きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

野党の再編が必要

2013-07-25 06:53:34 | Weblog
野党の再編が必要        (2013-07.25)

今回の参議院選をみて、特徴は、自民が一人勝ちであった事である。その意味は、自民が其れだけ国民から信頼された事であろうか、それとも、野党が一方的にだらしが無く、任せる政党が居ないから、自民に流れたのであろうか。此のどちらかで有ると思う。

現状の世界情勢を見ても、経済不安、其れに乗じた、軍事不安まで高まりを起こしている。特に中国は、此の所、国を挙げての、経済発展政策を取り、国民総生産高(GDP)では日本を抜いて世界第2位に浮上し、その勢いで、更に米国と並び、アジアに於ける経済支配を目論んでいる。

日本は、従来まで、アメリカと強調して、少なくともアジアに於いては、先進国の一国としてバランスの協調に貢献して来たが、民主党への国内政権交代が、米国への信頼を失い、米国自身も、オバマ政権に代わってからは、日米両国の絆が緩み、其れに付け込んだ中国は尖閣諸島問題をお越し、今迄信頼し切っていた、韓国からも、竹島問題等々で、問題を起こしている。日本の現状は、いま、周辺の国々から、弱みに付け込んだ色んな問題に巻き込まれているのである。

今回の参議院選で、取り敢えず、自民党に政権が戻り、米国との絆も改めて、固く結ばれる事が約束されたが、結局日本の政治は、元へ戻っただけで、何の改革も進歩もありません。
相変わらず、官僚支配の無駄使いの政治に戻っただけです。

その原因は、自民党に代わる政権がないからである。与党は自民と公明の2党で、野党は其れに対し、民主党・日本維新の会・みんなの党・日本共産党・生活の党・社会民主党・みどりの党・新党改革・新党大地・沖縄社会大衆党の10党である。

なぜこんなに沢山、野党が必要なんだろうか???。そして夫々が烏合の衆の様に纏まりがなく、騒いでいる。だから、この状態では、隙あれば、他国から難癖を付けられるのも当たり前である。アメリカのように、民主党に対し、共和党の2党だけであれば、健全な政冶が、国の為に維持していると思うのだが・・・・・。

さしずめ、「民主党」「日本維新の会」「みんなの党」位は一緒になって、健全な野党を構成し、其の段階で政権交代が行なわれれば、他国からの外乱が入る余地もないと思われる。
其の為には、取り敢えず、野党の再編に向かって、党内を乱す勢力には一応の整理が必要では無いかと思います。
(えびなたろう)