きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

遂に小泉元総理も呆れてしまった。

2009-02-13 10:44:36 | Weblog
遂に小泉元総理も呆れてしまった。      (009.02.13.)

昨日の「郵政民営化を堅持し推進する集い」に出席した小泉元総理は麻生総理の一連の発言について、「怒るというよりも笑っちゃうぐらい、もう、ただ呆れている」と痛烈に批判した。

国民の方も早くから呆れ果てた総理の発言に「何時までこの総理の基で国政が続けられるのか」と思っていたが、小泉さんの遣った郵政民営化に「反対であった」発言にはさすがのご当人も「怒ると言うよりただ呆れる」と言う気持が良く解る気がする。

それにしても、小泉内閣の一員として、麻生さんを信頼してきた小泉さんにも責任は皆無とはいえないが、小泉さんとしたら、「こんな男であったのか」と言う「騙された」とか「裏切られた」とかの気持が、「ただ呆れている」と言う発言に良く言い表されている。

集いには小泉チルドレンを含めて18人と言うメンバーだから、これ等が反旗を翻せば自民党の分裂は必至の状態に成る。

党内なだめ役の森元総理他、自民党内の守旧派が必死になっているが、大物の小泉さんが堂々と麻生批判をぶち上げたからには、今まで、口封じされていた党員からも押さえつけられていた自己表現が出来る様になったのではないでしょうか。

自民党の内紛は、永年政権の場に甘えていたマンネリ化が表面に出来た物で、党内刷新を忘れた今までの“垢(あか)”が、つもり積もった物で、この際徹底的に刷新される事を強く望みたいと思う。

同じ事は、日本相撲協会にも言えるのでは無いでしょうか。昔からの古い「しきたり」や「習慣」隠蔽された情報社会の中での運営等々が、今日の不祥事続きを呼んでいる。

古いことによって、残された文化的な物は、尊重すべきだと思うが、長い歴史の中でマンネリ化した習慣が初期の精神を忘れ、堕落してしまう事が、いけないのである。

自民党の長期政権維持は、政・官・業の癒着構造を生み、議員の中にも族議員がはびこり、中央集権化した「官僚主導政治」を許し、その結果が国民の方を向いた政治をしない麻生総理のような人が、間違って総理に成ってしまった事に繋がっている。

一刻も早い衆議院の総選挙で全議員の「禊(みそぎ)」を受けてもらいたいと思います。
(えびなたろう)


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