きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

次期アメリカ大統領選挙の行方と給油問題

2008-01-05 07:30:41 | Weblog
次期アメリカ大統領選挙の行方と給油問題   (008.01.05.)

今年はアメリカ大統領選挙の年である。

年明け早々3日に米オハイオ州に於いて、民主党・共和党夫々の党内での大統領候補を選ぶ党員選挙が行なわれ、共和党では「ハッカビー候補」が、民主党では「オバマ候補」が選出された様である。

アメリカの大統領は、アメリカ国内だけの問題ではなく全世界に与える影響力は甚大で、イラク戦争もブッシュ大統領でなかったら、起こらなかったかも知れない問題です。
其れだけに世界の国々からは注目の的になっている。

現ブッシュ大統領は、対イラク戦争に於いて大義無き戦争を行なってしまった責任もありアメリカ国民から信任が得られず中間選挙では、民主党に敗北を期している。

従って、次期大統領は恐らく民主党からの候補が勝つのではないかと言われている。

そして、民主党からの候補として、前クリントン大統領の妻であったヒラリー・クリントン女史が有力候補として騒がれていたが、今回オハイオ州での党員選挙では、二番手候補と目されていた、バラック・オバマ候補がトップの支持率を得て当選したと言う。

無論アメリカの1州だけの結果であるから、これから始まる他の州の結果を見ないと結論は出ないが、ここへ来て猛烈にオバマ候補が奮戦しているとの事で民主党の候補はオバマ候補の可能性が濃厚になった。

オバマ氏は父親がケニア生まれのイスラム教徒で、母親はスエーデン出身の白人である。本人はキリスト教徒(プロテスタント)で、コロンビア大学を卒業後、ハーバート大学ロースクールも卒業、弁護士として法律事務所に勤務しシカゴ大学のロースゥール講師をしておられる46歳の若き大統領候補で、演説が大変上手で、ケネディー2世とも言われるほどの人気がある。

この後、ニューハンプシャー州、サウスカロライナ州、と次々と党員選挙が行なわれるが、オバマ候補がこれ等の州でも優位になれば、次期大統領はオバマ候補になる可能性はあると見て良いと思われる。

いずれにしてもブッシュ大統領は今年限りで交代と言う事になり、他の候補はいずれもイラク戦争に批判的であるから、中東問題は終結に向かう事はほぼ間違いないものと思われる。

日本は、其の事を考慮に入れて今後の外交を考えて行かないといけません、今後の国際貢献は、戦争ではなく、貧困対策に対する国際貢献です。

インド洋での給油活動は、もはや、この際きっぱりと中止を宣言すべきです。世界の国々はアメリカの動向を早くもキャッチし、来年以降の国際情勢を視野に入れた行動をとっています。

インド洋の給油問題は、自民党に取って、「面子に掛けても」と言う拘りがあるでしょうが、数百億円と言う税金を使って、無料で給油を奉仕し続ける事は、全く馬鹿げた事です。

むしろ特別措置法ではなく、恒久的な国際貢献の法律を作り、環境問題も含めて、平和国家日本としての国際貢献を官民挙げて行なう事を提案してください。
アメリカの次期大統領も諸手を挙げて賛成してくれるでしょう。

                          (えびなたろう)


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1 コメント

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はじめまして (こおろぎ)
2008-01-05 16:03:32
楽しいブログなのでいつもこっそり拝見させて頂いてました。
今日は新年ということもあって初カキしました☆また遊びに来ます♪
楽しいといえば1/3日に遊んだけどココもよかったですよ~
http://pinkpag.net/p/215
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