農業大国日本がなぜTPPにおののくのか (2011.11.01.)
日本の国内農業生産額は2005年で826億ドル(約8兆円)と言われており、中国、アメリカ、インド、ブラジルに続き世界第5位を占めている。米ばかりではない、ネギは世界1位、ホウレンソウ3位、ミカン類4位キャベツ5位イチゴ、キュウリは6位、生産量、品質共々、家電や自動車等の工業分野と同様大健闘している。
私も1年、外地に住んだことがあるが、コメはどんなに高くても日本のコメでなければ、口にすることが出来ないほど味が違う。
その日本が、今回TPP問題で、参加すれば「大混乱に陥る」と恐れ、おののいている。私が“まさか”と思っている人までもが、不参加を表明しているが、信じられない事である。
日本の農産物は、品質と言い、生産技術と言い、世界レベルある、なぜ700倍以上の関税を掛けないと、遣って行けないのか。全く考えられない異常な事である。
問題はその異常な状態を直さない限り、700倍以上の障壁が必要になるので、原因ははっきりしている。
コメ作りに付いては、日本にある「農地法」が、新規農業の就労者にブレーキをかけ、祖先から田圃を引き継いだ人だけが農業をやる制度になって居る。また販売ルートに付いても農協が色んな形で関わり、唯一自由販売が許されている道の駅とかで売る農産物だけが許されている。
従って若い人から農業は敬遠され、農家も後継者がいなければ、休耕田状態の田圃が増えつづけ。ほとんどの農家は、自家用に造る程度に留まっている。
従って、今の状態で続ければ、日本の農業は将に壊滅の道を進んでいる事になります。更にTPPに参加しなければ、工業分野までもが、その犠牲に足を引っ張られ、農業だけでなく日本経済全体にも多大な影響を与える事になります。
私は、この機会に、TPPに日本自らが進んで参加し、日本の今の農政を根本的に見直し、法改正を行い、日本が持つ農業技術を若い人が進んで継承してくれることが、日本の農業発展に繋がる一番大切な事ではないかと思います。
(えびなたろう)
日本の国内農業生産額は2005年で826億ドル(約8兆円)と言われており、中国、アメリカ、インド、ブラジルに続き世界第5位を占めている。米ばかりではない、ネギは世界1位、ホウレンソウ3位、ミカン類4位キャベツ5位イチゴ、キュウリは6位、生産量、品質共々、家電や自動車等の工業分野と同様大健闘している。
私も1年、外地に住んだことがあるが、コメはどんなに高くても日本のコメでなければ、口にすることが出来ないほど味が違う。
その日本が、今回TPP問題で、参加すれば「大混乱に陥る」と恐れ、おののいている。私が“まさか”と思っている人までもが、不参加を表明しているが、信じられない事である。
日本の農産物は、品質と言い、生産技術と言い、世界レベルある、なぜ700倍以上の関税を掛けないと、遣って行けないのか。全く考えられない異常な事である。
問題はその異常な状態を直さない限り、700倍以上の障壁が必要になるので、原因ははっきりしている。
コメ作りに付いては、日本にある「農地法」が、新規農業の就労者にブレーキをかけ、祖先から田圃を引き継いだ人だけが農業をやる制度になって居る。また販売ルートに付いても農協が色んな形で関わり、唯一自由販売が許されている道の駅とかで売る農産物だけが許されている。
従って若い人から農業は敬遠され、農家も後継者がいなければ、休耕田状態の田圃が増えつづけ。ほとんどの農家は、自家用に造る程度に留まっている。
従って、今の状態で続ければ、日本の農業は将に壊滅の道を進んでいる事になります。更にTPPに参加しなければ、工業分野までもが、その犠牲に足を引っ張られ、農業だけでなく日本経済全体にも多大な影響を与える事になります。
私は、この機会に、TPPに日本自らが進んで参加し、日本の今の農政を根本的に見直し、法改正を行い、日本が持つ農業技術を若い人が進んで継承してくれることが、日本の農業発展に繋がる一番大切な事ではないかと思います。
(えびなたろう)
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