きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

原発に対するストレステスト

2011-08-13 11:23:12 | Weblog
原発に対するストレステスト       (2011.08.13)

今年の暑さは、また格別で、35度以上の気温は、人体に強い「ストレス」を与えている。
カナダの生理学者ハンス・セリエは人体に色んなストレスを与え、それに対応する身体の反応を研究した学者です。
東洋医学で、「心身一如」と言う考え方があります。それによれば、「脳」と「身体」、「身体」と「環境」夫々に密接な関係があると考え、夫々に対処するのが効果的であると言われています。
そしてそれに対応して漢方薬や薬膳はじめ、太極拳、気功、つぼマッサージ等々身体と脳をリラックスさせる、アロマや音楽、森林浴、などの環境が夫々に良い効果をあたえる。という物であります。

原子力の稼働に対しても、安全性の確認の上から、いろんな角度から色んな刺激を与え、それにどう対応できるかが、安全性確認の上で重要な事である、とIAEAはその必要性を唱えているのである。単に、新型であるとか、旧型であるとかではなく、事故にたいする対応性が完全であるかどうかを、言っているのである。

福島原発の場合は電源の全面喪失と言う状態に対して、炉心の冷却が出来ず「メルトダウン」を起こしてしまった事は、国内の全原発に対して、早速の対応が必要である。

其れよりも、自動停止と同時に、絶対に炉心が空焚きにならない様な構造に造れないのか設計上の研究も必要ではないかと、思います。

その様な対策がとれた段階で、ある程度稼働を許しても安心度は高まるが、100%ではありません、しかし今までの定期点検だけでは、安心は出来ないと思います。

「脱原発」は最終目標であるが、一挙にやめる事が出来ない現状では、ストレステストの項目は少なくとも、クリアーして、やむを得ず、稼働を許すと言う考え方で進めるべきではないでしょうか。
(えびなたろう)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-08-13 11:35:12
いまだに稼動前提のアリバイテストを評価してんだね。
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