きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

ASEAN首脳会議の重要性

2011-11-18 16:52:15 | Weblog
ASEAN首脳会議の重要性         (2011.11.18.)

インドネシアのバリ島で17日東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会談が開かれ、ミャンマーが2014年度の議長国に就任する事が、決まった。

ミャンマーは、1997年にASEANに加盟しており、アルファベット順に議長国を決める習わしになって居て、本来なら2006年にその順番が回って来ていたが、国内における人権侵害問題が参加の他国から批判が出ており、国内からも辞退する意向もあったので、議長国にならなかった。

ミヤンマーは軍事政権による反民主化運動をお越し、アウンサンスーチー女史を自宅監禁を行い、多くの政治囚を逮捕したため、国際社会から経済制裁が取られていたのである。

その中で、中国だけが、ミャンマー国内資源が目当てに軍事政権と連携していたがそれも長続きせず、今年3月やっと民政移管に転換しアウンサンスーチー女史も解放され、多くの政治囚も解放されたのである。そして民政移管で就任したテインセイン大統領は2016年の順番を2年前倒しして2014年の就任を強く求めたのである。

今回ASEAN首脳会議の議長国、インドネシアのマルテイ外相は記者会見で「全首脳がミャンマーの変化を評価した事で、全会一致で求めに応じ就任が決まった」と述べている。

ミャンマーと言う国は、アジアに於いては資源も豊富で、国民の識字率も高く、重要な国である。それだけに中国は軍事政権と手を組み資源確保を狙っていたが、ミヤンマーがASEANの議長を引き受ける国として、各国の評価を得たことは、今まで勝手な振る舞いをする中国に対し、ASEAN各国が一団となって発言する事は、大国中国に対しブレーキを掛ける働きが強化される事になる。

大国と言えども国際社会の反発を買う様な振る舞いは出来なく成ることは今後益々強化されてゆく。アジアに於ける諸問題の中には、南沙諸島の領有権問題がある。これも中国は当事者との2国間で話し合う事を強調しているが、ASEAN連合がこの問題の真正面から取り上げることを首脳会議で決めている。それは大国による、エゴを認めない姿勢の表れである。

中國は常識離れした横車を武力や、経済力等々の“力”で弱小国をねじ伏せる手法が平然と行われてきた国である。

これに打ち勝つためには、弱小国でも団結して、各国の首脳が連合して戦う事が今後最も必要に成ってくるのではないでしょうか。ASEAN連合やTPPに付いてもアジアに於ける弱小国家を守る上で、欠かせない働きをする連合国会議なのである。
(えびなたろう)


ASEAN首脳会議の重要性 

2011-11-18 10:57:07 | Weblog
ASEAN首脳会議の重要性         (2011.11.18.)

インドネシアのバリ島で17日東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会談が開かれ、ミャンマーが2014年度の議長国に就任する事が、決まった。

ミャンマーは、1997年にASEANに加盟しており、アルファベット順に議長国を決める習わしになって居て、本来なら2006年にその順番が回って来ていたが、国内における人権侵害問題が参加の他国から批判が出ており、国内からも辞退する意向もあったので、議長国にならなかった。

ミヤンマーは軍事政権による反民主化運動をお越し、アウンサンスーチー女史を自宅監禁を行い、多くの政治囚を逮捕したため、国際社会から経済制裁が取られていたのである。

その中で、中国だけが、ミャンマー国内資源が目当てに軍事政権と連携していたがそれも長続きせず、今年3月やっと民政移管に転換しアウンサンスーチー女史も解放され、多くの政治囚も解放されたのである。そして民政移管で就任したテインセイン大統領は16年の順番を2年前倒しして14年の就任を強く求めたのである。

今回ASEAN首脳会議の議長、インドネシアのマルテイ外相は記者会見で「全首脳がミャンマーの変化を評価した事で、全会一致で就任が決まった」と述べている。

ミャンマーと言う国は、アジアに於いては資源も豊富で、国民の識字率も高く、重要な国である。それだけに中国は軍事政権と手を組み資源確保を狙っていたが、ASEANが今度は議長を引き受ける国として、一員に帰り咲いた事は、今までの様な中国一国として勝手な振る舞いにはASEAN各国が発言する事に寄りブレーキが掛かることになる。

大国と言えども国際社会の反発を買う様な振る舞いは出来なく成ることは今後益々強化されてゆく。アジアに於ける諸問題の中には、南沙諸島の領有権問題がある。これも中国は当事者との2国間で話し合う事を強調しているが、ASEAN連合がこの問題の真正面から取り上げることを首脳会議で決めている。それは大国による、エゴを認めない姿勢の表れである。

中國は常識はずれのエゴイズムを通すために、武力の表示、経済力の表示等々をかざし“力”ずくで弱者のねじ伏せる手法が平然と行われる国である。

これに打ち勝つためには、弱小国でも集まって、各国の首脳連合で戦う事が今後最も必要に成ってくるのでは無いでしょうか。
(えびなたろう)