と違い、自国の中で反日思想を植えつける国民教育を行なった事で、親善どころか、その後の日中関係は悪くなった事である。

今回の胡錦濤氏の場合は、氏の人柄からかも明るさがあり、日本との協調関係が両国の発展につなげたいと言う、思いがこめられた発言に現れていることが前回よりは良かった所だし、愛ちゃんとの卓球も爽やかなものを感じた。
ホスト役の福田総理は、元来が、中国よりの人だから胡錦濤の方もより気が楽であったかもしれない。

しかし、肝心の両首脳の会談で得たものは、具体的には何も無く抽象的な言い合いにおわっている。
福田総理は国内問題でも官僚や、族議員の顔色を伺い言いにくい事は回避するタイプだから、毒入りギョウザ問題やガス田問題、人権問題等々も言わずに終わり、胡錦濤氏の「暖かい春のたび」に同調して、北京五輪に協力する事を約束した程度だ。
結局パンだの2頭が貸してくれることに成ったのが、今回の一番の成果であったようだ。

今回の胡錦濤の日本に対する思いは、言葉や態度にも前回の江沢民より日本への協力に相当の思惑が伺われる。よほど国内問題に困っているのでは無いかと思う。

しかし、中国国内での国民の思惑とはまだまだ大きな開きがあり、其れを思うと今回の来日に対する、日本のサービスは若干過剰な嫌いがある。

それに、小泉首相が参列しなかった事にも私は不満である。相手側が嫌がっても日本の歴代総理の一人で、国賓として日本の国が客を迎えるのには当然宮中晩餐会には参列すべきであると思う。

日本は、日本と言う国の筋の通った対応をしない所が、他国からも批判されるところで、
相手が五輪に招待しないからと言うのは、相手の勝手で、日本での国賓扱いは、相手が嫌がろうとも国側の代表として出るのが当然である。そうする事によって、胡錦濤はじめ中国側にも良く認識させる事が必要である。

若し相手が断るなら、国賓扱いは辞めるべきだと思うし、今後も其の程度の国としての付き合いをすれば良いのです。
(えびなたろう)


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