虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

羞恥心を失うと

2023年10月22日 | Weblog
40年以上も前の話だが、ロスに行ったとき、ちょっとした観光をしてもらった。

マイクロバスで、日本語の堪能なアメリカ人がガイドだった。観光内容は覚えていないが、

今やアメリカでは、空気まで税金をかけようとしている、なんて話だけが記憶に残っている。

2日に一日か、3日に一日は、お国のために働いていることになっているという。

当時は、サラリーマンで、給与明細なんてしっかり見ないから、全くいい加減だが、

それでも、日本はそこまではひどくなかったと思う。



今の日本が、当時のアメリカになっている。

たぶん、2日に一日はお国のために働いていることになる。

暴動が起きても、おかしくない事態だと思うが、日本人はそんなことは、滅多にはしないだろう。

少し前、生活保護を受けられずに、おにぎりが食べたいと言って亡くなった人がいた。

生活保護者が、最低限の生きる権利をと主張して、みんなが働いている時間に徒党を組んでデモする時代でも、

普通の日本人は、そんなカッコウ悪いことはしないだろう。


共産党と左翼は違うと言った知り合いがいたが、

どっちも、先人が培ってきた生きるための知恵、家族の在り方、文化伝統、日本人のいいところ、

あれもこれも、とにかく崩壊させるのが目的だから、

結局は同じで、壊した後、どんな社会を作りたいのか分からないが、

旧ソ連や今のチャイナを見れば、分かるだろうに。


問題にもなっていないことを、問題にして、人権だの、権利だのと騒いで、

法律にまでしてしまうのは、

愚かだとしか言いようがないが、羞恥心を失うと、人間は何でもやるから、

国民みんながマスコミからの卒業をしなければならないだろう。


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