きまぐれ発言

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中国が米韓軍事演習を容認

2010-11-27 11:47:41 | Weblog
中国が米韓軍事演習を容認       (010.11.27.)

米韓の軍事演習に7月の時点では、中国も空母ジョージ・ワシントンを入れた軍事演習に強く反対し、一応米国も聞き入れて、取りやめたが、今回の北朝鮮による、延坪島砲撃事件は、北朝鮮の明らかな休戦協定違反で、民間住民を含めた死傷者をだす被害になっている。

アメリカのオバマ大統領も今回は、「新たな挑発行為だ!」として強く非難し、今月28日から12月1日まで米韓合同の軍事演習を黄海で実施する事を決め、原子力空母ジョージ・ワシントンも横須賀から出港し参加することを表明した。

中国側も、最初は前回同様、黄海での軍事演習に反対していたが、今回は明らかな北の無謀な攻撃に対し、北を擁護することが、自国の国際的な孤立を招くと自覚したのか、「中国の排他的経済水域(EEZ)での軍事演習に反対する」と発表し、EEZ水域以外での演習を認める態度に変わった。

それでも、中国国内の動きは北朝鮮を庇う傾向が強く、中国メディアのなかには、今回の事件を、「韓国側が先に攻撃した」と報じているところも在る。

中国のこうした傾向は、大国として今後の国際社会に於ける、信頼を損ねる問題で、国際社会における平和統制の責任を持たねばならない立場の認識が不足しているとしか言いようがありません。

今年の7月にも、南沙諸島でインドネシア海軍と中国民間漁船とで、違法操業問題があったが、中国の軍事力を嵩にした、圧力に漁民開放を要求した事が報じられている。

国際的なルールや、平和統制の責任を、大国が率先して、守らねばならない、国際社会において、此れでは、如何しようも在りません。

それには、ASEAN諸国が一致して、声を張り上げて行く事が必要である。北朝鮮は中国の擁護を期待して、横暴を繰り返しているのであるから、中国自身が厳しく自覚するべき事ではないでしょうか。
(えびなたろう)


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