きまぐれ発言

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自民党の対立姿勢で開幕の国会

2011-01-27 11:21:32 | Weblog
自民党の対立姿勢で開幕の国会     (011.01.27.)

第177回の通常国会が24日から150日間の日程でスタートした。昨日は菅総理の施政方針演説と共に、関係閣僚による、政府4演説が行われた。

菅総理は、演説の中で、「平成の開国」をアピールし、「国つくりの理念は、平成の開国です。その具体化は、貿易・投資の自由化、人材交流の円滑化で踏み出します」とのべた。
野党からの野次では「何をやるんだ!」「財源を如何するんだ!」「ウソを居え!」等々何時もながらの野次が飛びかった。

菅総理の演説は約40分で、其の中で、社会保障維持のためには消費税のアップも避けて通れないと言う見通しを示し、「国民の生活の安心を高めるためには国民の皆様にある程度の負担をお願いすることは避けられない。この問題で与野党協議することを提案します」と野党側の協力を述べた。」

自民党の小泉信次郎議員は、首相の施政方針演説について、「指輪のないプロポーズというんですかね。相当誠意があり、信頼がなかったら踏み込めないですよね」とのべている。

行く手を阻む「ねじれ国会」の状況を、取り上げ、与党を窮地に追い込むことは、野党に取っては容易い事とは思うが、菅総理の改革に向けての努力は、政治生命を賭ける覚悟で、望んでいるので、国民に責任を果たす立場から、超党派の協議に参加を要望している。」

国会の初日と言う事もあって、各野党は厳しい姿勢を示すのは、当然ではあるが、自民党の谷垣禎一総裁は、衆議院解散・総選挙や管内閣の退陣に追い込む姿勢を鮮明にし、更に4月から行われる統一地方選を有利に進めたい思惑もあって、民主党のマニフェスト実行が出来ない事を挙げ、過ちを認めて、撤回を要求し演説中7回も衆議院解散・総選挙を行うことを求めた。

菅総理は、事態の現状を取り上げ、11年度予算や税と社会保障の一体化など急がれる法律が山積している国の実態に沿って、政策の一つ一つの協議に超党派の立場で、与野党協議を呼びかけている。

また、小沢氏の問題に付いても岡田幹事長は国民への説明が必要であり、もしも、強制起訴が仮に行われた際には、小沢氏自身が身の処し方を明確にするでしょう。と述べている。
(えびなたろう)


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